更新が随分と遅れてしまいましたが、ツアー最終週です。 あまりに出来事が盛りだくさんであったのと、ついに1999年から続いていた自分の所属していたショー、演じ続けていた”ピノキオ”にお別れを告げる週となりました。
ディズニー・オン・アイス史上最長のロングランで、その中でも同じ演目がこれだけ長期に渡って存続し続けたのも異例で、ショーの閉まる寂しさよりも、ただただ感謝しかありません。
縁とは不思議なものです。
今年は新しい日本人キャストも加わり、賑やかな一年でした。 長年働いたここのほとんどの日本人キャストともこれでお別れです。
休みの日はアナハイムへエンジェルスの観戦へ。
うちのユニットのスケートオタク3人組。 自分は現役のスケートのことが全く分かっていないので、いつも色々な情報を彼らからもらっていました。
今年は新しい日本人キャストも加わり、賑やかな一年でした。 長年働いたここのほとんどの日本人キャストともこれでお別れです。
最年長だった彼、彼とも20年同じユニットで仕事をしていましたが、多分彼と仕事をするのもこれで最後なのかな。。。 出会いがあれば別れもありますが、ここで築いた人間関係だけはずっと続くと思います。
日本がゴールデン・ウィークに入ったせいか、日本人もいっぱい!
ここへ来るのもこれで2度目。 日本で野球を見に行ったことは無いのに、大リーグは度々行っているような気がします。
ホテルのあるサン・ペドロの港に係留、博物館として公開されているこの巨大なバトルシップは戦艦”アイオワ”。
せっかくなので内部に見学に入ってみました。
白黒のフィルムでは見ることはありましたが、実際に乗ってみるとその大きさに驚きます。
この戦艦が建造されたのは1940年。 第二次世界大戦の際にはマリアナ諸島に随伴、沖縄への攻撃、レイテ島の上陸の支援も行い、日本降伏後は占領軍と共に8月29日、東京湾に入ります。
トマホークも搭載。
2006年まで現役だったので、自動販売機コーナーも。
ほぼ同時期に建造された”大和”と”アイオワ”の比較。
奥が大和で手前がアイオワ。
ほぼ互角の規模ですが、ややアイオワの方が大きいです。
第二次世界大戦から現役だった戦艦が未だに残っていることも驚きですが、実際の乗船してみるとその迫力には圧倒されます。 この巨大な大砲から弾が発射されていたなんて、想像の域を超えています。
最後の週がどのようなものだったか、一か月が経過した今でも上手く説明することが出来ませんが、全米各地、海外からも最後のショーを観るために100人以上の関係者、スケーターが集まって来てくれて、ただただ感謝の一週間でした。
このショーの振り付けもされた、伝説のスケーターであり振付師のサラ・カワハラさんも駆けつけてくれていて、ただただ恐縮でした。
実母、ツアーの姉、母も駆けつけてくれました。
このショーを支え続けてくれた恩人であり、パフォーマンス・ディレクターのコリー。 この人なしでは今のディズニー・オン・アイスは存在してないでしょう。
ここで1999年から続いたピノキオはひと段落ですが、自分の物語は続きます。
秋からは”リメンバー・ミー”のミゲルとして再出発です!
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