Friday, May 1, 2009

miami break

随分とご無沙汰をしていた更新です。
中米ツアー開始までの12日間の休暇ももう少しで終わり。 マイアミのダウンタウンに目立つインターコンチネンタルホテルに12日間もただ泊まり出来たものの、久し振りにアメリカに母親を招いたので、4泊でフロリダを周遊してきました。


ここはマイアミで最も古く有名なビルトモア・ホテル。 コーラル・ゲーブルの地区にあって、朝食を食べに行ったのですが、中庭の緑も美しく、優雅な場所です。 あと、プールやゴルフ・コースも充実しているのでのんびりとしたバケーションにはいいのでは?


ここには10年振りに来たのですが、ここはビスカヤと呼ばれる戦前の事業家のマイアミを代表する豪邸。 マイアミでは珊瑚が石になったものを建築資材として多用するのですが、内装はこんな熱帯地域でありながら、まるで中世ヨーロッパの宮殿のようです。
一度ハリケーンの大きな被害も受けたようなのですが、今は当時の美しさを取り戻しています。


こちらが入り口ですが、裏には海が広がっていて、ヴェネチア風な白い珊瑚のテラスと青い海のコントラストは眩しいばかりです。

建物の横には庭が広がっているのですが、こんな大きなイグアナまで出てきます。(結構おとなしくて、接近しても逃げたりしません。)


日が暮れたあとのマイアミは心地よい風が海から吹いてきて最高! 夕食を外のテラスで食べるほど気持いいものはないです。
真ん中の建物が泊まってる所。 母親が帰ってから部屋を無料アップグレードしたので、今は最上階のオーシャン・ヴュー!! こんなところに泊めてもらえるのも会社に感謝です。^^

夜デッキの上を歩いていて母親が見つけたのがこの美味しそうなイカ・・・。 ここは港でもないし、勢い余って飛び上がってきたのでしょうか・・・。

下の階に泊まっていた時の朝の眺め。^^


この日の朝はここの地元の友達に教えてもらった、普通の住宅エリアにあるフレンチ・レストランへ。 ここのフレンチ、広くはないもののとってもモダンでオシャレで、テーブルの白に統一された花々も綺麗だし、気風のいいフレンチのおねえさんの出してくれるフレンチ・トーストは絶品!口の中でとろけます。^^ あとクレープなんかもお勧めのようです。
朝食の後は延々と続くマイアミ・ビーチ(サウス・ビーチ)をドライブ。
高層アパートや高級ホテル、高級住宅地やそこに停泊する無数のクルーザーを眺めつつドライブするのも格別です。
毎回来る度にここのビーチの広さには感嘆します。
昼はビーチのメインストリート”リンカーン・ドライブ”を散策して食事。
午後は母をホテルのスパへ初体験させて、夜はオーシャンドライブのビーチ沿いのレストランで、夕凪の中食べました。

さて、土曜日から車でフロリダ周遊へ。
まずはマイアミを出たらすぐのところにある、広大な国立公園Evergladesへ。 地図を見たもらったら分かるかもしれませんが、10000平方キロメートルを想像を絶する広さで、多くの野生動物が暮らしています。
ここでの一番の目玉と言えば、爆音の巨大な扇風機を後ろに付けたようなエア・ボートで湿原を走などをるもの。 道すがらアリゲーターや大きな鷺なども見られてなかなかお勧め。



視界に入るものは全てソーグラスと呼ばれる草の草原。 360度の地平線です。

こんなワニがあちこちに・・・。 下手に湿地には入れません。


人懐っこい綺麗な声で鳴く鳥。


この巨大な鷺も数多く見られます。 田舎の田んぼに囲まれて育った自分にはそんなに珍しくはないけど。。。


エアボートのツアーの後はワニについてお勉強。
TVで見るとワニはいつも凶暴で大きな歯で獲物に噛み付いているイメージですが、普段は全く動かないで、餌も1週間に1度でいいらしく、例えばこのワニに今日から餌を与えなくても1年は生きるそうです。 寿命も60年から100年以上。 歯も一生涯に5000本も生えるらしいし、まぁなんとも燃費のいいことです。


この国立公園を東西に、物差しで計った様に東西に走る41号線の途中で横道に入るLoopがあるのですが、ここを走るともっと自然に触れることができます。
道の途中の川べりで作ってきたおむすびでランチにしたのですが、目の前にはこのワニ。。。 野生のワニを眺めつつおむすび食べてるのも変な風景です。



こんなきれいな花の咲くエアプランツもあちこちにあります。


ここはまだ舗装されている道。 前にあるのが今回運転しているアウディ。^^ 快適です!


こんなにワニがうじゃうじゃいるところもあります。



これ野生のカワウソです。。。 前に車が止まっていたのでちょっと覗いたらこのカワウソが泳いでいて、すぐにいなくなりましたが、動物園以外でこんなの見たのは初めてです。

この道、砂埃すごいです。


母ブログに初登場。


この日の宿泊はフォート・マイヤースだったのですが、自分はここに何度か公演に来ておきながら知らなかったのですが、実はここはあの有名なエジソンの別荘があったところで、ついでにこのエジソンの仲良し、フォードの創始者ヘンリー・フォードの別荘も彼の家の隣に建っています。


そんなに大きな家ではありませんが、多用な植物が広い庭に植えてあって、その先には海が広がっています。


この無数にある貝殻は、フォート・マイヤースから30分くらいのところにある”サニベル島”の海岸です。 ここは世界で3番目に多く貝殻の上がる海岸だそうで、貝拾いを楽しむ人が多く歩いています。


確かに貝殻多いです・・・。

朝海岸を散策したら、そのままBradentonの大切な友達Kさんの家へ。
Kさんもブログ初登場ですが、自分のディズニー人生にとっては欠かせないお母さん的存在です。(とは言いつつも歳はそんなに変わりませんが。^^;)

この夜はKさんが多くの友達を招いてくれてのパーティー。 
こうやってツアーをしていると、どんなに仲良しでも会える機会は数年に1度なんてことも当たり前。 それでも仲間はいつ会っても仲間。 懐かしい話や最近のお互いの事情を交換しつつ、とっても楽しい時間を過ごすことが出来ました。
Kさん、親子共々いつも感謝してます!


自分はこの会社10年目にして始めて会社の本部ではなくフロリダのヘッド・クオーターへ行きました。
ここにはサーカスやアイスショーの舞台装置や衣装に関するもの全てがあって、ここから数多くのショーが排出されていると思うと感慨深いです。


そのヘッド・クオーターのあるPalmettoから1時間ちょっとのところにあるLakelandが自分たちDisneyOnIceがリハーサルを行うところ。 そうです、ここで世界中を回るショーが製作されます。 自分もここでは何度か長期リハーサルやりました。 懐かしい場所です。


午後そのままオーランドへ入って、アウトレットで買い物の後はダウンタウン・ディズニーで夜を過ごしました。 お土産やさんにはピノキオ・グッズもいっぱい。 ピノキオを見ると他人に思えないのは10年もやってると仕方がないよね。。。


毎日一緒に仕事をしていても、やっぱりミッキー・マウスはかわいいものです。


次の日は1日ディズニー・ワールドのマジック・キングダムへ。
ここへももう3度目ですが(日本のディズニーランドには一度も行ったことがない・・・。) やはりディズニーランドはディズニーランドだね。 なんとなく意味が分かりますか?


昼間のパレード。 まだそんなに気温も上がってないからいいけど、同業者としてこの炎天下で踊って歩くのは辛いだろうなぁ・・・。 でもやっぱり楽しいです。^^


一度マジック・キングダムを抜け出して、ダウンタウン・ディズニーにある、最近はすっかり知名度も上がったシルク・ド・ソレイユの”LaNouba"を見に。 自分は10年前にこのショーを始めてみて非常なショックを受けて、それ以来シルクのファンなのですが、10年経ってもこのLaNoubaがシルクの中では最高だと思います。 このショーはツアーでは回らないので、観たい人はここまで来てください!
サーカスと芸術に舞台演出を加えた総合美と言ったところですが、途中で涙も誘われます。
これを想像した人は天才だね。

夜はシンデレラ城に上がる花火でクライマックス。
まさにアニメを現実にしたような夢のような世界。 決してディズニー・マニアではないけど、やっぱ綺麗。^^
現実を離れる夢の世界を作る自分たちのような仕事。
やはり責任もって頑張らなきゃって思います。
今年は2週間しか日本に帰れそうにないし、たまに母親とゆっくり過ごす時間も楽しかったし、最近一人で食事をするのが寂しいと言う母と毎晩夜中まで出歩いていたのも良かったかな。 また機会があったら、今度はヨーロッパにでも来てください。

1 comment:

Gandhi said...

功、お母さんとの2ショットなんか可愛すぎるんです、ってかそれを見て、懐かしい気分になりました。いつも言うんだけど、また功と功の家族に会いたいよ。

hope you have a save trip around and home!!!