Thursday, January 23, 2014

snow day

今日は朝からマンハッタンは雪。 今年3度目の寒波です。
朝28丁目に用事があったので、昼は32丁目の韓国通りへ。 ずっと韓国料理が食べたいと思いつつ来る機会がなかったので、やっと来られました。
あまりに量が多すぎて、全ての小皿に手が出せず・・・。 持ち帰って白ごはんでガツガツ食べたいところですが、ビビンバとチゲでお腹いっぱい。 

雪の中を歩いてユニオンスクエアまで。 たまにこんな天気の中を歩くのもいいね。

歯医者の予約があったのでグランドセントラルに舞い戻り。 天候が悪いせいもあってか地下鉄は大混雑。
ドクターが教鞭をとっているニューヨーク大学も早めに閉校になった為に、先生が来られず、結局診察はキャンセル。 金曜日に変更です。
41丁目の日本のスーパーで買い物をして帰宅。 ニューヨークでは薄切り肉が帰るので最高!(アメリカには薄霧肉ってないんですよねぇ・・・) 今夜は豚汁! やっとお餅も買ったし、近々善哉作ろ~っと!!

Thursday, January 16, 2014

dance dance dance??

ず~っとここの門を叩くことを敬遠し続けて来た"Broadway Dance Center"。 まるで小学校に入学する初日の様な気分で、重い腰を上げて行って来ました。 ここはこれからダンサーを目指す人、実際に活躍をしている人、趣味の人、様々な人がわんさか集まって、いくつもあるダンスフロアが熱気に包まれてる場所。 バレエ、ジャズ、シアター、ヒップホップ、ロッキング、コンテンポラリーなどなど、舞台でバリバリ活躍してる人や引退した、トップクラスの先生が教えてくれるのですが、大体1.5時間のクラスで$18。 人数はそのクラスによってまちまちで、人気のクラスはいっぱいです。
まずはブロードウェイ・ジャズのビギナー・クラスから始めたのですが、あまりに久し振りのダンス・クラスなので、はぁ・・・なかなか大変。 ビギナーなのになかなか追い付くだけで大変・・・。 ふぅ。
そしてボリショイ・バレエのソリストだった先生のバレエ、ビギナークラス。 あぁ・・・バーを観るだけでもドキドキ・・・。 久しく聞いていなかったバレエ用語満載でバー・レッスンが始まって、1時間近いバー・レッスンだけで汗タラタラ・・・。 フロアレッスンになってから覚え切れていないバレエ用語でコンビネーションのレッスン・・・。 “早くこのクラス終わってくれぇぇぇぇぇ(心の声)”
鏡に映る自分の姿を凝視するのってやっぱり辛い。。。
なんとかこれに懲りずにもうちょっと通ってみます。 スケートってベーシックな動きが出来ていなくてもそれなりに踊っているように見えてしまうのがよくないよねぇ・・・。
今日のお昼はいつものサッポロ。 なんで日本ではラーメン屋なんてほとんど行かないのにアメリカにいると来るんだろうね・・・。 不思議。
 
さて、今夜はオペラ第3弾。 "La Boheme"。
自分が一番多く見ている作品ですが、METのラ・ボエームはこれが初めて。 映画“ロミオとジュリエット”の監督でも知られているフランコ・ゼッフィレッリの演出ですが、彼はMETでもいくつかの作品を手掛けていますね。 ラ・ボエームはその作品の内容から、モダンな演出も似合う作品ですが、ゼッフィレッリはあくまでクラシックな演出。 以下感想です。
La Boheme / Giacomo Puccini
Conductor / Stefano Ranzani
Marcello / Alexey Markov
Rodolf / Joseph Calleja
Mimi / Maija Kovaleska
Musetta / Irina Lungu
まずは2008年のクリップからどうぞ。
ミミがろうそくの灯が欲しいと訪ねて来て、部屋で失くした鍵を探したあと、ロドルフォが自己紹介をするシーン。 一幕と二幕は聴きどころ満載ですね!
ロドルフォの自己紹介の後、今度はミミが自分のことについて語ります。
休憩をはさまず入る第二幕。 ここはムゼッタの独壇場。 まるで映画のセットの様が豪華な舞台に会場からどよめき。
どの演出でも勝気な性格と色気を振りまく、ちょっとビッチ過ぎる演出が多いムゼッタのワルツですが、実際はやさしい性格も持ち合わせるムゼッタなので、このくらいの演出がいいですね。
ゼッフィレッリのトゥーランドットもそうですが、この規模の大きさには驚きますね!

最後に今回ロドルフォを演じたJoseph Callejaによる"Che Gelida Manina"。 これぞテノール。 いい声してますよねぇ!
ところで、今回隣の席に12歳くらいの子供を連れた親子が座ったのですが、子供でも入り込みやすい演目だと思って連れて来たのかも知れませんが、基本子供はオペラは無理でしょ・・・。 しかもこんな所に連れて来るに耐えるマナーも身に着けてない子供はダメ! 大好きな第一幕の最中にガムを噛んでいる子供、何も言わない親。 劇場内でガムを噛むなんて言語道断!! ガムを噛む音に耐えながらの一幕目でしたが、さすがに二幕目もやられたらたまらないので自分が注意。 その後も席で動いたりが止まず。。。 普通子供をオペラなんかに連れて来ようっていう親だったら、公共のマナーも同時に身に付けさせるでしょ・・・。 驚いたね!

Thursday, January 9, 2014

MET opera marathon

そろそろ日本も正月気分が去って、普通の生活に戻った頃でしょうか?
こちらも3日からは仕事だったので、久し振りの年末年始の休みを楽しんで、普通の生活に戻っています。 これは正月2日のタイムズスクエアの様子。 前日の喧騒がうその様。
今日は歯医者の日だったのですが、午後はしばらく食事が食べられない為に、41stの図書館の目の前にある、いつも来る度に通ってる日本のカフェで美味しい日本のサンドウィッチで腹ごしらえ。
真ん中が自分の通っている歯医者のビル。  グランドセントラル・ステーションの真横で、奥にはクライスラービルも見えます。
歯医者の窓から。
いつも不定期な自分の予定に合わせてアポイントメントをとってくれて、本当に助かってます! なんとかアメリカを離れる前までに全ての治療を終えたいです。
ダウンタウンのWTC。 いつも定期的にここの写真を載せていますが、今は何か不思議な物体が出現しています。
さて、今月はオペラ5作品を観る予定にしていますが、まずは6日に行った"Falstaff"から。
Falstaff / Giuseppe Verdi
Conductor / James Levine
Falstaff / Ambrogio Maestri
この作品はヴェルディが80歳になるのを目前に制作されたコメディー・オペラ。  原作はシェイクスピアの“ウィンザーの陽気な女房たち”。
ヴェルディ自体、この作品が大好きだったようです。
まずは指揮者のジェームス・レヴァイン。 70歳を迎えたメットの救世主レヴァインですが、腰痛やその他健康上の理由で、ここ2,3年演奏の場から離れていましたが、車椅子でメットに復帰! かなりのエネルギーを要するであろうオペラを見事に指揮しました。 いつまでもお元気でタクトを振って頂きたいものです。
ストーリーは、太った騎士ファルスタッフが、お金をせびる為に言葉巧みに裕福なフォード夫人とペイジ夫人2人に言い寄るものの、逆にその奥様方に仕返しをされる羽目に。 フォード婦人たちは、すでに好きな相手のいるフォード夫妻の娘ナンネッタを、無理やりドクター・カイウスと結婚させようとする夫フォードも欺くことに成功。 みんなの笑いものにされたファルスタッフでしたが、ファルスタッフを捕まえようとしていたフォードも最後には欺かれて、自分だけがタダの間抜けではないことに気が付いて“世の中すべて冗談だ”と歌って幕が下ります。
舞台は1950年代に設定されていて、第2幕では巨大なキッチンのセットが出て来て観客もびっくり。 ファルスタッフを演じるAmbrogio Maestriは、すでに200回以上もこの役を演じているベテラン。 
なかなか愉快な作品で、やはりファルスタッフのインパクトが凄かったです。 第3幕のでは鹿の角を付けた群衆が出て来たり、第2幕のはじめのセットでは、ずっと本物の馬が餌を食んでいたり・・・。 演出も大変ユニークで飽きませんでした。

昨日7日はヨハン・シュトラウスの名作オペレッタ"Die Fledermaus"(こうもり)。
序曲だけでもかなり有名ですが、この作品も随分なドタバタコメディー。 全幕英語に訳されていて、はじめちょっと違和感がありましたが、ジョークの数々もかなりアメリカンで、ちょっとしたミュージカルのパロディなども織り込まれていて、現代劇の様な舞台でした。
”こうもり”の初演は1874年ですが、METの”こうもり”も舞台は1899年。 このオペレッタが年末年始に公演されるのは、その華やかさ+ストーリーの舞台が大晦日のパーティーだから。
お互いがお互いに浮気っぽいアイゼンシュタイン夫妻にそのお手伝いのアデーレとアデーレの姉。 そんな人達を以前アイゼンシュタインのお陰で”こうもり博士”と呼ばれる羽目になってしまったファルケ博士が、いつも面白いことがなくて暇をしているロシアの富豪のオルロフスキー公爵のニューイヤーズ・イヴ・パーテーに招待します。
ファルケ博士が仕組んで、アイゼンシュタインに“こうもり博士”と呼ばれるようになった仕返しをしようと試みます。 パーティーでドタバタと騒ぎが起こって、最後第3幕でネタばらし。 結局はみんなハッピーエンドになるのですが、笑いを誘う部分が沢山織り込まれていて、ストーリー展開はややゆっくりなものの、有名なワルツやポルカのが盛り沢山で、大変愉快な舞台でした。
セットはウィーンが舞台なだけあって、テーマはクリムト。 第2幕では、巨大なゴールドのドームにシャンデリア、大変華やかです。
第一幕でアインシュタインが奥さんを誤魔化してパーティーへ出かけるシーン。 奥さんも夫が出て行った後に浮気相手と逢引するつもりで、お手伝いさんも嘘をついて暇をもらってパーティーへ行くつもり。 そんな場面です。
第2幕で歌われる“シャンパンの歌”。 この後“雷鳴と電光”に合わせてバレエが入って、舞台が盛り上がります。
せっかくなので序曲をカラヤンの演奏でどうぞ!
この序曲を聞いただけでもこれから始まる舞台へのワクワク感が増大しました。
ここ二日、誰も死なない、明るいオペラ続きで楽しい夜でした。

Thursday, January 2, 2014

new years eve party at times square!!!

まずは皆様“新年明けましておめでとうございます!!”
今年も幸せの数を沢山数えて、素敵な一年にしたいですね!! 本年もどうぞよろしくお願い致します。
 
これ以上ないほど、お正月以上にのんびりと過ごしたクリスマス。 こんなに一人でのんびりと過ごすクリスマスは近年になかったので、心も体もリフレッシュ。
30日、プロビデンスでの仕事も終わってマンハッタンのすぐお隣、NJのイースト・ラザフォードへやって来ました。 大晦日、恒例行事になった日本のゆく年くる年の時間に実家に電話。 ホテルの窓からはマンハッタンのシルエット。
さて、お昼には夜のパーティーの準備をしていざ出発!
すでに2か月くらい前には準備をして、すでにタイムズスクエアのRuby Tuesdayでのパーティーのチケットは購入済み。 今日大晦日のタイムズスクエアは全てバリケードでシャットダウンされていて、中心部で行われるコンサートや、そのエリアでのパーティーへ行く人達以外は完全にシャットアウトされてしまいます。
まずはせっかくNYに戻ってきたので、まずお昼はラーメン屋へ! ここは去年も来ていた“鳥人”ですが、52thと9thにある本店はかなりの行列で、い時間ほど待ったのですが入れる気配なし・・・。 と言うことで、すぐ近くの51thと10thにある別店舗へ。
ここも開店の3時半と同時に店内はいっぱいで、外にも待ちが・・・。 粉雪の舞う中ずっと外に立っていたので、あったかいラーメンの美味しいこと!!!
随分このエリアがオシャレ化していて、自分と切っても切り離せないKiehl'sの広い店舗も出来ていて、中にはヘアサロンも併設されてる感じ。
さて、かなりの混雑を予測して6時くらいにはタイムズスクエアに入ることに。 まずは8Aveのバリケードをチケットを提示して通過。 見ての通りバリケードの外には入れない人の山。 一旦バリケードを抜けるとガラガラ。 すんなり通過できた自分達はちょっと優越感。 あまりの警察官の数の多さに身のすくむ感じ。
が、しかし!! ここからが大変でした。 自分達の目指すRuby Tuesdayは41st。 自分は45stくらいから入って、タイムズスクエアの中心の騒ぎを眺めつつ41stまで下りればいいと思っていたのですが、全てストリートごとにブロックされていて、ストリートもアヴェニューも、ブロックごとの通過が出来ない仕組みになっていて、結局もう一度バリケードの外に出て、一方通行化された道をかなり遠回りして、やっとの思いで41stまで下りました。
そこからチケットを提示しつつ数か所のバリケードを通過、最後7Aveを横断する際には警察のエスコートが付きます。 まぁ・・・レストランに辿り着くまでが一苦労。 なんとか、1時間を要して5ブロック下がることが出来ました。
そしてRuby Tuesdayの隣のビルがこのカウントダウンのメインイベント"Ball Drop"が行われる場所。 この至近距離です!
7時に到着してからレストランに入れる8時までは激寒な中外で待ち・・・ あまりの寒さに我慢の限界直前です。 外でこのボール・ドロップを見る人達や、コンサートを聞きに来ている人達は、みんなまだ5時間もトイレもなく身動きの取れない中待つんだから・・・ 尋常な沙汰ではないです。
自分達はここのレストランのElite VIPチケットを購入したのですが、諸費用込みで約$300。(このチケット、売り切れになる直前には$500を超えてました。) テーブルにはウォッカ3本、シャンパン2本、ノンストップで運ばれてくる食事が付いていて、それでいてこんな絶好のロケーションでタイムズスクエアのカウントダウンを満喫できるなら安いものです。

夜の9時から朝の2時までバーが空いているので、テーブルにあるウォッカ以外にも何でも注文できるのですが、いくら男が何人もテーブルにいても、まぁ・・・そんなに飲めるもんじゃないですね・・・。
さて、どんどんと会場のテンションも盛り上がって来て、いよいよカウントダウンの5分前。 レストラン正面の7Aveは自分達の為に解放されるので、高まる気持ちを抑えつつ外へ!
外へ出るとすでにタイムズスクエアの中心から凄い歓声!
いよいよボールが落ちてきます!!!
5,4,3・・・ 花火が真上で炸裂! 
ビデオを見てもらえれば分かると思いますが、一体いつ日付が替わったんだぁ??? とにかく凄い騒ぎです!!!
一体どれだけの紙吹雪が舞ったのか・・・
現地の興奮が伝わるでしょうか??
セントラルパーク方面では打ち上げ花火。

1時過ぎ、帰路へ。
大騒ぎの後は随分と閑散とした感じ。

残るは大量のごみ。 みなさん、掃除ご苦労様です。
タクシーでNJのホテルまで帰りました。 一生に一度は経験したかったタイムズスクエアでのカウントダウン! まさに世界の中心で迎えた新年となりました。