ニューストンからバスで6時間余り、メキシコとの国境の町Laredoです。
もうここはアメリカというよりはメキシコ。 みんな英語は話せるものの、ほぼ公用語はスペイン語。 ダウンタウン横の細い川リオ・グランデを越えたらそこはもうメキシコ。
ダウンタウンはほぼ廃墟。 日が暮れたら絶対に歩いてはいけないような場所ですが、ところどころ営業しているお店はメキシコな雰囲気がプンプン。
1755年、スペイン領として街が形成され、1840年には10か月程度”リオグランデ共和国”という国が出来、その首都が置かれますが、すぐにメキシコに吸収されます。 1846年のメキシコとアメリカの戦争の際、テキサス・レンジャースに占領され、アメリカ領となります。 アメリカに入りたくなかった住民は川の南側に”Nuevo Laredo(新ラレド)”を建設して移住します。
広場に面して建つのがリオグランデ共和国の国会議事堂の一部だったこの建物。 現在は博物館となっているようなのですが、なぜか閉まっていました。。。残念。
コロニアル風な建物も少しだけ残っています。
1755年に置かれたサン・アグスティン教会。
現在の建物は1872年のものだそうで、南西部では一番古い建物の1つだそうです。
この橋は車でも徒歩でも渡ることが出来ますが、この先はもうメキシコ。
残念ながら今回は橋の向こうに行くことは出来ません。。
アメリカ側には免税店とアウトレット・モールがあって、気軽にメキシコから買い物に来ることもできます。
う~ん! タコスも本格的!! やっぱり美味しいねぇ~!!!
街自体はめちゃめちゃ汚いし空き家だらけでヤバい雰囲気ですが、陽の高い間は親子連れも歩いているし、散歩する程度なら大丈夫なようです。