しばらくを過ごした中南部を離れて、一気に北のニューヨーク州へやって来ました。 北へ上がるということで真冬の準備をしてきたものの、マンハッタンは生暖かく雨。。 12月で寒くないマンハッタンは気持ちが悪いくらい。
ユニオンスクエアのクリスマスマーケットもいつも通りなのですが、雪ではなく雨なのが不思議な感じ。 凍てつくビル風も吹いていません。
マンハッタンにもうどん屋さんの”つるとんたん”が出来ているので寄ってみたのですが、うどんの鉢が巨大でインパクトはあるものの、NYでこの麺は大丈夫か?と言った感じでした。
マンハッタンの有名な本屋さん"Strand Book Store"。 最近ボッテガヴェネタがこことコラボしたのはびっくりしましたが、"18 miles of books"がスローガンな通り、本の数が半端なく多いお店です。
この時期になると街のあちこちに道端でツリーを売るお店が出るのですが、もう12月に入っているので、これから準備するにはちょっと遅いのでは? これが新年過ぎると使用済みの木が道に積み重ねられるのも見慣れた景色。
今夜はオペラ”アイーダ”。
このプロダクションはメトロポリタン劇場で35年くらい続いているロングランな演目なのですが、なぜか自分は今まで機会がなくて見られていないので今夜が初。
アイーダはヴェルディのエジプトを舞台とした有名なオペラ。 エジプトの軍の指揮官ラダメスを巡り、エジプトの王女アムネリスとエチオピアの王女でアムネリスの奴隷アイーダを巡る恋の悲劇。 後半の展開はかなりドラマティックで、第二幕の凱旋行進曲は超有名。
去年はガラガラだった劇場にもお客さんが戻って来ていて、以前のNYも風景が戻りつつあります。
髪を切りに友人のサロンのあるブルックリンへ。 ここ数年でブルックリンの知名度と地位がどんどんと上がって、ローカルなお店しか並んでいなかった通りの家賃もどんどん上昇。 小さな店舗では家賃が払えず、有名ブランドやおしゃれなお店に入れ替わり、勝手に作り上げられたブルックリンのイメージに塗り替えられて行っているような気がします。
去年は閑古鳥の鳴いていたSOHOにも観光客やクリスマス・ショッピングをする人たちが戻って来ています。
以前から一度立ち寄ってみたかったスイーツ屋さん”セレンディピティ”。
ここはアンディ・ウォーホールの通っていたお店で、そう広くないお店は予約がないと入れないくらいの盛況ぶり。
店内はカラフルな色で溢れていて、アンディ・ウォーホールのアイコニックな壁紙も貼ってあります。
街のあちこちがクリスマス色になっていて、やっとそんな季節なことを実感します。
五番街も真っすぐ歩くのが大変なくらいの人が戻って来ています。
ロックフェラー・センターのツリーは今年も煌びやか。
日本のスーパーでお正月の準備。 やはりそばとお餅がないと日本人は新年を迎えられません。
マンハッタンにいる間は12月としては驚くほど暖かかったのですが、公演先の北のアルバニーに戻ったら急に氷点下に下がって、週末には随分と雪が積もりました。 やっと冬の始まりです。
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