Friday, December 6, 2019

lille

しばらくを過ごしたイギリスを後に、2年振りのフランスはリールへ。
ここはベルギーとの国境に近く、イギリスへのアクセスもいいのでなかなか便利な場所。



やはりフランス、久し振りに来てみてやっぱりエレガントで素敵だなぁと実感。

ここのクリスマス・マーケットの観覧車、昔何人かで何気なく乗ってみたら、ゴンドラの柵の位置が低いのにセイフティー・ベルトもないし、結構なスピードで回る+遊園地のティーカップのごとく回る。。 恐怖に近くてわぁわぁなってなことを友人に話したら、みんなで一緒に行きたいとのこと。 再びチャレンジ。


確かに思いの外早く回るし揺れるのですが、今回は分かった上で乗っていたので、そこまでのインパクトと恐怖感はありませんでした。 ははは。。。

ヨーロッパの冬と言えばこのホットワイン”Vin Chaud(ヴァン・ショー)”。
スパイスが入っていて身体がポカポカ温まります。

ポテトの上にチーズを乗っけてベイクしたもの。 ちょっとクセのあるチーズの方が美味しいかも。 アツアツが最高。




やっぱりフランスの街並みはいいね。。 歩いているだけでも気持ちがいいです。

リール大聖堂。

始まりは12世紀まで遡るそうなのですが、フランス革命の際に破壊行為があり、150年前に再建されたそうです。








ショコラティエもクリスマス一色です。

なぜか数週間前からモンブランだ食べたい衝動に駆られていていたので、リールで一番の老舗Meertへ。


ショップの奥には広いカフェスペースもあります。
日本のふわふわオシャレな感じではなく、がっつり、ずっしり。
結構完食に時間を要するくらい、食べ応え十分。 満足です!!

ここも2年前に一度訪れた美術館ですが、仕事前に時間があったので再び行って来ました。



ナポレオン一世の勅令によって始まった美術館ですが、1892年に完成した建物も宮殿様に豪華。

ボッティチェリも。
前回もこのジオラマのコレクションには驚嘆したのですが、これは美術的にも史料的にも本当に一見の価値があります。

400年前前後に、地形や街並みを正確にジオラマにしたものですが、どれだけ軍事的な防御をしていたのか、どのように農地が広がって生活していたのか、見ていて全く飽きません。 数百年前の地図などは残っていても、こんな3Dで当時の様子を見ることが出来るなんて、本当に驚きです。
これは350年前のリールの姿ですが、本当に当時の街の中に迷い込んだかのようです。



ジャンヌダルク。


皇帝の名がふさわしく思えるナポレオン像。


ルーベンスによる”キリストの降架”。
アントワープにあるネロ少年の見ていたそれとも似た作品ですが、登場人物もほぼ同じなようです。
ヴァンダイクの”キリストの磔刑”。

これも以前ブログで紹介したのを覚えていますが、ゴッホは30点余りの模写作品を残していますが、これもその1つで、上が17世紀に描かれたヨルダーンスの”牛”で、下がゴッホによる”牛”。

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