Sunday, June 1, 2008

wroclaw

さて、すでに帰国して1週間が過ぎようとしていますが、なかなかブログを更新しようと言う気にもなれずダラダラとしていましたが、やっと重い腰を上げました。

モロッコで10日間を過ごした後一路スペインはバルセロナへ戻り、そこで一泊。 空からスペインの雨に濡れた緑を見た時はさすがに生き返る思いがしました。 10日間緑に覆われた山や森を見なかっただけで、こんなにも心が癒されるかと思うくらい胸がいっぱいになりました。
バルセロナのホテルではちょっと贅沢に美味しいものをいっぱい食べて、10日間の半バックパッカー生活にバイバイ。
前日からひどいのどの痛みで(モロッコの空気の悪さか寒さのせい)、ホテルでもらった薬が随分よく効いて、調子に乗って寝る前にも飲んだら、どうやらキツイ薬だったようで深夜に寝苦しさの為目が覚めてひどい嘔吐感・・・。 どうやら熱も出ていたようで朝までにシャツ2枚も替えました・・・。
深夜の悪夢はウソのように朝にはスッキリ爽快! 夜中の時点ではポーランドまで飛ぶのは無理かと思ってたのに・・・。 

さて、2時間ちょいのフライトでポーランドのWroclaw(ヴロツワフ)に到着。
空港には友達とそのお父さんが迎えに来てくれていて、そのまま車で1時間半ほど離れた郊外の町までドライブ。 ポーランドはこれで2度目なものの、4年前とは違い、ユーロに加盟した為に換算レートは倍以上! 以前はかなり東欧色の強い、しかも物価のかなり安い、どちらかと言うと貧しい国だったのに、もうそんな印象は全くないです。




ここが町の中心のスクエア。 
ポーランドは国境をドイツとソ連に挟まれている為にかなり複雑な歴史背景を持っているようで、何度も歴史からその名前を消され、ここのスクエアも、第二次世界大戦時にドイツとソ連の戦いで破壊されたようです。 戦後に元通りに復興されたようなのですが、今も色々整備は進んでいるようです。
美しい教会に、レストランやカフェ、こじんまりとはしているものの、なかなか落ち着いたいい雰囲気の場所です。ここの教会の地下にあるレストランで食べたポーランド料理はなかなか美味しかったです。 
ドイツ国境も近いせいか、ドイツ人観光客がかなり多く、いつもにぎやか。




これはユネスコの世界遺産にも登録されている百周年記念ホール(Hala Stulecia)。
特にどうといった建物でもないし、世界遺産に登録された理由がいまいち分からない建築物ですが、建築された1913年当時のコンクリート建造物としては最大だそうです。 結構重々しい雰囲気の要塞のような建物です。



この地域には美しい森や公園が沢山あるのですが、この百周年記念ホールの近くには日本庭園もあって、ちょうどツツジが満開でした。 

2 comments:

Chiaki said...

外国にある日本庭園を見ると不思議な気がしてしまいます。
日本にも外国を真似て造られた庭園がありますが、ネイティブの人はやっぱり不思議な気持ちになるのかもしれませんね。
そう言えばツツジとサツキの違いがよくわからないなぁ、と思って調べてみたら、サツキはツツジの一種だったんですね。

ISAO said...

へぇ~! 今までツツジとサツキの違いなんて考えたことがなかったなぁ・・・。 ちょっと賢くなりました。

今は帰国して毎日雑用をこなしていますが、こうガソリンが高いと、まるでまだユーロ圏にいるかのような感じがします・・・。
雨が止んだら自転車生活に戻るかな?