Wednesday, June 30, 2010

melbourne

ここメルボルンに来るのももうこれで3度目ですが、ここは地理的には世界から隔離された都市で、オーストラリア大陸でも一番南に位置する州都です。 アメリカ大陸やヨーロッパの主要都市からいづれも12000Km以上離れているらしいです。
最南端=一番気温も低く、日中で10度を少し超えるくらいで、日が暮れると10度以下に下がるので、服をあまり持って来れなかった自分にはちょっと厳しいです。


いつもは会場から広い公園を隔てた所にあるホテルに宿泊するのですが、今回はダウンタウンの真中に泊っているので、会場まではヤラ川沿いを15分ほど歩かないといけないのですが、なかなか景色もよく気持ちのいい散歩です。




ここにはイギリス風な古い建物がたくさん残っているのですが、その中でもひときわ目を引くのがこのフリンダース・ストリート駅。 メルボルンのシンボル的建物です。
今週はショーのスケジュールも忙しいですが、やっとショーのルーティーンにも慣れてきたので、楽しみながらコツコツとこなしていこうと思います。

Tuesday, June 22, 2010

jacob's creek

昨日フライトでブリスベンからアデレードにやって来ました。
さすがに南に下がったのでここは晩秋といった感じ。 今日北半球が夏至だったということは、ここは冬至だったのでしょうか。


まる1日休みなのは今日だけだったので、友達数人でワイナリー・ツアーに行って来ました。
最近はオーストラリアン・ワインも"Yellow Tale""Jacob's Creek"に代表されるように、世界各地で愛飲されていますが、過去2回オーストラリアでテイスティング・ツアーをしたのはHunterValleyだったのですが、今回初めてアデレードに来たので、オーストラリア有数のワインの産地BarossaValleyへ行って来ました。

アデレードの市内からは車で1時間ほどなのですが、街を離れると広大なブドウ畑が広がります。 途中車窓からはカンガルーが何匹もいるのが見れたり、羊ののんびりする姿も眺められました。



結局5つのワイナリーを巡ったのですが、オーストラリアでは赤のスパークリング・ワインも沢山出ていて、これもその中の1つ。 赤を冷やして飲むことすらタブーな気がしますが、夏など暑い屋外で飲むにはこんな赤のスパークリング・ワインもありなのかな? だったら普通のシャンペンでもいいような気もするけど・・・。


とにかく白から初めて何本もテイスティングしていくのでボトルが並びます。


これはポートですが、どちらかと言うとハンガリーで飲んだトカイ・ワインと随分近い味がしました。


とても気持ちのいい景色が広がります。


今回行ったみんな。 行く所行く所でどういうパーティーなのか聞かれて気が付いたのですが、8人共ほぼ出身国が違ってて、計6カ国から集まってました。


自分が今回一番楽しみにしていたのがここJacob'sCreekのワイナリー。 やはり他とは違って大規模でした。 


ビジター・センター内にはテイスティング・カウンターのほかレストランも併設されていて、眺めもいいのでとても気持ちがいいです。


アメリカでは見ることのない色々な種類のJacob'sCreek。 なぜアメリカでは決まった種類しか見ないかと言ったら、やはりカリフォルニアのワインを守るために流通させないそうです。


と言うことで、普通では飲めそうにない種類をとことん試飲! このShirazのロゼのスパークリング!このピンク色が何とも綺麗。


沢山試した中で一番美味しかったのがこのShiraz! しかもここのワイナリーでしか買えない限定品。 なんとも深いしっかりとしたボディーでう~ん。美味!! 友達に1本買って帰りました。


これもよそではあまり見ないGramp'sというワイン。 もともとこのGrampという人がドイツから移民して来てこのJacob'sCreekを創設したそうで、このJacob'sというのはここを1839年に調査に訪れたJacob兄弟の名前にちなんでいるそうです。
ということで、これが創始者の名前の付いたワイン。 全種類試飲しました!


これが外観。 建物も新しく気持ちのいいところです。


夕暮れ時、正面には大きなユーカリの木があって、大きなオウムも飛んできていました。 背後は広大なブドウ畑です。
一度はJacob'sCreekに来てみたかったので、よい経験の出来た1日でした。

Saturday, June 19, 2010

dash


さて、3日の練習でショーの後半45分のナンバー全てのセリフと演技とステップを覚えて、今日3回目のショーで新しいキャラクターでオーストラリア・デビューをしました。
さすがに10年同じキャラクターをやって来て、ここで全く違う役に挑戦するのはなかなか大変で、この短期間で全てを覚えて、役柄に徹するのは不可能に近く、とにかくセリフとステップやほかの人との絡みを間違えないように、そればかりを頭に入れて頑張りました。
随分と変な汗をかきましたが、必死にこなした45分間でした。 来週からは毎ショーやらないといけませんが、とりあえず一発目がなんとか形になったので、今後はちょっとキャラクターにも慣れて来て、もう少し楽に滑れるようになってくるかな?
あと5週間のここのショーの主役ですが、この新鮮な緊張感を楽しみつつ頑張ります!

Tuesday, June 15, 2010

lone pine koala sanctuary

会社が仕事に1日前にここに来させてくれたので、今日は1日休みでした!
やはりここまで来たらコアラに会いたかったし、カンガルーにも触りたいなぁと思っていたら、まだここのコアラ・サンクチュアリーに来てなかった友達がいたので、今日はそんなみんなで行って来ました。



オーストラリアのどこでもコアラを触れるわけではなくて、コアラが住んでいるのは東海岸沿いで、その中でもコアラを抱くことが出来るのは2州のみ。 シドニーなどでは抱くことは出来ません。


コアラは木につかまって生活するので随分と鋭い爪を持っていて、ギュッと握られるとちょっと痛いです。 でも毛はフサフサとしていて気持ちがいいです。
コアラの寿命は10年程度だそうで、体重も10キロ前後だそうです。


コアラよりもおとなしいのがこのカンガルー。 とにかく猫のようにず~っと休んでいて、いくら触っても嫌がりません。 飛び跳ね始めるとちょっと怖いくらい早いのですが、普段はぼ~っとしています。


みんな日陰でゴロゴロ。。。


ワラビーもおとなしく、毛もふさふさ。 彼らの後ろ脚は随分とたくましく、蹴られる恐怖すら感じるのですが、前足はとってもか細く折れそうなくらいです。
ここの動物園。 以前はいなかったカモノハシも仲間に加わったので、この地域を代表するコアラ、カンガルー、ワラビー、ウォンバット、ディンゴ、タスマニアデビル、カモノハシと見たい動物全てに会えます。
着いて早々オーストラリア満喫できました!
明日から仕事開始! 新しいショーを勉強しないといけないので今夜から勉強再開!

Monday, June 14, 2010

brisbane

さーて。 突然ですがオーストラリアへやって来ました。
日本からだと8,9時間のフライトで着いてしまうここブリスベン。 もうここに来るのも3度目です。
まさかオーストラリア・ツアーを3度もするとは思わなかったね・・・。


そろそろ日本も蒸し暑くなってきていたので、ちょうどいいタイミングで脱出できたのですが、ここオーストラリアは南半球なのでこれからが冬。 とはいってもそこまで気温は下がらないので、ちょうどいい感じと言ったところでしょうか。

ここブリスベンは街中を川がS字に流れていて水が豊か。 アジア人+日本人人口も多く、あまり外国感がしないかも・・・。



建物の上にもコアラ。


オーストラリアにはあまり普段目にしない植物や動物が多いけど、こんな木も珍しいですよね。



オーストラリアと言ったらやはりコアラとカンガルー。
今回は本物見に行く時間があるかな?

osaka, nara

ブログのアップが遅れてしまいましたが、先日大阪での仕事が入って、はじめて新しくなった浪速のリンクに行ったり、15年振りに臨海のリンクにも足を運びました。
しかし浪速のリンク、一般営業中にはフィギュアの選手は滑れないし、本当に不公平! フィギュアの選手だって大阪市民、一般のリンクで練習できるのに市営のリンクで練習が出来ないだなんてどうかしてるよね。 これだけフィギュアが人気なのに、これだと税金の無駄遣いだし不公平。 裏で誰かが繋がってこんな常識のない現状があるんだろうけど、ほんと先週はかわいそう。 みんな頑張って深夜の貸切で練習してることを役人は知っているんでしょうか?


そんな、久し振りの関西訪問中、一日休みがあったので、タイムリーな遷都1300年祭で沸く奈良へ足を運びました。

アメリカで生活してても、ここ平城宮の朱雀門と大極殿が復元されたことはニュースで知っていたので、やはり一度は見ておかないとということで行って来ました。
週末と言うこともあってかすごい人の数。 自分は勘違いをしていたのですが、ここは平城京を復元したのではなく、平城京の平城宮を復元したもの。 
それでも随分と面積は広く、朱雀門から大極殿までは日よけもない道を永遠と歩かなくてはいけなくて、もし真夏に来る人がいたら、ちゃんと水のボトルなど用意しておかないと大変なことになりそう。

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大極殿のある広場もかなり広大で、ここで夏の夜にコンサートなんかしたらいいんだろうね。
建物はと言うと・・・大きいです。
この建物の鯱に当たるものに沢山の針が刺さっていて、”これはいったい何だろう”と言うことで議論をしていたのですが、結局は鳥除けだそうです。 随分気になる針なので、行く人があったら注目してみてください。
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で、ここは言わずと知れた東大寺。
ここに来るのも8年振りとかでしょうか・・・。 ほんとは今随分と話題になっている興福寺の薬師如来を観に行こうと思ったのですが、閉館直前で45分待ち。。。 諦めました。


しかし大仏さん。大きいですね! ご利益と言うより、その大きさに圧倒されます。


と言うか、この奈良公園の注意書き・・・。 この絵を採用した人、なかなかいいセンスしてますね。