チリの火山の噴火の影響で朝のフライトがキャンセルになって、午後のフライトでブエノスアイレスに到着。 どれだけここに戻ってくることを待ち望んでいたか! 街は南米にしてヨーロッパそのもので、そこにラテンの熱い情熱が混ざった、世界中で最も好きな街の1つ。 街の雰囲気もさることながら、食べ物は美味しいし、オシャレだし。 しかしなんと言っても物価が安い! 人の数より牛の数の方が多く、美味しいお肉はどこでも安く食べられます。
そんなブエノスアイレスに戻って来て、まず直行したのはこれまた大好きなタンゲリーア"Bar Sur"。 古い町並みの残るサン・テルモがタンゴの中心地なのですが、その一角にあるのがこの"Bar Sur"。 が、しかし・・・着いてみたら人がいない・・・。 ブエノスアイレスの初日の夜は絶対にここと思ってたのに残念。 お店の人曰く電源が故障したとのこと・・・。 とりあえず水曜の夜の予約をして今夜は別の店"El Viejo Almacen"へ。 ここもバル・スールと同じく老舗で、ここの方がちょっとだけ新しいそうなのですが、もちろんここにも前回来ました。 ここは踊りもともかく演奏が秀でていて、今回もゾクゾクする演奏で踊りを盛り上げてくれました。 ダンサーもなかなか素晴らしく、鳥肌立ち続けてました。 アルゼンチンタンゴの中でもやはり一番好きなのはピアソラの"Adios Nonino"。 バンドネオンとピアノ、ヴァイオリンの嘆きと追憶を胸の奥から悲しく絞り出すような、そして爆発するよう発散する演奏は何度聞いても胸を打たれます。
やはりブエノスアイレス、そしてタンゴ。 最高です。
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