Friday, December 28, 2012

boston ah boston, boston

もうボストンで公演するのは何度目でしょうか・・・? 兄夫婦が住んでいたこともあったり、来ると2週間単位でステイしたりしていたので、空港に着いたらなんだか地元にでも帰って来た気分。 いつも寒さが厳しいボストンですが、今回はそんなに雪もなく、今日は一日雨だったくらいです。
25日はフライト2つを乗り継いで日が暮れてから到着。 せっかくなのでそのままボストン・コモンを抜けてコリアンでディナー。 アメリカは新年まではツリーもイルミネーションも続くので、まだまだ街は華やか。
クリスマスはどこのバーも閉まっていたので、近くで開いていたリッツ・カールトンでSmall Party。 人も少ないしラウンジはオシャレだし、ゆっくりといい時間が過ごせました。
その後は夜の10時半から楽しみにしていた”レ・ミゼラブル”の映画を観に。 キャストは大好きだし、舞台ではなく映画としては十分に楽しめたのですが、ジャベールを演じるラッセル・クローは全くにあってないし、第一歌が歌えてない・・・。 うぅぅぅ。。。 完全にミス・キャスティング。 ビジュアルもいいけど、フランスのバリケードのシーンは下町の雰囲気がいまいちかなぁ・・・。 しかもあれは絶対イギリスのグリニッジの海軍学校で撮影してるよね・・・。 あそこで撮影されてる映画って結構多いみたいだけど、ちょっとイギリスっぽ過ぎるかも・・・。 うぅ・・・しかしジャベールがダメだぁ!!
1日しかない休みは朝早くから近くのクインシー・マーケットへ。 アメリカではなかなかない古い建物の立ち並ぶ中、朝の冷たい空気の感じるのはとっても気持ちがいいです。
まだまだクリスマスな雰囲気です。
この立ち並ぶビルの中にぽつんと時代に取り残されたようにたたずむのは旧マサチューセッツ州議事堂。 1713年に建てられた、周囲では一番古い建物です。 1776年にはこの東側のバルコニーでアメリカ独立宣言が読み上げられました。
ここは旧州議事堂の近くにあるOld South Meeting House。 1729年に建てられた、これも古い建物ですが、ここで会議が行われその後のボストン茶会事件に続きます。
昼の3時からひとりでマンダリン・オリエンタルでご褒美にワインと読書で贅沢タイム! ほ~っとワインを楽しみながら本を読んでいたら、しばらくして今週1時間ほど離れたプロビデンスで公演の啓司君とヒトミちゃんが来てくれて合流。 そこに潤やみんなが参加して団体に。 結局みんなでしばらく飲んでいました。^^ 夜はチャイナタウンに移ってベトナム・レストランへ。
お互いにアメリカをツアーしていると、時々こうして会えるのは嬉しいです。 啓司君、ヒトちゃん。 わざわざ来てくれてありがとう!! 楽しい時間が過ごせたよ!!
ところで、今回も崇人くん頑張りましたね!! お陰でこのエキシビジョンも大活躍。 色々な舞台で滑ってくれてありがとう! このままの流れで世界選手権でもこのプログラムお披露目して下さい!!

Sunday, December 23, 2012

toledo

トレドとは言ってもスペインのそれとは違いオハイオ州の端っこ、エリー湖の近くの小さな町です。 ここにはもう何度も来ていますが、今まで一度もカラッと晴れたことがなく、暗~く寒~いイメージしかない場所です。
そんなこの場所でマヤ暦の世紀末を乗り越え、クリスマス・イヴも仕事。 今までいつもどこかでクリスマス・ディナーをしていたのですが、ここには空いているレストランもなし・・・。
ま、今年はNYに行くまでホリデーの雰囲気はお預けのつもりなので構わないのですが・・・。 やはりちょっともの寂しい。
25日のクリスマスは1日中フライトでボストンへ。 でも残念なことに大晦日にはNY州の田舎へ行ってしまうので、ボストンの花火は見れず・・・。 今年はあらゆるイベントから見放されています。
1月になったらNYで自分自身を甘やかすぞ!!!!!
 
あ、全日本フィギュア、男子終わりましたね! 崇人くん頑張ってくれたようで、ちょこちょこ関わらせてもらっている自分にも喜びのおすそ分け頂きました。 これからが正念場。 次の1年しっかりと乗り切ってほしいですね!

Sunday, December 16, 2012

john deere


先週末セント・ポールで降り始めた雪、1日半でこんもり積もりました。 バスでの移動に時間が掛るかと思いましたが、ちょっと南に降りたら雪も消えたので、予定通りに6時間でイリノイとアイオワの州境にある、先週のセント・ポールとミネアポリスが"Twin City"なら、ここは4つの街が合わさって"Quad City"と呼ばれているモリーンへ来ました。
何もない小さな町ですが、ま、季節がらクリスマス・カードを書くには最適でした。

 そんな小さな町に世界最大の農機具・重機械メーカー。 緑と黄色のシカのマークで有名なJohn Deereの本社があります。
会場から道を挟んだ隣に無料の博物館があったので遊びに行ってみました。

会社の歴史は古く、1873年の創業。 もともとは馬に引かせて畑を耕すような農耕具を生産していたようですが、初期には写真の様なハンマーやフライパン、フックの様なものまで作っていたようですね。
1930年頃になるとこの様な動力を用いたトラクターも出来ていたんですね。
ここには最新の重機器が並んでいるのですが、こんな6本足で森の中を歩いて木のメンテナンスや伐採の出来る機械も。 
 まぁ、これらの機械の大きいこと・・・。 写真ではその規模が分からないかもしれませんが、このタイヤ、自分の背丈よりも大きいです。
 巨大農園の広がるアメリカに欠かせないのがこのような巨大農機具。 まぁ。この刈り入れ機の大きさも半端じゃない・・・。 ちゃんと運転席にも座れます。(内部は結構ハイテク)
 これだって、タイヤだけでも背丈以上。 運転席に座ると建物の2階から眺めているよう。
普通のブルドーザーに見えるこれも人の2倍くらいの大きさ。
ちょっと時間があったから見に行ってみようと思っただけなのに、会社の紹介VTRや歴史を読んでいると、これまた興味深いし、何よりこれらの重機械のデカさにはおったまげた! う~ん。面白い!

Friday, December 7, 2012

休みの最後の日もミネアポリスぶらぶら。 ここの広場のオブジェがなんだか可愛くて寒い中見入ってしまいました。
 作家さんの名前はよく知りませんが、結構あちこちのこの作家さんの作品って点在してますよね。
 アメリカはどんどんクリスマスの雰囲気が高まっていますが、セント・ポールもイルミネーションがとっても綺麗。

 これで寒くなかったらしばらく眺めてるんだけどね・・・。 今週末はマイナス13度です。 うぅぅぅ・・・。
 ここセント・ポールはあのアメリカを代表する作家(フランシス・スコット)フィッツジェラルドが生まれ、ある時期を過ごした街。(一度グレート・ギャッツビーを読んでみましたが、ちょっと苦手で挫折・・・) 
この彼のファーストとミドルの名前、自分も知らなかったのですが、以前ボルチモアのブログでアメリカ国歌を作詞した人の話を書きましたが、その作詞をしたフランシス・スコット・キーが父方の遠縁にあたる為名付けられたそうです。
そんな彼の名前を持つ劇場があるのですが、1910年に建てられて、現在は国の史跡にもなっているようです。 あまりメジャーな出し物の公演はないような感じ。
さて、週に1時間、ラッキーで1時間半しか練習時間のない厳しい環境ですが、思い立ってはトリプル・アクセルに挑戦です。 このビデオはそんなにいい飛び上がりではないですが、なんとかもう一度くらいは片足で立ちたいねぇ・・・。
また頑張ります。。。

Thursday, December 6, 2012

st paul

久し振りのセント・ポールへ戻って来ました。 ここセント・ポールはミネアポリスとのツイン・シティーと呼ばれていますが、空港の近くにはアメリカ最大のショッピング・モール"Mall of America"があって、休みの初日はクリスマスに必要なものの買い出しに行って来ました。(とは言ってもカード買うくらい)
2日目は朝からバスで30分ほどのミネアポリスへ。 ここでも何度も公演をしていますが、ダウンタウンのビルはどれもSkywalkで繋がれていて、寒い屋外を歩かず、カフェなどの並ぶ通りを歩くのも楽しいです。
ミネアポリスと言えばアメリカの大手ヘア/スパ・チェーン"AVEDA"の生まれた街。 ここにはそんな学校もあるのですが、生徒さんの練習台として、格安でカットやマッサージを受けることが出来ます。
と言うことで、そんなに長く切らなくてもよかったので、ものは試しとカットに行って来ました。
中は広~いフロアに無数のミラー付きのカット台整然と並んでいて、客用のサロンではないのは一目瞭然。 客を切るに至った生徒さんとどれくらい切るか相談、それ先生が来てチェック。 カットの後の最終チェックにも先生が来るのですが、感想はと言うと・・・。 腕は素人だね・・・。 ホテルに帰ってから自分でハサミで直しました。
ま、AVEDAで勉強してもこの程度なんだね・・・というレベルを納得。 日本のカット技術の高さに改めて脱帽です。
前回のブログにも登場したこの"Caribou Coffee"。
ミネアポリスのダウンタウンからバスで30分。 ここが全米第二位のチェーンに至った原点。 第一号店です。
ネットで調べてもここに関しての情報はほとんどなくて、来る前に電話で第一号店であることを確認してから来ました。
な~んにもないエリアにあるのですが、店内もとっても狭くて席は4席・・・。 どこを見てもここが一号店であるとは書いていなくて、店員さんに聞いたら"あぁ。。ウィキペディアには書いてあるけどね・・・ははは。”と言うことでした。 今年はオープン20周年。 歴史ですね!
色々なチェーンの一号店を見て来ましたが、そんな普通のお店から大チェーンに至る道のりを考えるとワクワクします。
行きたい人の為に住所。 4408 France Ave. South, Edina, MN55410
もう5時を過ぎたら暗くなりますが、セント・ポールに戻ると1841年に建てられた大聖堂が闇に浮かんでいました。

ここでは前回もAsian American Pressに載りましたが、今回も取材がありました。 記事が載ったのでリンクを張っておきます。 英語の分からない人はGoogle翻訳で訳して下さい!
http://aapress.com/sports/disney-on-ice-skater-in-14th-year/

Friday, November 30, 2012

les miserables

ツアーとは全く関係のない話題ですが、ついにあと少しで名作ミュージカル”レ・ミゼラブル”の映画が公開されますね。 確か全世界同時クリスマス公開なはずですが、ドリームキャストと制作陣でどのような映画に仕上がったのか今からとっても楽しみ。
原作とミュージカルとでは、ミュージカルの方が随分といい話に変えられていますが、それでもいつ見ても涙できる舞台ですよね。
普段映画館に行かない人も是非GO!

Thursday, November 29, 2012

duluth

もうアメリカでは行ったことはないくらいに思っていましたが、ミネソタ州はドゥールース(日本語表記ではダルースらしいけど・・・)へやって来ました。 
今回から新しい試みとして現在いる場所をGoogleMapで現わして見ることにしました。 これだと今どの辺りをツアーしているのか分かりやすいでしょうか?
見ての通り、カナダのトロントなどよりはるか北、五大湖の1つスペリオル湖の端の街ですが、すでに気温は日中でもマイナス7度・・・。 ここは極端に気温の低い地域らしく、5月や9月でも雪が降ることがあるそうで、真夏の平均気温でも18度程度らしい・・・。 寒い。。
小規模な街で、部屋からの景色もこんな感じ。 もちろん外は雪。

スペリオル湖へ向かってみました。 この日はそんなに風がなかったので歩くのは辛くなかったです。
まるで海ですね。。。 しかし寒い。
日本のどこかと姉妹都市らしく、湖岸にはなんちゃって鳥居も。 サンノゼの桃太郎像の勝ち!
ここには地理で習った世界有数の鉱山、メサビ鉄山があるのですが、それを運ぶのに必要だったのがこの港。 この船も世界恐慌後に建造されて鉄を運んでいたそうなのですが、現在は引退、博物館になっているようです。
港周辺は避暑地の観光地となっているそうで、ちょっとしたレストランなども並びます。
ミネソタと言えばこのカリブー・コーヒー。 アラスカのロッジ風な、とっても落ち着くコーヒー・チェーンですが、個人的にはスタバより好き。 日本では知られていませんが、なんと全米2位のチェーン店です。 しかし店舗がある地域は限定されていて、アメリカでも北部中心に展開しています。
と言うことでこのエリアに来たらここしかない! 今もこの店の中でコーヒー飲みながらブログ書いてます。

Sunday, November 25, 2012

des moines

フライト2つを乗り継いで、アイオワはデモインへ来ています。 特に何もない町ですが、丁度休みもなくすぐ仕事に入ったので、そんなに暇を持て余すようなこともなかったです。
今週のサンクスギビングを境に急に気温も下がって来て、そろそろクリスマスの雰囲気になって来るアメリカ、昨日の金曜日はサンクスギブングの後のBlackFridayと呼ばれる大きなセールの日で、この日あは夜明け前から多くの店が空いて、特別なセールを行います。 有名なブランドなども40%オフなどを数日続けたりと、買い物好きにはたまらない週です。(自分は年明けのNY行きの為に貯金中!)
ところで、先日フランスで行われたスケートのグランプリ・シリーズ"Trophee Bompard"で崇人くんが見事優勝! 思ってもみなかったのですが、ちゃんとエキシビジョンのプログラムも持って行ってくれてたんですね・・・。 大きな舞台での優勝後にこれを滑ってくれたなんて嬉しいですね。
崇人くんめでとう!そして喜びのおすそ分けをありがとう!!


Saturday, November 17, 2012

salt lake city

先日LAで34度もあったのに、今週ソルトレイクに移動をしてきたら一面銀世界で氷点下・・・。 あまりの気候の変化にちょっとビックリです。
さて、今週は1年に一度は嫌でも巡って来る自分の誕生日の週だったのですが、日本人みんなが集まって誕生日のディナーに招待をしてくれました。
日本人が多いのはいいものの、なかなかこうして全員で集まる機会も少ないので、楽しい時間が過ごせました。 みんなありがとう!
今回はソルトレイクとは言っても、町の宿泊施設が全てコンベンションで埋まっていたようで、ホテルは隣町・・・。 街に出るには遠すぎるので、昼は近くのスタバでまったり。 写真を見ての通り、先週の風景とは随分と違います。

で、今日はとってもスペシャル! 10年間一緒に仕事をして来た親友のスコットがSunValleyから地元のソルトレイクに、自分の誕生日の為に戻って来てくれました。 彼は4年前に会社を辞めましたが、偶然も重なって、いつも自分の誕生日には来てくれていて、過去13年間で、彼が自分の誕生日にいなかったのは、自分達がヨーロッパにいたたった一度だけ。
辺鄙な隣町に宿泊しているものの、彼が来るまであちこちと連れ回してくれたので大変助かりました。
彼は自分の最も尊敬するパフォーマーの1人ですが、こうやっていつまでも仲良くしてくれるのは有難いですね。
ここは標高が高い為になかなか滑るには大変な場所ですが、水曜のオープニングにはスコットの家族も見に来てくれました。
リンクのザンボニーに"salt lake city olympic 2002"と書いてあるのを見て、もうそんな過去の事だったことにびっくり。 ここでの公演ももう4度目ですが、初めて来た時にはこのくさびの時計がカウントダウンだったことを思い出します。 懐かしいなぁ・・・。
ソルトレイクと言えばモルモン教の本部があることで有名ですが、どうやらこの宗教はもともとここで起ったものではないんですね・・・。 スコット曰くイリノイで始まって、ここに移動して来たとか。 今は一大宗教になってますね。
 ここには巨大なオルガンがあるのですが、丁度入った時に演奏をしていたので、その時のビデオを下に張っておきます。

テンプル・スクエアの街の中心部に新しく出来たショッピング・モール。 もうすっかりクリスマス気分ですね。 このクリスマス。 いつからクリスマス・ソングを流し始めるか、今年は色々論争もおっこっていますが、 やはり曲は楽しくていいですよね!