プエルトリコでの1週間のビザ待ちを終えて、ここヴェネズエラのカラカスへやって来ました。 この国へは初めて来るので、これで通算41カ国目です。
ここは南米大陸の北に位置しているのですが、ここカラカスは世界でも有数の危険地帯。 町での殺人率は年間10万人に対して130人。コロンビア全土での殺人発生数よりここカラカスの町での殺人件数の方が多いそうです。。。 昨日の夜は渋滞した町中で目の前でカーチェイスやってたし。。。
昨日はアメリカ大使館から人が来て、ここでの行動についての注意があったのですが、一言でいえばホテルから外には出ないで、クレジットカードはホテル内でも使うなということでした。 サンダル、短パンでの行動は厳禁。 財布、クレジットカードは持ってはダメで、身分証にはパスポートのコピーを携帯。 必ず団体で行動。 時計や指輪などの宝石類、携帯電話を持ち歩かない。 何か物を要求されたら、すべて差し出すことなどの注意がありました。 大使館関係者もよくやられているらしいので、こればかりはとにかく目立たず大金を使わず、ターゲットにならないようにするしかないようです。 ここの人は面倒なことが嫌なので、抵抗されたら殺すし、カードなどを持っていたら、とりあえず全てのATMを連れ回されて、そのあとは解放されるけど、生きて解放されるかの保証はないそうです。 ここでの誘拐は組織ぐるみではなく、短期間で奪えるものは全て奪うものらしく、まぁ・・・要するには外出はするなと言ったところでしょうか。
ホテルは5つ星なのですが、サービスは…。 常に自分たち専用のセキュリティーの人たちが5人くらいいて、もうすでに自分も顔は覚えられているみたいで、その点は心強いですが、だったらこんなに危険なところに来なきゃいいのに・・・と思うのは自分だけでしょうか?!
物価は非常に高くて、アメリカや日本の1.5倍と言ったところでしょうか。イギリスの物価の高さに近いかな。 ヴェネズエラはチャベス首相をはじめとにかくアメリカ嫌いらしいのですが、ファーストフードをはじめ、あちこちにアメリカを象徴するものを見掛けるし、どこまで真実なのかは?!です。 しかも自分たちディズニーも来てるくらいだし。。。
とにかく仕事が忙しいので外出することもないし、ここにいるのも15日間なので、とりあえずホテルと会場との2か所だけで過ごそうと思います。
下手に物取られても命奪われてもシャレにならないしね・・・。
あともう1つ変なのが時差。 ここは30分単位での時差があるんです。 ふつうは時差があると言ったら1時間単位なのに、ここは30分。 例えば隣の国が12時ならここは11時半・・・。分かりにくいことこの上なし・・・。 なんか捻くれてるよなぁ。
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