Tuesday, December 2, 2014

lille, paris

しばらくを過ごしたUKとアイルランドを後に、飛行機でドーバー海峡をまたいで、フランスのベルギーとの国境の町リールへやってきました。
着いた日の夜、そのままカメラも持たずに中心部へ出て行ったので、iPodで撮ったクオリティーの悪い写真しかないのでご容赦を。
ほんの狭い海を越えただけなのに、もうここはおフランス! 街の雰囲気もオシャレ度を数段階上げて、ロマンティックな雰囲気ぷんぷんしています。
ここにもクリスマスのデコレーションやマーケットが開かれているのですが、ここにある観覧車に乗ることに。
が、乗ってびっくり!ゴンドラの柵は低いしオープンエア。しかも安全ベルトなし。。。 周り始めるとゆらゆらと揺れるし回転するし・・・。 これって絶叫マシンですかぁ??? 自分たちのカゴだけ大騒ぎ・・・。 こんな写真が撮れたのは2回転ほどして慣れた後・・・。

冷静になればきれいな景色も眺められたのですが、いやぁ・・・怖かった!
で、
今週はシーズン中2度しかない3連休!
火曜の朝には、花の都へ向かって出発! スウェーデンの友達をパリの空港まで迎えに行って、古いマレ地区の小さなアパートへ荷物を置くと、早速散策!
小さくオシャレなバーでワインを傾けつつ食事をして、すぐ目の前のセーヌ川へ。 ちょっと肌寒い空気に水面に映るがくっきり見えて、まぁ・・・パリはロマンティックです。
ノートルダム寺院のあるシテ島に渡る橋には、最近あちこちにあるラブ・ロック。 いったいどれだけ恋人がここに鍵を掛けて行ったんでしょう・・・。
夜のノートルダム寺院。


ライトアップに白いファザードがくっきりと輝いています。
 
市庁舎のHotel de Ville。 豪儀な建築物です。
アパートの目の前の通り。 部屋から木の螺旋階段を下りて中庭に出て、大きな古い木の扉を開けるとこの通り。 まるで映画の世界にいるようで、ちょっとパリに住んでる気分??
今日はまた行きたくてしかたのなかったメゾン・バカラにある"Christal Room"のランチへ。
今回はあまり写真を撮っていないのですが、また来月の日本人会をここでする予定なので、その時はもう少し写真を撮っておきます。(とは言っても、前回もブログにここのことは書いているのですが・・・)
予約の時間まで少し時間があったので、それまで博物館を見学。 やっぱりバカラはかっこいい!
そしてランチ。 席に着いた時点でアルクールのグラスがずらりと並んでいるだけで興奮。 ロゼのシャンパンもアルクールのシャンパン・グラスに。 食事はポテトを中心に絶妙な味に寄せたサラダとメインが鳥。
ここの食事はホントに最高! というか、この値段でこの場所でこのサービスは大満足! また来月戻ってくるのが待ち遠しい!!!
パリに行く人がいたら是非早めに予約して行って下さい!
http://www.cristalroom.com/
セーヌ川まで戻っても、エッフェル塔は横目で眺めるだけ。。
ここはもう随分昔のことになるんですね・・・ ダイアナさんが悲惨な最期を迎えたトンネルの真上。 たぶんこの足元くらいが事故現場。 未だにここには沢山のメッセージが残されています。

街のあちこちの像の鼻がピエロのようになっているのですが・・・ これって何かの理由があって?!
アンヴァリッドを眺めて。
コンコルド広場へ。 言わずと知れたマリー・アントワネットの処刑された広場。
と、ここの観覧車にも乗ることに!

これがなかなかいい眺め! シャンゼリゼの先には凱旋門。 横を見ればエッフェル塔。 横は広いチュイルリー公園(その先がルーブル美術館)。
ここチュイルリー公園はもともと宮殿があって、1563年から100年間も掛けて完成しました。 1664年にはルイ14世の命で、ヴェルサイユ宮殿の庭の設計士によって整備、一時ナポレオン・ボナパルトも王宮として整備したものの、1871年のパリ・コミューンの最中に消失。 ルーブルもそのとき消失したもののその後再建、チュイルリーに関しては撤去され、現在は庭園のみになっています。
北を見ればパリのオペラ座越しにモンマルトルの丘。
オルセー美術館も。 先日東京で見た笛を吹く少年はもう帰ってきたのでしょうか??
マドレーヌ広場に向かう道もイルミネーションが綺麗。
せっかくなので、いつものフォーションでお茶。
次の日はサンジェルマン・デュプレへ向かうべく散歩。
橋の右側がコンシェルジェリ。 マリー・アトワネットの投獄されていた建物ですね。

今日のランチはここ"Cafe Procope"。
1686年にオープンした、このフランスで最も古いカフェ。
当時流行最前線だった紳士がコーヒーを飲む場所としてオープンして、その後ヴォルテール、ヴィクトル・ユーゴー、バルザック、ベンジャミン・フランクリン、ナポレオン・ボナパルトなどが常連客だったそうです。
12時半の予約で行くとまだお客さんの数はほとんどなし。 みんな遅昼なのかね・・・。
前菜はポークのテリーヌ。 うまっ!
メインが白身魚のソテー。 バターたっぷりで、たぶんこれを食べ過ぎたら心臓発作になりそうだけど、たまにだから許してください。 映画"Julie and Julia"のシーンを思い出しました。
店の入り口にあるナポレオンの残していった帽子。 コーヒーの代金の代わりに置いて行ったとか・・・。 ま、そんなはずはないのですが、話としては面白いです。
そのままサンジェルマン・デュプレ教会へ。
542年に建造された、パリで最古の教会。

そのすぐ隣の、あまりに有名な”カフェ・デュ・マゴ”でお茶。
そして、リュクサンブールにいくとちゅうに、いつも立ち寄るサン・シュルピス教会。
ここもいつもブログに載せている気がしますが、入り口すぐにあるのがドラクロワのフレスコ画。
”悪魔を撃つ大天使ミカエル”
”天使とヤコブの戦い”


映画”ダ・ヴィンチ・コード”にも登場するローズライン。 実際、これはローズラインと呼ばれるものでも異教徒の残したものでもなく、普通に日時計。確か、子午線。
ちょっとどんより雲なリュクサンブール公園。 いつもここに来る度にジャンバルジャンとコゼットの散歩する風景を思い浮かべてしまいます。
ここもいつも紹介している気のする、NYの自由の女神のオリジナル。


プラプラ歩きながらマレ地区の方向へいっていると、気が付くといつも憧れつつ手の出なかったDiptyqueの本店前・・・。 ついつい足を踏み入れると、ついにパフュームを購入してしまった。。。 あぁぁぁ・・・。 数年掛けて使わなきゃ。
歩き疲れた頃に、こんなノートルダム大聖堂を斜めに眺められる小さなカフェ発見。
なんだかいい時間が流れるなぁ・・・。
3日間の素敵なパリ生活を終えて、友達ともお別れ。 自分はリールへ。
朝リールの駅について歩いていると、昔から気になっていたこのオブジェ、どう見ても草間弥生だなぁと思っていたらやはりそうでした。
さ、仕事頑張ろう!

No comments: