Thursday, January 29, 2009

london

ロンドンとは言いつつ、ここはカナダのオンタリオ。
月曜はマイナス23度まで下がり、今日は朝からず~っと雪・・・。 いくら快適なスノーブーツがあっても、あまり外へ出ようという気にはなりません。 モントリオールの友達曰く、モントリオールではマイナス40度まで下がったそうで、みんな家にこもっていたそうです。
昨日はマイナス7度まで上がったものの、それで暖かく思えるのは絶対”変”です。


雪がちょっとおさまったすきにご出勤。 この写真では普通にしているように見えますが、実は横から粉雪が吹き付けています・・・。 分かり難いかも知れませんが、このスノーブーツかなり快適です!

Friday, January 23, 2009

buffalo wing

アメリカのジャンク・フードの代表格といえばハンバーガーであったりしますが、スポーツ・バーなどで欠かせないのが”バッファロー・ウィング”(もしくはチキン・ウィング)!  


ディープ・フライにしたチキンに辛いソースをかけたものなのですが、これが生まれたのは何を隠そう、ここバッファローの”AnchorBar”です。 1967年に生まれたそうなので、どれだけ短期間にアメリカはもちろんのこと、世界中に広まったかが分かります。
ここのウィングは結構ちゃんと揚げてあって、ソースの下はかりっとした歯ごたえが残っています。

食べれても10本か、20本がMaxなのですが、10本以上食べると、必ずどれだけ水を飲んでから寝ても、夜中にのどが渇いて目が覚めます。

こんなにオイリーで体に悪そうなのですが、1、2ヶ月食べないと無性に食べたくなってしまう怖い食べ物です・・・。

ぜひナイアガラの滝を見に来ることのある人は、ちょっと寄り道をしてオリジナルの”バッファロー・ウィング”を食べてみるのもいいと思います。

Wednesday, January 21, 2009

niagara

NY州もカナダの国境の町Buffalo(バッファロー)へ着きました。 
ここは有名なナイアガラの滝のある町で、ダウンタウンからバスで1時間で滝を見に行くことが出来ます。 


このナイアガラの滝はアメリカ滝とカナダ滝に分かれているのですが、カナダ側の方が規模も大きく、ホテルやカジノ、ショッピングエリアなどもあり、メインはカナダ側ということになります。

この写真がバッファロー側のアメリカ滝です。 見ての通り全て凍りついたように真っ白です。 少し張り出した展望台で滝を見ることが出来るのですが、あまりの雪と風に凍えます・・・。

どうやら滝側からのみ風が吹き付けるようなので、雪は一方にしか張り付いてないです。


望遠鏡にも分厚い氷・・・。



国境を越える橋の上から眺めた川。
凍った上に雪も積もっていて、下を見ると怖いくらい。

ここがアメリカとカナダを分ける国境です。アメリカ出国は簡単で、そのままゲートをくぐるだけ。カナダ側に入ってカナダの入国審査をするだけで簡単に入国できます。

とにかく全て凍りついています。

昼食を食べた後、カナダ滝の方へ向かって歩いていたのですが、立ち上る水蒸気が風に流されて吹き付けてきて、一瞬にしてダウンジャケットは見ての通りパリパリに凍りつき、顔も叫びたくなるほど痛くなりました・・・。

こちらがカナダ滝です。 ここまでたどり着いたらお土産屋で休憩しようと思っていたのになんと改装中・・・。


耳も顔も真っ赤・・・。 唯一暖かいのは先日マンハッタンで買ったスノーブーツのおかげで足だけ。


恐ろしいくらいの水量で落ちていくカナダ滝。 近くで見ていると、本当に飲み込まれそうです。


吹き付ける水蒸気にさらされていると、街燈もこんな状態になってしまいます。


休憩場所がなかったので、とにかく急ぎ足でスタバへ非難・・・。 しばらくカジノで遊んでから帰りました。

あぁ・・・寒い一日だった。

Saturday, January 17, 2009

hudson river

何人かの人は自分はあの飛行機事故の時にマンハッタンにいたのでは?と心配してくれた人もいますが、自分は数時間前にあの川を渡ってRochesterに戻っていました。 ニュージャージーからあの川越しに見るマンハッタンの夜景を名残惜しく見て帰ったばかりだったので、あの事故には驚きましたが、とにかく全員無事だったようで何よりです。

orfeo ed euridice

今夜は久し振りのメトロポリタン・オペラへ行ってきました。
ここリンカーン・センターへ行くといつも文化的な香りが漂っていて、小さな子供たちを含め、みんなきっちりと正装している中に入っていると、なんだかとても安心します。 普段がそんなに高等な文化の香り漂うところで生活していないから、余計にここにいると、自分には持ち合わせていないものが一時期でも満たされるような気がするからいいんだろうね。 

今夜の演目はグルックの”Orfeo ed Euridice”(オルフェオとエウリディーチェ)です。


グルックは1700年代にオーストリアとフランスで活躍した作曲家。 皇女マリー・アントワネットの音楽教師でもあり、この作品は彼のオペラの中でも最も有名なものです。


ストーリーはギリシア神話で、簡単に言うと、妻エウリディーチェを亡くしたオルフェオが神に彼女を黄泉の国から連れ戻したいと願い、神はオルフェオに試練に耐えられるなら彼女を連れ戻されると条件を出します。 それは、地獄の番人をなだめることと、何があってもエウリディーチェと目を合わせないこと。 黄泉の国に言った彼は彼女にめぐり合い、手を引いて連れ戻そうとするのですが、彼女は目も合わせないでよそよそしいオルフェオを嘆き、オルフェオも思い余って彼女を見てしまうと、彼女はとたんに息絶えます。 オルフェオは嘆き悲しみ、短刀で自殺をしようとするのですが、そこへ再び神が現れ”お前の愛の誠は十分に示された”と告げると、彼女は息を吹き返しめでたしめでたしとなります。

なんとも単純明快な話で、全幕でも1時間半の短いオペラなので、3幕休みなしで演じられます。

今回のキャストは、指揮はあの有名なJamesLevine! オルフェオは代役でKristinChavez,エウリディーチェはDanielle de Nieseでした。
オルフェオは男でありながらソプラノで歌われるため、カストラートやカウンター・テノール、もしくは女の人で演じられ、今回は女の人でした。(ちょっと宝塚っぽいです)



映像は違いますが、エウリディーチェの嘆く時の歌です。



こちらも映像は全く違いますがオルフェオのエウリディーチェを失って歌う歌です。


深夜バスに乗る前に吉野家で腹ごしらえして帰りました。

spring awakening



今夜は2007年にTony賞のベスト・ミュージカルをはじめ8つの賞を受賞した”SpringAwakening"を観に行ったのですが、実はあと数日で閉幕するところでした。

ストーリーは1891年ドイツで発表された同名の演劇から取ったもので、19世紀末の十代の子達の親、学校、性への目覚め、堕胎、自殺・・・。 そんな大人になる手前に起こるさまざまな悩みや困惑の中での葛藤が、ロック・ミュージックの爆発する音楽に乗せて描かれています。
今回主役のMoritzをやっているのが、こっちのちょっとしたアイドルなHunterParrishです。 結構思い切った場面も多かったのですが、エネルギーに溢れた演技でした。
ロック調のミュージカルはティーンの鬱屈した感情を表現するにはぴったりで、キャスト全員のエネルギッシュな感情の爆発には圧倒されるのですが、かと言って感情の移入が出来るかといえば、ちょっとそこまでではなかったかも・・・。 


キャストは違いますが、ちなみにトニー賞授賞式でのパフォーマンスです。


今、タイムズスクエアのTKTSが新しくなっていて、屋根の部分が大きな赤い階段になっています。 結構多くの人が上っているので、天井落ちないか心配です。w 

WTC

夜SyracuseからRochesterへ移動した後、3日間の休みを利用してそのまま深夜のバスでマンハッタンへ戻ってきました。 Rochesterからマンハッタンは6時間ほどなので、バス移動に慣れた自分には大したことはなかったかな。




この十字架、覚えている人も多いのではないのでしょうか? 
しばらくの間グラウンド・ゼロに立っていたのですが、いつの間にか見なくなったと思ったら横のビルに移動されていました。
この場所には買い物の為によく来るのですが、いつも来る度にあのWTCの建っていた時を思い出します。



今もそんなに新しい建物が建っているわけではなく、建築は始まっているものの、いつもの通り大きな穴の開いたままです。


夜は友達のアパートでの鍋パーティー。 いつもホテル暮らしの自分には本当に有難く、感謝!感謝!です。 とっても楽しい時間が過ごせました。 ありがとうございました!!

Sunday, January 11, 2009

heavy snow storm

もう雪が降り続き止む気配がありません・・・。 ショーの会場から帰る道のりだけでも心臓が縮み上がりそうです・・・。
来週はマイナス20度になるらしいし・・・。 まだまだ冬は長いです。

明日の夜からマンハッタンへ発って、水曜の夜まで過ごす予定なので、ブログの更新はその後です。 今のところショーはメリー・ポピンズとMetのOperaを見に行く予定にしているので、またその報告は後日ということで。

Friday, January 9, 2009

snow snow everywhere.....


さて、NY州の北、カナダにも近いSyracuse(シラキュース)に来ていますが、週のはじめに撮ったこの写真とは比べ物にならないくらい今は豪雪です。。。 今はショーが終わって夜ですが、窓の外は真っ白で、道路にも積もりたい放題積もり始めています。(除雪車はひっきりなしに走っているのですが・・・。)

ここの街も結構古い建築物が建っていて、なかなか情緒はあるのですが、どうやら黒人や低所得者に半分占拠されているようで、あまり安全そうなところではないです。 デトロイトなどもそうですが、町の経済状況が悪くなるとすぐ低所得者に町は占拠されるし、ゴーストタウンの様になってしまうのは仕方ないのですが、またいつかこの街もこのビルが立ち並んだころのように活気が出ることがあればいいのですが。。。

あと、どうやら今年は日本に帰るのが夏になってからになりそうです・・・。
アメリカ・ツアーの後すぐにプエルトリコ、ドミニカ、ベネズエラ、コロンビア、パナマの中米ツアーが入りそうで、そうなると日本に帰れるのは7月末・・・。 
また詳しく予定が分かり次第アップデートします。

Sunday, January 4, 2009

?!

今週は会場の氷に問題があり、氷の下のパイプに不具合が生じたらしく、あちこちで氷は解けるわガタガタになるわ・・・ジャンプやスピンどころか、滑るのも大変。
一昨日の夜修復させるはずだったのに、昨日の朝はもっとひどい状態に。 ショーをキャンセルするうわさも流れたものの、2回目のショーの前にリンクのサイズを半分にカット・・・。 客席も全て移動して極小リンクで公演することに。 こちらも、公演する限りは、ジャンプが出来なくても何とか頑張るしかなく、なんだか大変な1日でした。 明日は1回しかショーはないので、何とか怪我なくこなすしかないかな。

Saturday, January 3, 2009

tommy hilfiger

さて、2日から早速ここNY州のElmiraでの公演開始。
会場の氷の状態が悪く、なかなか大変なオープンとなりましたが、ここでの公演は3日だけなので何とか乗り切るしかなさそうです。
ここエルマイラはあの有名なアメリカン・デザイナー”トミー・ヒルフィガーTommyHilhiger”が生まれ育ったところ。 彼は18歳のときに資金$150とジーンズ20本でこの小さな街角にお店を開き、そこから独学でデザインを学びアメリカのファッション界ならず、世界に名を馳せるデザイナーになりました。 そんな大きな夢をかなえた小さな町です。

あと、アメリカの作家マーク・トウェインも住んでいた町なのですが、サイトによってはトム・ソーヤの冒険もハックルベリー・フィンもここで執筆されたとあるのですが、本当なのでしょうか? でも、確かに町のあちこちで彼の名前は見掛けます。 彼ってミシシッピ川のほとりで蒸気船見て生活していたイメージなんだけど。。。

Friday, January 2, 2009

happy new year!!!

皆さん、明けましてオメデトウございます!!
今年も日々幸せを実感できる1年が過ごせますように。

Thursday, January 1, 2009

providence


なんだかバタバタとProvidenceでの公演も終了。 今日は31日大晦日です。
すでにElmira、NYへ移動して来ていますが、今日はここでカウント・ダウン。 すでに日本は元旦ですが、こちらは今はまだ昼前、朝から雪が降り続いています。

2000年から日本のお正月は経験していませんが、やはり日本人的には元旦だけは日本で過ごしたいなぁと思います。

先日NYからはるばる友達が遊びに来てくれたので、今日はその写真をアップします。
また来月マンハッタンに行くと思うので、その時もいろいろ付き合ってください!