ワインのブドウ畑が地平線まで続くような畑の真ん中の会場で、懐かしい友達も集まっていて、 同窓会のよう。
とってもアットホームな心温まる結婚式でした。
本来はこの近くに一泊してから、次の日昼までには帰る予定だったのですが、ここから一度は行ってみたかったヨセミテ国立公園はすぐ近くと言うこと。 ずっと昔に化石の採集をしていたころから見てみたかった巨大なセコイアの木が見てみたくて、レンタカーをもう一日延長して寄り道することに。
フレズノから1時間半ほど、砂漠地帯から山を登り始めると広葉樹が広がり始め、そこからさらに山の上に走ると針葉樹の山道へと入って、そのまま進めば”グラント将軍の木”のあるグラントの森があります。
いきなり目の前に巨木が何本も立ち並びはじめて、まさに太古の森と言った感じ。
ニュージーランドのカウリの木の時もそうでしたが、写真に撮ってしまうとその大きさが伝わりにくいのですが、これが”シャーマン将軍の木”と世界一の大きさを競っていた”グラント将軍の木”。
高さ81.5メートル、幹周り32.8メートル、体積が1320立方メートルだそうです。
周囲には同じくらい大きな木が立ち並んでいて壮観!
このセコイアの実は山火事の際に熱が伝わることで種が出るそうで、発芽するのは山火事が欠かせないんだとか。 その為、人工的な発火の際以外は消火をしないんだとか。
今もカリフォルニアの各地で大規模な山火事が起こっていますが、なるべくなら人家に影響が出なければいいのですが。。
巨木にはどれにもこのような焼けた跡が残されています。
グラント将軍の木から車で1時間ほど、地球上で一番大きな木”シャーマン将軍の木”に辿り着きます。
”ドン”と地球に突き刺さった巨大な柱のような シャーマン将軍の木。 樹齢は約2200年。 地球上でもっとも大きな木であり、最も大きな生命体なんだそうです。
高さ83.8メートル、幹周り31.1メートル、体積1487立方メートルだそうです。
ニュージーランドのカウリの巨木の幹回りが16.41メートルなので、約倍の大きさです。
後ろにちょっと写った人と比べれば大きさが伝わるかな?
山に突き出したモロ岩と言う巨大な岩山があって、ここにも上ることが出来ます。
かなり急な岩山で、風が吹いたら転がり落ちてしまいそう。。
モロ岩の標高は2050メートル。 肌寒い風が吹いています。
倒れた巨木の根。
有名な車の通れる倒木。
自分が小人になってしまったような場所でした。 アメリカの自然の雄大さは規模が違うね。
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