ここスペインの首都に来るのももう何度目? ここは街の中心ソル。
街の紋章であるイチジクと熊の像。
メトロポリス。 ここは保険会社のビルですが、マドリッドのランドマーク的な建物です。
今まで何度も来ておきながら、ここの王宮の見学にはなぜか来たことがなかったので、今回始めて中に入って来ました。
今はロイヤル・ファミリーはここには住んでいませんが、今でも公な行事には使用されている建物です。
建物の中に入ってすぐにあるのがこの大階段。
歩を進める度に、華麗な天井画が目に入ってきます。
豪華絢爛です。
残念ながら写真を撮れるのはここまで。 この先1時間ほどの見学路は見てるだけ・・・。印象的だったのは東洋風の部屋。 素晴らしい漆喰細工が部屋中に施されていて圧巻です。 跡はテラコッタのみで出来た部屋、玉座の間なども贅を尽くした装飾になっていました。
以前プリンスとプリンセスがショーを観に来てくれたなぁ・・・。
王宮の反対側正面にはアルムデーナ大聖堂。
小腹がすいてきたのでここ。 マヨール広場のすぐ近く”サン・ミゲル市場”。
結構ツアリスティーですが、つまみながら飲み食いするにはいいところ。 観光客がメインですが、地元の人たちもいます。
ピンチョをいくつかとワイン。 お昼には十分。
毎回来てるけど・・・ ここのショコラテは甘い・・・。 バルセロナの勝ち!
マヨール広場。 ここもいつも観光客で一杯。
さて、なぜか木曜日にエキストラな休みがもらえたので、今回はすでに何度も行っているプラド美術館はパスして、今まで寄ったことのなかった”ティッセン・ボルネミッサ美術館”へ。
ここにも珠玉の作品が並んでいます。
ここはハインリッヒ・ティッセン・ボルネミッサ親子2代の個人コレクションを集めた美術館で、1992年には国家に買い取られたそうです。 個人のコレクションとしてはエリザベス女王に次ぐとか。
1510年 フィレンツェのテラコッタのエンジェル。
個人の収集とは言ってもかなりの収蔵量で、どの時代のどの分野の作品も網羅されています。
1515年 ラファエロ Portrait of a Young Man有名なヘンリー8世の肖像画の一枚。 いろいろな意味でイギリスの歴史に多大な影響を及ぼした彼。
1488年 Ghirlandaio, Domenico / Portrait of Gionanna Tornabuoni
ここの美術館のアイドルのような一枚。
この美術館の中で自分の一番来たかった部屋はもちろんここ。
もっとも大好きな芸術家のうちの2人の作品の並んだ部屋。 カラヴァッジョとベルニーニ!
1597年 Caravaggio / Saint Catherine of Alexandria
この作品も、暗い画面に、彼女の真っ白な肌がぱっと浮き出るような、ただ美しいだけではなく、ちょっと緊張感もある作品です。
1615年 ベルニーニによるサン・セバスチャン。
なかなかイタリア国外でベルニーニの作品に出会える機会は少ないのですが、ここにはそんな彼のサン・セバスチャンの彫刻があります。
まるで呼吸をしているかのようなその体の動き、どの角度からの最高に美しく見える計算されつくした構図、表情。 石の仕上げ方によって強調されるコントラスト。
どの作品も大好きです。 またローマの教会巡りがしたくなってきました。
1622年 Rubens / St. Michael Expelling Lucifer and the Rebellious Angels from Heaven
”ネコと魚”と題した作品ですが、愛らしいです。
1882年 Manet / Woman in Riding Habit, Fullface
1923年 Picasso / Herlequin with a Mirror
スペインの画家といえば筆頭に来るのがピカソですが、これも有名な作品ですね。
1944年 Dali / Dream Caused by the Flight of a bee around a Pomegranate a Second before Waking up
とまぁ・・・ ダリの作品は奇奇怪怪。
美術館巡りの後は再びサン・ミゲル市場へ。
ウニにカニにワイン、オリーブにポテト・・・ どれも美味しいねぇ・・・。
そのまま陽の落ちた後の宮殿を散策して、
デボ神殿。 なぜマドリッドにエジプトの神殿?と思うかもしれませんが、これはアスワンハイダム建設に伴ってとある神殿を移転したお礼として、スペイン政府がエジプトから受け取ったお礼。 ちなみに2200年前の建造物です。
スペイン広場のドンキホーテ。 今夜だけサンチョ・パンサのロバに乗ってお供の一人に参加!
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