つい数日前にあの映画スター、オーランド・ブルームが主演の“ロミオとジュリエット”がオープンしたのですが、あまりいいレヴューは聞かなくて、すでにチケットもTKTSに出ているので、そんなに期待はしていなかったのですが、とりあえず半額で観られるし行って来ました。
このドアはYoutubeにも出ているのですが、主役の2人がスプレーで書いた落書き。
この劇のディレクターは、自分のミュージカル観劇歴で一番大好きだった、アントニオ・バンデラス主演"NINE"の監督でもあったDavid Leveaux。 舞台が同じイタリアと言うこともあって、雰囲気は同じような感じ。
まず一番に”おっ?”と思ったのは、今回は演劇と言うこともあってマイク無し。 みんな地声です。 ミュージカル・シアターでマイク無しなのは始めの間慣れませんでした。
さて、内容はと言うと・・・。 舞台は現代のヴェローナでモンタギューとキャピュレットは白人と黒人で分かれていて、でもストーリーは同じなので、人種で分かれていても、ウエスト・サイド・ストーリーの様のように社会情勢や人種間の問題をテーマに織り込んでいるわけでも無さそう・・・。
オーランド・ブルームはと言うと、やはり映画俳優だなぁ・・・と。 もちろん演技は上手ですが、周りがみんな舞台俳優なので、ちょっとそのあたりの差が・・・。 後半はインテンスになって来るのですが、重要な前半の出会いの部分や、恋に落ちるシーンなど、全く入り込めなくて、客と舞台が繋がってない感じ。。。
演技だけで観客を魅了するのって大変なんだなぁというのが感想。
間近でオーランド・ブルームを観たいと言う人にはおススメですが、舞台としてはそこそこです。
このクリップを観る限りはいい感じなのですが・・・。
夜は多忙な中、悟平ちゃんがアパートに泊めてくれて、なほちゃんもピアノ・レッスンの残ってくれていたので、久し振りにまた楽しい時間を過ごすことが出来ました。 2人にはいつも感謝です。
NYは丁度いい季節を迎えていて、外にいるのが本当に気持ちがいい!今日は夕方まで予定がなかったので、午前中はVillageをプラプラ。
公園に座って読書なんてなかなかする機会がないけど、いや、本当に気持ちがいい。
午後になって、やはり抜かすことの出来ないセンチュリー21へ。 目の前のWTCは数ヶ月前と比べても、どんどんと新しい建物が出来ていて、WTCが無くなってから風通しのよくなっていた通りに建物の影まで出来るようになって来ました。
夕方になってグランドセントラルの歯医者へ。 治療の後に食事が出来なくなったら困るので、とりあえず41stで日本のサンドイッチ詰め込み。 未だ日本を離れてから1ヶ月ほどしか経っていないのに、もう日本食が懐かしくなっているのはなぜだろう・・・。
治療は意外に簡単で、10分ほどでチタンの柱が2本出来ました。 後は型を取って歯を入れて完了! でも、それはまた年末。 その後今後の治療計画を立てたけど、また来年も通うことになりそう・・・。 昔藪歯医者に治療された歯はことごとく全滅・・・。 こういうケースを訴える手段って無いものでしょうか??
治療終了後、空港へ行くバスを待つ時間は図書館裏のブライアント・パークへ。 深夜近くでも夕涼みの人がいっぱい。 気温も丁度いいし、いい夜でした。
空港で夜を明かして、早朝シンシナティ経由でセント・ルイスに戻って来ました。