今週もマンハッタンのすぐ近くで3日もお休みです!
これは1日前の写真ですが、ここは度々自分も足を運ぶチャイナタウンの"Joe's Shanghai"。
上海だけあって、一番美味しいのは 小籠包 。8つで$5しないのですが、普通の空腹状態で行くと、これでもう十分。 結構有名な場所なので、時間帯によっては1時間待ちなんてこともあるけど、昼過ぎとかに行けば普通に入れるかも。 肉汁と香酢の絶妙なバランスについ笑顔になります。
ここはニューヨーク市立図書館の裏のBryantPark。
夏は気持ちのいい公園で、ここでピクニックしてる人も多いのですが、冬はこの通りスケート・リンク。 マンハッタンのど真ん中なのに、ここは滑走料が無料。 靴を持っている人はタダで滑れます。
ちょっと人は多いかもしれないけど、後ろにEmpiraStateBuildingを眺めながら滑るのもなかなかいいかも。
12日、午前中に自分は来シーズンの契約交渉。 はい。来年もこのまま契約続行です。
交渉が終わってすぐ電車に乗って再びBryantParkへ。 今日はここでディズニーのイベントです。
この写真では分からないですが、まん中でしゃべっているのが男子シングルのアメリカン・チャンピオン、マイケル・ワイス。 うちのショーのオリンピック・スケーターもちょっとしたデモンストレーションをしたのですが一人はWアクセルで転倒・・・あらら。。。
公園にはなっちゃんも子供と来てくれたので、そのまま図書館のすぐ前のお寿司屋さんへ。
さすがにNY、お寿司も美味しいです。 これで$12。
結構$1の文庫本も揃っているので大量に購入してもOKです。
.
ここが今夜オペラを観るリンカーン・センター。 ここはバレエやオペラを観るために度々訪れていますが、つい最近この噴水が新しくなったところです。
悟平くんがここまで来てくれたので、一緒に夕食。 入れ替わりでナターリアが着いたのでそのまま会場へ。
.
今夜の出し物は“カルメン”! 言わずと知れたビゼーの名作中の名作ですが、これが今年のメトロポリタンの今年の新作。 チケットも売り切れになったようなのですが、自分はチケット売出日に購入したのでめちゃめちゃいい席!!
.
今夜の出し物は“カルメン”! 言わずと知れたビゼーの名作中の名作ですが、これが今年のメトロポリタンの今年の新作。 チケットも売り切れになったようなのですが、自分はチケット売出日に購入したのでめちゃめちゃいい席!!
.
指揮 Yannick Nezet-Seguin
カルメン Elina Garanca
ドン・ホセ Roberto Alagna
エスカミーリオ Mariusz Kwiecien
ミカエラ Barbara Frittoli
.
この指揮者のヤンニックは、ブログを遡ってもらえば分かる通り、2008年にドイツのドレスデン国立歌劇場でワーグナーを指揮したのが彼です。 最近大活躍ですね。
数ヶ月前から楽しみにしていた今回の公演ですが、会場に入ると巨大なMETの緞帳は真っ黒地に赤の血かマグマでも思わせるような亀裂が一本入っていて、そこからしてカルメンの情熱と不吉感を彷彿とさせます。
.
さてヤンニック登場で有名な序曲の始まりです。 あまりにカルメンの曲は有名過ぎて、ひとりでに期待とテンションは上がっていきます。 さて、ハバネラとして有名な“恋は野の鳥”。 なんとまぁカルメンの男っぽいこと!色目を使って情熱で男を虜にさせるというよりは、どちらかと言うとカルメンの方から男に襲いかかっていくような勢い!
.
捕えられたカルメンが、ドン・ホセを誘惑して脱走するシーン。カルメンの大胆さに会場もどよめきました。 こういう危ないシーンを客に恥ずかしい思いをさせずに演出するのって難しいよなぁ・・・。
.
酒場のシーン。 ジプシーの歌ではフラメンコも入りかなり盛り上がります。 そしてエスカミーリオの登場!有名な"Toreador, L'amour t'attend"と繰り返す”闘牛士の歌”。
.
第3幕のミカエラのアリアも美しく、ドン・ホセはどんどんとカルメンのストーカーと化していきます。
.
そして第4幕。 華やかな市場のシーンから闘牛士達の登場。 舞台の華やかさは最高潮に達します。カルメンも美しい黒のレースのドレスでエスカミーリオと登場。 まるでスペインの画家ゴヤの絵の様な場面です。 そして場面はそこから一気に暗転・・・。 ここからがビゼーの見せどころなドラマティックな曲に合わせて鳥肌が立ち続けます。 ドン・ホセとカルメンの言い争い。 泣きながら永遠の愛をも求めるホセに、彼への愛がないことを投げつけるように言い放つカルメン。 彼からもらった指輪をホセに投げつけることで一転。 窮地に追い込まれたストーカーホセはカルメンにナイフを突き立てることで彼女を所有することに至ります。
.
う~ん。。。ドマラティックでインテンス!
演出もクラシックとモダンが混ざっていて、時々”あぁ、そうなんだぁ・・・”と疑問に思うところもあったので、100点とはいかないまでも80点はあげられるかな。
しかしMETの豪華さはよく出ていたし、とてもよい舞台でした。合格!
.
No comments:
Post a Comment