久し振りの港町、マルセイユにやって来ました。 地下鉄を出ると、冷たい空気の中にむっとした生魚のにおい。 港では獲れたての新鮮な魚がずらり。 日本でもお馴染みの魚もいれば、見たことのない珍しいものいっぱい。
とにかく小さな細い路地が入り組んでいますが、そこが古い港町の雰囲気が出ていていいですね。
休みの朝向かったのがこの”地中海考古学博物館”。
もともとは1670年に建てられた、貧しい人達の為に建てられた病院なのですが、中庭の中心には教会も備わった素敵な建物。
考古学の展示に関しては、エジプトのものはルーブルに次いで二番目の規模だとか。 それよりもオセアニアなどに関しての展示は、なかなか他では見たことのないような展示もあって、見学する人も少ないし、色々とじっくり見て回ることができました。
マジョール大聖堂。 1893年に完成した、ローマ・ビザンチン様式の大聖堂。
内部は意外と簡素なのですが、この縞模様が特徴的です。
以前は何もなかったこのサン・ジャン要塞。
2013年に博物館などと端でつなげた、なかなか素敵なエリアに変貌していました。
細い鉄の橋を渡って要塞へ。
旧港の向こうにノートルダム・ドゥ・ラ・ガルド寺院を望む景色。
要塞内部はカフェなども併設された憩いの場。 そんなに人も多くないし、とってものんびりした感じ。
もうひとつの橋を渡ると。その先は地中海博物館。
この鉄のレースのような不思議な建物。 あの島の影にはシャトー・ディフがあります。
建物の上はこんなにのどかなカフェ!
ここでしばらく読書をしたり絵葉書を書いたり・・・。 気温はそんなに高くはないものの、ぽかぽかと地中海の陽が差していて気持ちがいい! しかも人がそんなにいないのでのんびり!!
プロヴァンスだけあってラベンダーのいい香り!
夜はお馴染みのブイヤベースを食べに。
港周辺には数多くのレストランがあるので、いまいちどこが美味しいのか区別が付かず・・・。 と言うことで近くのホテルでおススメの場所を聞いてみたのですが、結局辿り着いたところは前回にも来たところ!
そんなにお安いものでもないですが、魚介のだしたっぷりの、体の温まるスープを頂きました。 ここのスープには白身魚も沢山入っているので、これだけでお腹はいっぱいになります。
デザートにはハーブ入りのシャーベット。 どれも手作りで、すっきりとしたハーブの香り。
美味しかったです。
現地でどこがいいのか分からない人は、迷わず"Chez Loury"へ。 http://www.loury.com/
夜の港周辺。
以前は治安の悪さを随分と言われていたマルセイユですが、町で見かける警察の数も半端じゃなく、随分と安全な雰囲気になりました。 夜の港でも危険な雰囲気はあまりないです。
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