マンチェスターでの公演も大盛況のうちに終わり。 日曜の夜にはバーミンガムへ移動してきて、月曜の早朝にバスに乗って・・・
久し振りのロンドン!!なはずなのに・・・ あまりに知った道ばかりで、久し振りに来ている気がしない・・・。 それでも前回のヨーロッパ・ツアーの時以来だから4年振りなのか?? うーん・・・ そんな気はしない。
このモニュメントはロンドンの大火災の記念碑。
ちょっと買い物の予定があったので、金融街バンク周辺をウロウロ。 ここのアーケードで仕事終わりのスーツの方達に混ざってランチ。
その後ホテルのあるケンジントン周辺をプラプラとしたら、蝶ネクタイにバーバリーのジャケット着て、今回のロンドン小旅行のメイン・イベントのコンサートへ。
ここロイヤル・アルバートホールには大昔にサラ・ブライトマンのコンサートを聞きに来たことがあったのですが、ロンドンでも重要なホールの1つです。
この度のコンサートは、イギリス、もしくは世界のミュージカル界を不動の文化に押し上げた歌手の一人、伝説のエレイン・ペイジの女優生活50周年のコンサート。
イギリスのウエスト・エンドをブロードウェイの2大巨頭としてひっぱってきたのは、アンドリュー・ロイド・ウェバーやティム・ライスであって、歌手ではサラ・ブライトマンであり、エレイン・ペイジ。
すでにみなさんお歳を重ねてきて、エレイン・ペイジも66歳。 つい数年前に彼女の"Follies"をブロードウェイで観ましたが、まだまだ現役バリバリです!
数々の大ヒット作の主役として活躍してきた彼女の歌をライブで聴くことが出来るのは、自分にとってはタイムスリップして美空ひばりのコンサートにでも行った感じ?!
ここはバーからのドリンク持込OKなので、大きなグラスにピノ・グリージオをなみなみ注いで準備完了!
ロイヤル・アルバート・ホールとあって、BBCオーケストラをバックに登場!
まず初めはエビータから"Don't Cry for Me Argentina"。
はじめあまり声が出ていないような不安があったのですが、その後どんどん調子が上がって、いつものエレイン・ペイジ全快。
彼女のショー生活を振り返りつつ、数々のヒット作を歌ってくれました。
彼女のデュエットのパートナーとしてゲスト出演したのが、アイスランド出身のGardae Cotes。 彼女の休憩中に披露してくれたのがこの"Huntinh High and Low"。 ライブでは素晴らしい声量を会場中に響かせてみんなうっとり。
前半のハイライトだったのが”サンセット大通り”。
舞台袖から当時と同じこの衣装で登場したら、自分も含め会場中どよめき。
最高に素晴らしかったです!!
そしてゲスト・シンガーのGardar Cotesが退ける際に、もう一曲披露したのが、あの"Love never Dies"から"Til I Hear You Sing"!!! あまりのサプライズと歌声に目が潤んでしまいました。 アンドリュー・ロイド・ウェバーは素敵な音楽を沢山自分達に作ってくれていますね。
胸いっぱいなコンサートも終盤。 そうなれば観客全員これを聞かなければ帰れない曲。 彼女の歴史的ヒット"Cats"から"Memory"!!!
そして最後に花束を持って登場したのがアンドリュー・ロイド・ウェバーとティム・ライス!!!!
WHAT????? もしかして来たりなんかして~?なんて薄い期待はしていたけど、やっぱり二人揃って来たんだぁ!!! 大サプライズでした。
いやぁ・・・ 音楽史に残る歌の数々を、本人のライブで聴くことが出来たこの幸せ。 今回うちのパフォーマンス・ディレクラーにも教えたら、座席は違ったものの大喜びで来ていたので、その後二人で飲みに行ってミュージカル談義に花が咲きました。
そして今日火曜日。 珍しくすっきりと気持ちのいい朝。 ホテルの周りは高級なアパートばっかりだぁ・・・。 誰か部屋買って!!
駅までの散歩も気持ちいい!!
やって来たのはオックスフォード・サーカス。 ド・メジャーなショッピングエリア。
本当はここのアルフレッド・ダンヒルのバーバーで髪を切ってもらう予定だったのですが、昨日急に電話が掛かってきて、ドレッサーの人が家族の急用で休みになったので、予約をキャンセルしたい。 しかも、いつ戻って来られるか分からないから、次の予約も入れかねているとのこと・・・。 楽しみにしていたので残念・・・。 しかしまぁ、新しく出来たヴィヴィアン・ウエストウッドの店に行ってみたり・・・
ここロンドンの名門デパート。"Liberty"へ。
ロンドンと言えばハロッズかもしれませんが、あちらがオープンしたのが1834年。 このリバティーは1875年に芸術、美術品や織物を扱うお店としてオープン。 現在は織物のブランドとしても有名です。
入り口が品よく並べられた花で飾られたフローリスト。
ハロッズと違い、昔の人達はこうしてショッピングを楽しんだんだろうな・・・と言った感じの商品陳列。 インテリアも素敵だし、さすがリバティ。
扱っている商品もありきたりなブランドだけではなく、かなりセレクトして世界中から集めているのが見て取れます。
ランチまでにはちょっと時間もあったので、2階に併設してあるカフェでアール・グレイをいただきました。 もちろんカップはリバティのカップ。 トーコさんは絶対ここのカフェ好きなはず!
ハロッズは完全に超高級路線で派手な感じですが、こちらリバティは、イギリスの素朴で、でも格調高い雰囲気があって好き。
ここへ来た理由の1つが、母へのクリスマスのギフトを買い込むことだったので、このカフェからスカイプして、どんな布が欲しいかリサーチ。 もちろん母はリバティのことは周知していましたが、自分的にはプリントの種類が多すぎて、どれを選んだものか随分と迷いました。
どうやら日本国内でもいくつかのデザインを買って、日本で生産しているものがあるようなのですが、それでもメートル3000円くらい。 輸入の布になるとメートル5000円だそうです。 さすが高級品。。。 こちらではメートルが22ポンド($35)。
プレゼントは3点買いましたが、そのうちの一点だけ教えるとこの柄です。
これは自分が4年前に、ここロンドンのフレッド・ペリーでリバティとのコラボレーション・ポロシャツを買ったのですが、そのポロシャツの柄がこれ。
イギリスと言えばペイズリー柄ですが、ペイズリーの種類も沢山あります。
男物のシャツを仕立てたものもあるのですが、それで130ポンド($209)。 ひえーっ!
自分も布だけ買って帰って母親に仕立ててもらおうかなぁ・・・。
あまり店内をパシャパシャ写真撮るのも失礼なので一枚だけ。。 素敵な店内です。
この後コヴェント・ガーデン周辺をプラプラして帰ったのですが、沢山オシャレさんが歩いているのを観察しているだけでも楽しかったのに、そんな時急に声を掛けられて、どうやら街角でファッション観察をしている人達が自分のコーディネイトに興味があったらしく、何枚か写真を撮られました。
はは・・・ ロンドン・ファッションを観察してた自分が逆に写真を撮られるなんて・・・ ちょっと滑稽。
明日からバーミンガムでの仕事開始! また頑張ろう!!
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