アウシュビッツにもほど近いカトヴィツェへやって来ました。
ポーランド公演もこの町で終わり。。 少し寂しい気もしますが、来週から華の都パリです。
なんとなく東ヨーロッパな雰囲気がいっぱいですが、駅周辺は開発が進んでいて、大きなショッピング・モールも出来ています。
ポーランドにははちみつを発酵させて作ったお酒があるのですが、冬にはそれを使った温かい飲み物もあって、窓から降る雪を眺めつつちびちびやるのは最高です。
冬には冬の楽しみ方がありますね!
駅前にはクリスマス・マーケットが出ていて、ホットワインや、先ほどのはちみつのお酒などが出ています。
オスツィペクと呼ばれる羊のチーズ。 ポーランド南部の秘伝チーズなのだそうですが、このチーズを作る羊飼いの家は52軒しかないんだとか。。。
このオスツィペク、焼いてクランベリー・ジャムを付けて食べるのがスタンダード。
ちょっと塩分が高いのですが、ジャムの甘さと混ざるといい感じ。 羊臭さはあまりなくて、ちょうどピザの上のチーズをギュッと固めて食べてる感じ。。
木曜の夜は地元のオーケストラ”ポーランド国立放送交響楽団”のコンサート。
曲目は2015年のチャイコフスキー・コンクールの覇者、ドミトリー・マスレエフを迎えてのラフマニノフのピアノ協奏曲第2番! 後半はチャイコフスキーのマンフレッド交響曲。
チケットはさすがポーランド価格。 日本だと5,6千円するであろうところが千円ちょっと。。。安い!
コンサート・ホールは新築でモダン! 中にはオシャレなレストランやバー・カウンターもあって、ここの街の雰囲気からはかけ離れています。
この美しいコンサートホール!!
このカトヴィツェにこんなホールがあるなんて驚きです。 若い人もおじいちゃんおばあちゃんまでみんなちゃんと正装して来ていて、やはりクラシックのコンサートに行くときにはしっかりオシャレをして来ることで、その場のスペシャルな雰囲気がつくられるので、アメリカも見習うべきだなぁ。。。と感じます。
演奏はというと、マスレエフ、しっかり会場を盛り上げました。 去年ニューヨークのラフマニノフ月間で聞いた、同じくチャイコフスキー・コンクールの2011年の覇者トリフォノフの演奏は、魂とピアノのぶつかり合いと言った感じで、激しいコントラストに聞いてる側の感情も揺り動かされるようでしたが、マスレエフはとっても繊細。 第二楽章は美しく流れ、ここまま第三楽章のクライマックスに向かってどうなっていくんだろう?と思わせつつ、最後はがっつり弾いてくれました。
トリフォノフは弾き終わった頃には汗だくでしたが、マスレエフは鮮やかな指さばきで淡々と弾き終えていました。
マンフレッド交響曲は普段あまり聞く機会がありませんが、主題のある交響曲ということもあって、チャイコフスキーお得意の舞台曲の拡大版と言ったところで、なかなか迫力ありました。
さぁ、仕事頑張ろう。。。
ポーランド公演もこの町で終わり。。 少し寂しい気もしますが、来週から華の都パリです。
なんとなく東ヨーロッパな雰囲気がいっぱいですが、駅周辺は開発が進んでいて、大きなショッピング・モールも出来ています。
ポーランドにははちみつを発酵させて作ったお酒があるのですが、冬にはそれを使った温かい飲み物もあって、窓から降る雪を眺めつつちびちびやるのは最高です。
冬には冬の楽しみ方がありますね!
駅前にはクリスマス・マーケットが出ていて、ホットワインや、先ほどのはちみつのお酒などが出ています。
オスツィペクと呼ばれる羊のチーズ。 ポーランド南部の秘伝チーズなのだそうですが、このチーズを作る羊飼いの家は52軒しかないんだとか。。。
このオスツィペク、焼いてクランベリー・ジャムを付けて食べるのがスタンダード。
ちょっと塩分が高いのですが、ジャムの甘さと混ざるといい感じ。 羊臭さはあまりなくて、ちょうどピザの上のチーズをギュッと固めて食べてる感じ。。
木曜の夜は地元のオーケストラ”ポーランド国立放送交響楽団”のコンサート。
曲目は2015年のチャイコフスキー・コンクールの覇者、ドミトリー・マスレエフを迎えてのラフマニノフのピアノ協奏曲第2番! 後半はチャイコフスキーのマンフレッド交響曲。
チケットはさすがポーランド価格。 日本だと5,6千円するであろうところが千円ちょっと。。。安い!
コンサート・ホールは新築でモダン! 中にはオシャレなレストランやバー・カウンターもあって、ここの街の雰囲気からはかけ離れています。
この美しいコンサートホール!!
このカトヴィツェにこんなホールがあるなんて驚きです。 若い人もおじいちゃんおばあちゃんまでみんなちゃんと正装して来ていて、やはりクラシックのコンサートに行くときにはしっかりオシャレをして来ることで、その場のスペシャルな雰囲気がつくられるので、アメリカも見習うべきだなぁ。。。と感じます。
演奏はというと、マスレエフ、しっかり会場を盛り上げました。 去年ニューヨークのラフマニノフ月間で聞いた、同じくチャイコフスキー・コンクールの2011年の覇者トリフォノフの演奏は、魂とピアノのぶつかり合いと言った感じで、激しいコントラストに聞いてる側の感情も揺り動かされるようでしたが、マスレエフはとっても繊細。 第二楽章は美しく流れ、ここまま第三楽章のクライマックスに向かってどうなっていくんだろう?と思わせつつ、最後はがっつり弾いてくれました。
トリフォノフは弾き終わった頃には汗だくでしたが、マスレエフは鮮やかな指さばきで淡々と弾き終えていました。
マンフレッド交響曲は普段あまり聞く機会がありませんが、主題のある交響曲ということもあって、チャイコフスキーお得意の舞台曲の拡大版と言ったところで、なかなか迫力ありました。
さぁ、仕事頑張ろう。。。
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