Tuesday, March 17, 2020

gent

 アントワープでの休みの日、ここにあるアンティークショップに寄りたくて、初めてやって来ました。
 発音的には”ヘント”らしいのですが、ここで一番の見どころはこの”聖バーフ大聖堂”にある”神秘の子羊”と呼ばれる1432年に描かれた祭壇画。


教会自体も壮麗なのですが、この”神秘の子羊”は細密で美しい作品で、撮影は出来ないため、ここには載せられませんが、是非ウィキペディアを見てください。
https://ja.wikipedia.org/wiki/ヘントの祭壇画
キリストやマリア、ヨハネの黙示録が題材となっていて、胸から血を流す凛と立つ子羊が大変印象的。



市庁舎も豪華な建物のようですが、現在工事中。
今回ここに来たかった目的はこのアンテークショップ"St. John"に来たかったからで、本当は営業日ではないのに、自分が行くと連絡してら開けて待っていてくれました。
もともとはカトリックの教会で、その後イギリス移民が増えたことからイギリス国教会になり、移民が去った後空き家になっていたところを、今の素敵な女主人のおじいさんが共同で建物を購入、オークション会場としっ使っていたものの、その後おじいさんが買い取ったそうです。 こんな大きな教会が個人所有なんて驚き。
しばらくここで楽しい時間を過ごさせてもらいました。



ゲントは水路も沢山あって、ブルージュやアムステルダムにも負けないくらい綺麗です。






街の中にあるこのお城は”フランドル城”。
1180年の築城だそうで、1353年まではフランドル伯の居城だったそうで、その後は様々な用途に使用されていたそうなのですが、現在は修復され博物館となっています。
上からアツアツの油を流して攻撃していた構造なども残っていて、騎士道な雰囲気はたっぷり。
 ”リーテ・ラトバリタ・ウルス アリアロス・バル・ネトリール”。
下には巨神兵が眠っていそう。。
お城の上からはこのパノラマ。



ベルギーと言えばビール。。
そしてポテトのフライ。
フレンチ・フライと呼ばれるお馴染みのこの食べ物。 もともとはベルギーの物。
せっかくなのでジャンキーなランチ。

Korenmarkt。
人の集まる中心部。






ふと見かけた、とくに観光スポットにもなっていない建物ですが、フランドル地方の建物をガウディみたいにアレンジしたビル。 下が空き店舗になっている様でしたが、なかなか秀逸なデザイン。




一日を過ごして帰路へ。 ベルギーもオランドの様に自転車大国。
現在日本へ帰国中ですが、コロナの影響で世界中のエンターテイメント・ビジネスは大打撃。 次の始まりがいつのことになるのか想像もつきませんが、こういう特殊な状況の時には、ジタバタしないで事態の流れを静観しておこうと思います。

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