ソルトレイクからはダイレクトフライトでヒューストンへ。
先週はもう冬の訪れを感じるくらいに気温の下がる日もあったのに、さすがにここは外を歩くと汗ばむくらいの陽気です。
もうここにも幾度となくやって来ているので、今更新しく何をするわけでもないですが、一日は美術館でをのんびり歩いて、併設のカフェでお茶をしたりとゆっくりしました。
1905年作のティファニーのステンドグラス。
1867年のパリ万博の後、アメリカでもジャポニズムの影響を受けますが、これもそんな作品の一つ。
この箪笥も蒔絵との融合といった感じ。
南北戦争を描いた作品ですが、この頃はヨーロッパからの移民が多く入植してきますが、この作家もフランスからの移民ということでフランスの宗教画のよう。
ヘンリー八世と、離婚させられた初めの妻の子メアリー。 腹違いの妹エリザベスとの確執やブラディー・メリーとも呼ばれるほどプロテスタントを迫害した人。
ベラスケスの”少女の肖像画”。
宮廷画家だったベラスケスが、王族以外の子供を描いた作品は2点しかないそうで、これもベラスケスに近しい子供の絵だったとされているようです。
コローの”黄泉の国からエウリディーチェを連れ出すオルフェウス”。
有名なギリシャ神話の悲劇の一場面ですが、以前メトロポリタン・オペラで観た際には随分と現代的で滑稽な感じに作られていたので、あまり悲劇的な感じはなかったのですが、振り向いてはいけないと言われて振り向いてしまうのは毎度の落ちなのでしょうか。
ロダンとその先生とのコラボレーション。
5作品現存しているそうで、これはその1つ。
建物自体も素敵なので、作品を眺めなくて、ただ歩いているだけでもいい場所です。
ここも以前のブログにも載せていましたが、地下トンネル。 近未来的。
現代美術の棟。
コンテンポラリーはコンテンポラリー過ぎてほぼほぼ理解不能なのですが、ウォーホールくらいのシルクスクリーンの方がアイコニックで分かりやすい。^^
この棟も建物自体がカッコいい。 下にあるカフェも広々としていていいです。
日本でも人気のNYのアーティストの作品KAWS。
ところで、ヒューストンの会場では先週大きな事故があり、10人もの若者が亡くなる惨事がありましたが、ここにいる間もそこここで話題にはなっていましたが、自分たちのショーは無事に終了することが出来ました。
月曜までショーをやって、夜にバスでメキシコ国境の町Laredoまでやって来ました。
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