”冬のリヴィエラ”、ニースへ戻って来ました。
まだ、お祭りの最中にトラックの突っ込んだテロの記憶は新しいですが、すでにいつもと変わらない日常が戻っている様でした。
地中海の水の美しさ。 季節のいい時であれば水遊びも楽しそう。
海岸の端に小高い丘があるのですが、ここがキャッスル・ヒル。
ニースには何度か来ているのに、まだここには上がったことが無かったので、今回は頑張ってこの階段を上って来ました。
中腹からでも既にこの景色。
１１世紀から１８世紀まで強力な地中海の防御として使われていたお城。
現在はその遺構が残るのみ。
丘の反対側には港がありますが、ここは１８世紀の中旬から開かれた場所。
今はモナコ同様、高級なヨットも並んでいるのが見えます。
コート・ダジュール。 いい響き。
いい眺めを堪能してから長い階段を降りようかと思ったら。。。
なんと、初め上り始めた階段のすぐ裏にエスカレーターがありました。。。 が～ん！！
ニースに行くことがある人は、まずこのエスカレーター探してください＞＜
以前にも書いたと思いますが、ニースの海岸は砂ではなく、このツルツルまるまるした石灰岩。
石、石、石。。。
昨年７月１４日にその悲劇は起こりました。
革命記念日をお祝いする花火を見に来ていた人達の中にトラックが突っ込みました。
子供たちも含め、８４名もの人命が失われる大惨事となってしまいました。
結局身勝手な政治、過激派の暴走に振り回されるのは、そことは全く無関係な一般市民。 こちらもあちらも、失われている命のほとんどが何の罪もない人々の命。
ごくごく一部の人の利益とエゴ、偏見の為に始められる戦争。 結果、やられてはやり返す負のエンドレス・スパイラル。。
最後の一人の命がなくなるまでやり続けるのですか？
同じ地球に住む人間なんだから、みんなに平等に平和が訪れますように。
温かい陽の光にオレンジが輝いています。
１９１３年にオープンした”ホテル・ネグレスコ”。 プロムナードのランドマーク的な建物ですが、現在はフランスの歴史的建造物にも指定されているそうです。
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