Friday, July 22, 2011

cafe tortoni

”カフェ・トルトーニ”。 1858年創業のブエノスアイレス最古のカフェ。 文学者や芸術家も愛したカフェで、奥では夜にタンゴを楽しめます。
中はレトロな雰囲気が漂っているのですが、ワインを飲みつつ語るにはいい感じです。 
で、肝心のタンゴですが、普段は9時半から奥でパフォーマンスがあるのですが、始めの日に連れて行かれたのは地下のステージで、以前も来たことがあった自分は”・・・?”。 で、結局そこで見せられたのは全く別のカンパニーのやっている最低なタンゴ・ショー。。。 見るに耐えかねて途中で抜け出してクレーム。。。 聞く耳をあまり持ってくれなかったので、しばらく強引に別の日にちゃんとショーを見せてくれるように交渉。 次の日に席を用意しておいてくれるように言い置いてこの日は帰宅。 次の日、仕事の後に、もうチケットは捨てるつもりで、でもちょっと上の人には事情を説明しておこうと思って行ってみると、期待もしていなかったのにウェイターには話が通っていて、とってもスムースにステージの一番前の席へ案内されました。
前日の態度からは一変。 150年の歴史と知名度を持っているんだから、やはりこうじゃないとね・・・。 前日の感じだと悪いレヴューを書かざるを得ないと思っていたのですが、この対応で取り消しです。 本来ならワインの1本も出て来てしかりかもしれないけど、ま、そこまでは望めないかな。
ところで、ショーですが、やはり本格的です。 ダンサーは中年カップルだったので、そこまで歯切れがいいわけではないですが、それはそれで味があってよかったと思います。 バンドも歌手もみんな音楽を、タンゴを愛している空気がいっぱい出てて、心からタンゴに浸れました。 (前日の地下でやってた学芸会崩れとは大違い)
と言うことで、カフェ・トルトーニのレヴューは☆3つです。

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