Monday, February 20, 2017

copenhagen :) コペンハーゲン 観光

随分久し振りのコペンハーゲンへやって来ました。
今週もスプリットウィークな為、ここにいるのは週の前半だけ。 出来れば数日の休暇は欲しかったなぁ。。。
前日夜中、3回ショーの後に到着して、月曜は朝早くから散策。
まずは昔のロイヤル・コペンハーゲンの工場へ。 ここへはロイヤル・コペンハーゲンのアウトレットが併設されているのですが、昔は市価よりずいぶん安くて魅力的だったのですが、前回来た時にはお店も綺麗になって随分と値段が上がっていたので、特に何も買わなかったように思います。
今回もお店を一巡りしてみたのですが、やはり高額なうえに2004年から生産がタイに移行し始め、もうデンマーク産といった趣が半消滅。。。 ネットで調べたところ、どうやら2005年から値上がりしたようですね。 価格は上がるし生産はタイに移っていくし。。。 大胆なデザインのものを出したり、挑戦的ではありつつも魅力の薄れるロイヤル・コペンハーゲンです。
(”ロイヤル”の名前の付く国の伝統ある工芸品を、生産が安価という理由でアジアで作り始めるなんてちょっと理解に苦しみます。。。 あとで骨董品屋のおばちゃんに聞いたら”もうデンマーク産なんて言えないし、残念”とのこと。 同感です。)


この日は特に観光もせず、町と骨董品屋さんを散策。 デンマークはじめ北欧には、本当に趣のあるインテリアや陶器が骨董品屋さんに並んでいて、しかもかなりお買い得。 色々なデザインの椅子などもありますが、そういう古い椅子のクッションや布を張り替えるお店などもあって、素敵なデザインのものを今に蘇らせることも出来ます。
Trinitatis Church。
1637年にクリスチャン4世に造られた教会で、併設のタワーには上ることが出来ます。



タワーは階段ではなく、このレンガの坂をぐるぐると上って行きます。
最上階に上がるとこの眺望。




ここも何度もブログに登場していますが、岡山の倉敷は失敗に終わった”チボリ公園”。

アンデルセンもチボリ公園を見つめています。
そのチボリ公園の隣にあるのが、時計塔がシンボルの市庁舎。

中の見学は自由です。
上には結婚式場もあって、ちょうど写真を撮る新婚さんたちもいました。


こちらは街の中にあるクリスチャンボー城。

もともとは1167年にここにお城が建設されて、その時のお城は破壊されます。 その上に建設されたのがコペンハーゲン城。 そして1417年以降はデンマーク王家の所有になります。
その後1730年にクリスチャン6世が新しいお城の建設をはじめ、それがクリスチャンボー城となります。

現在は王室と政府の迎賓館、国会議事堂、内閣府、最高裁判所まですべてが集まっています。
近くの水路にある水中の彫刻。 見てると息苦しい。。。

コペンハーゲンと言えば有名なのはここニューハウン。
アンデルセンもここに18年間も住んでいました。 レストランなどが並んでいて、自分もむかーしここで食事をした覚えが。。

絵になる景色なのですが、現在コペンハーゲン中工事をしていて、ここの正面も大工事の最中。

Frederik's Church。
北欧では一番大きなドームだそうで、ずんぐりした外観。
その正面がアマリエンボー宮殿。
八角形の広場の中心にはフレデリック5世の騎馬像。
角々には衛兵が立っています。


北欧らしいシンプルで上品な宮殿です。 中には以前入ったので今回はスルー。
そのまま歩いてデンマーク・デザイン博物館へ。
エキシビジョンは”日本から学ぶ”。
日本が国を開いてからヨーロッパでは空前日本ブーム、ジャポニズムが興りますが、北欧でも沢山日本のデザインが新鮮な感覚で取り込まれました。
ロイヤル・コペンハーゲンやB&Gに代表されるような青が、日本の染付の色と馴染んでいる感じがします。



















陶磁器のセクションに並べてあるロイヤル・コペンハーゲンのフローラダニカ。
デンマークに自生する植物の図鑑”フローラダニカ植物図鑑”から2600点を食器に描き写すというシリーズ。 12年もの歳月を掛けましたが、献上先であったロシアの女帝エカチェリーナ2世が他界したため作業は中断します。

現在のフローラダニカより随分と色彩が濃く鮮やかで、こちらのほうが味わい深いです。
代表的なブルーフルーテッド。

沢山の椅子のコレクションも並んでいます。








レース柄を誇張したシリーズですが、タイで作られていると思ったら”。。。”
今日はとても天気が良かったので、中庭を眺めながらお茶をするのも気持ちがいいです。


水面が凍っていて白鳥もよちよち歩き。。


ぷらぷらアンティーク・ショップを散策しながら小物を収集。




Michael Andersen & SonのデンマークのBornholmの教会にある洗礼台をコピーしたもの。


1936年の窯印の付いたロイヤル・コペンハーゲンのマグ。 地の色もオフ・ホワイトで、絵柄も一点一点随分と違っていて、アンティークの方が絶対素敵! 値段もタイ製の新品よりも3分の1くらい。

こちらは週の後半に来ていたAalborgのアンティーク・ショップの片隅にあったもの。 自分の大好きな深い緑色に惹かれてしまった。。
デンマークのアンティーク・ショップは最高!!

No comments: