Thursday, May 26, 2011

samba

さて、リオ・デ・ジャネイロ唯一の休み。 部屋からの朝の眺め。 ここのホテルは有名なビーチからは離れているのですが、写真の通りプライベート・ビーチがあります。 奥の方に見えるのが”イパネマの娘”で有名なイパネマ・ビーチ。

隣の丘にはスラムな家が並んでいます。 ぜったいホテルの左側に入ってはダメだそうで、ドラッグ・ディーラーなどがいっぱいいて、かなり危険なそうです。

遠くにリオの象徴キリストの像が見えます。

今日はまずはこのキリストの像から。 内陸のコルコバードと呼ばれる標高700メートルの丘の上に立っているのですが、麓までタクシーで行ったら、そこからはトロッコ。 30分以上かけて登るのですが、徐々にリオ全体の景色も見えて来て壮観。

像は高さ38メートル。1931年の建造で、ろう石という石で出来ているそうです。 下から見ると小さいのですが、さすがに近くで見ると大きいです。

この丘の上、凄まじい数のハネアリが飛びまわっていて大変な状態。。。

頂上からは素晴らしい眺望が広がっています。

朝もやに島々が霞んで、とっても幻想的。 リオの地形は大変不思議で、険しい岩の丘がいくつも並んでいます。

キリストの掌には釘に打たれた痕もあります。










像の台座の裏は教会になっています。

丘を下りて街の中心セントロへ。

これはチラデンチス宮殿。 リオは1808年、ポルトガルがナポレオンに侵攻された際に王家がブラジルに避難して、ここがポルトガルの首都になった経緯がありますが、その後1960年にブラジリアに首都が移転するまでブラジルの中心地でした。





カンデラリア教会。 リオにおける最初の教会として1630年に建設が始まって1811年に完成しました。





正面入り口のブロンズの扉がとっても美しく印象的です。



内部もヨーロッパのカテドラルに引けを取らない美しさ。 確かに洗練された感じはないものの、遥か遠いヨーロッパを思って造られたのでしょう。

この巨大な円錐形の建物、1976年建造のカテドラル。 なんと高さは80メートル、収容人員2万人の大きさです。







内部は広大な空間が広がっているのですが、天井の十字から4筋にステンドグラスが延びていて、南米らしい大胆な教会です。

一路地下鉄でコパカバーナへ! はい。ここが有名なコパカバーナのビーチです。 日本でもう公開されているかどうか分かりませんが、3Dアニメ映画”RIO”でもここのビーチは出て来ます。




となりのイパネマ・ビーチよりも広く、もっとローカルな人達が多いような気がします。 みんな真っ黒に焼けていて、サッカーやビーチ・バレーなんかやってます。 街を歩く格好そのままで、かなり浮いてますが、真っ白な鳴き砂の上を裸足で歩くのは気持ちがいいです。 気温も湿度も最高で、ヤシの木陰は爽やかな風が吹いてます。

お昼は街のスタンドで。 このドロドロのシャーベットがアサイ! そのまま氷と混ぜた100%アサイ!これ一杯で3年は若返ったかな?

リオが発祥の音楽と言えばボサ・ノヴァもそうですが、やはり“サンバ!!!”。 カーニバルのシーズンではないですが、このサンバを見られるショーは一ヶ所あります。 で、今夜は友達とサンバ・ナイト。

アフリカン・ダンス+腰振りといった感じで、もともとサルバドールを起源としているだけにアフリカ色満載です。 色とりどりの羽と付けて踊る姿は見ているだけでも元気になれそう。



小林幸子も美川憲一も真っ青な舞台層セットの様な衣装。
一体何匹分の孔雀の羽根を使ったのでしょう・・・。

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