Monday, October 6, 2014

glasgow

1ヶ月あまりを過ごしたグラスゴーですが、やっと最後の週になって数日朝ゆっくりする時間も出来て散策へ。
重厚な、まるで岩の壁の迫ってくるような古い建築物の立ち並ぶ街ですが、この重々しい雰囲気がスコットランドの伝統を重んじる文化、民族の誇りの様なものを伝えているようで好きです。

お隣エディンバラも、まるで岩山と建物が一体化したかのような町並みですが、ここもなんだか似た感じ。 雰囲気のいいバーやカフェも並んでいて、午前中のひと時をのんびりと過ごすには最適。

月曜日の休みの夜には、今シーズンのオープニング・パーティーがありました。
イギリスっぽくバーバリーのジャケットにしてみましたが、気が付いたら隣の彼女と同じ色。
今年も日本人は多いです。
これはRoyal Exchange Squareにある1844年に建てられたウェリントン公の銅像。
なぜか1980年代頃からいたずらで頭の上にコーンが乗せられるようになり名物に。 しかし乗せられる度に取り外す為に、年間の費用が1万ポンド(160万円ほど)も掛かるため議論に。
去年には台座の高さを倍にして、コーンを乗せられないようにしようと市議会で議論されたらしく、市民に愛されているこのユーモアの行方は?!



火曜日の夜には、友達のおススメという事もあって、ここグラスゴーのシアターのカンパニーの、あのシェイクスピアの”ハムレット”を観に行ってきました。
日本でもアメリカでも、よく有名俳優さんが演じて話題になるハムレットですが、どうもあの血なまぐさい、どう最終的に理解したらいいのか分からない題材を敬遠して、今回が初めての挑戦。
俳優さんたちはみんなとっても情熱的に演じていて、演出も奇抜で飽きさせなかったんだけど、やはり熱演が為にドギツさの連続で、ほっと心休まる部分がない・・・ 特にオフィーリアの溺死のシーンは激烈で、観ているこっちまで頭がおかしくなりそう・・・。 もちろん最後は救いようのない全員死亡で終わるのですが、あぁ・・・気が重い。
もうちょっと軽めな演出がよかった・・・。
しかし、皆さん大変熱演でした。
これだけTVの仕事をこなしていても、自分はラジオだけは苦手でやっていなかったのですが、なぜか今年初めのPRがラジオ・・・。 今更断るのも悪いし、カナダ人の女の子も一緒だったので、朝からBBCへ。
イギリスと言えばBBC! ちょっとウキウキしてスタジオへ。 イギリス訛りの英語に耐えうるか心配だったのですが、15分ほどのインタビューの最中、全然質問の内容がつかめなくて自分に答えを振られること数回・・・。 まるで英語の聞き取り試験でしょ・・・。 あぁ・・・テレビじゃなくてよかったw
なんとかそつなくはこなせたかな・・・。

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