公演先はラファイエットと言うところなのですが、ここはあの南部アメリカの誇る調味料“タバスコ”の産地。 10年前に友達と一緒に工場まで行った覚えはあるのですが、この調味料が生まれたのは南北戦争の頃までさかのぼって、はじめ香水の瓶に入れて売られていたことが今の瓶の形にも受け継がれているそうです。
ルイジアナなど南部にはこれに似たスパイシー・ソースの種類が無限にあります。
さて、今週はなんと3日も休みがあるので、昨日の火曜日は友達を連れてここから2時間離れたニュー・オリンズまで1日行って来ました。
久し振りのドライブでしたが、多少肌寒かったものの、天気は快晴!とっても気持ちのいい日帰り旅行になりました。
ニュー・オリンズに来るのはこれで3度目でしょうか? あのハリケーン”カタリーナ”では随分と被害を受けた地域ですが、こうやって訪れるに関しては街の様子に変化は感じなかったです。
ここニュー・オリンズでの目的は大きく4つ。
1 その美しいアイアン・レースを巡らしたフレンチ・クオーターの街並み。
2 南部料理”ケイジャン・フード”、オイスターを満喫!
3 デキシーランド・ジャズのジャズ・バーめぐり。
4 夜更けのバーボン・ストリート
短い1日でこの全てを制覇するべく歩き回りました。
まずはケイジャン料理の“ガンボ”。
これはシチューの様なものなのですが、米の上にたっぷりかかってくるので、見た目はスープ。 オクラが入ってとろっとしているのですが、カニなどの出汁がしっかり利いていてなかなかの逸品。 これだけで結構おなかいっぱいになります。
ガンボを食べたのはここ"johnny's po boys"。 Po-Boyとはこれもルイジアナのフレンチ・ブレッドのサンドウィッチのことなのですが、ここは地元の人でも賑わっている庶民派の店です。
ニュー・オリンズの中心はここ”フレンチ・クオーター”。 ここの建物の多くはここがアメリカに属する以前のフランスやスペインの植民地時代のものがほとんどなのですが、フランス時代の建物の多くは1794年の大火災で焼失したらしく、ほとんどのものはスペイン統治時代のものだそうです。
アメリカとは思えないような、なかなか趣のある建物が多いです。
ここがジャクソン・スクエアと呼ばれる中心地。 このセント・ルイス大聖堂は1727年の建造で、北米最古の大聖堂です。
1862年開業のカフェですが、ここで有名なのがベニエ(beignet)と呼ばれる粉砂糖をこれでもかと振りかけた角型ドーナツとカフェ・オレ。
このベニエ、あまりの粉砂糖の多さにのどに引っかかって咳でもしたら大変なことに。 そうなくても風で吹かれたりこぼしたりでズボンやカバンは粉だらけ・・・。 ウエイターのおばちゃんは”そんなの叩けばいいのよ”なんて言うものの叩けば浸み込むだけで逆効果。。。
このアイアン・レースの美しい建物はあちこちにありますが、どこも花や緑に縁どられていて気持ちがいいです。
この愛らしい青い犬。 その名も"blue dog"というのですが、10年前に初めてここに来た時からなんだか好きで、いつも気になっている絵なのですが、この作家さん"George Rodrigue"は地元ルイジアナの出身で、すでに随分と知名度も上がっていて、その作品はあちこちの美術館をはじめ、ホワイトハウスやフランス大統領の官邸などにも収められています。
日暮れ時、まだ夜の喧騒を知る前の通り。
ここニュー・オリンズではこの別名“海のミルク”牡蠣もとっても有名。 世界あちこちの生ガキを食べましたが、ここのは大ぶりでプリッとした感じ。 1ダースで$9と随分お得。 12個なんてあっという間に平らげてしまいます。
このベニエ、あまりの粉砂糖の多さにのどに引っかかって咳でもしたら大変なことに。 そうなくても風で吹かれたりこぼしたりでズボンやカバンは粉だらけ・・・。 ウエイターのおばちゃんは”そんなの叩けばいいのよ”なんて言うものの叩けば浸み込むだけで逆効果。。。
公園ではストリート・ミュージシャンがデキシーランド・ジャズを演奏していたりするので、緑の多いこの公園を眺めつつお茶するのは気持ちのいいものです。
しかしこの”カフェ・デュ・モンド”、10年前に初めて来たときには珍しくコーヒーをお土産に日本まで持って帰ったこともありましたが、なんと地元にもチェーン店があってちょっとがっかりしたのを覚えていますが、どうやら日本にも20店舗以上はあるそうです。
日本のベニエの味はちょっと上品過ぎたのを覚えていますが、味の気になる人はぜひ近所でもお店があるか調べてみてください。
このアイアン・レースの美しい建物はあちこちにありますが、どこも花や緑に縁どられていて気持ちがいいです。
この愛らしい青い犬。 その名も"blue dog"というのですが、10年前に初めてここに来た時からなんだか好きで、いつも気になっている絵なのですが、この作家さん"George Rodrigue"は地元ルイジアナの出身で、すでに随分と知名度も上がっていて、その作品はあちこちの美術館をはじめ、ホワイトハウスやフランス大統領の官邸などにも収められています。
この犬の表情が何とも言えないのですが、その値段はシルク・スクリーンでも10万から40万・・・。 ここのギャラリーで見せてもらうだけで十分です。ww
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夜が更けるごとにまさにCRAZYになっていくのですが、ここはアメリカでも珍しく屋外でも飲酒が許可せれていて、ま、言ってみればオープンな歓楽街なのですが、ライブ・バー、ジャズ・バー、ストリップ・バーが軒を連ねているのですが、このバルコニーの2階から男の人たちは道行く女の子達に野次を飛ばして、その子が胸をめくって見せたらキラキラしたビーズ・ネックレスを投げると言うが伝統。^^; 昨日はかなり寒い夜だったので見せている子達は見ませんでしたが、ここではこんな光景も日常茶飯事です。
日暮れ時、まだ夜の喧騒を知る前の通り。
ここニュー・オリンズではこの別名“海のミルク”牡蠣もとっても有名。 世界あちこちの生ガキを食べましたが、ここのは大ぶりでプリッとした感じ。 1ダースで$9と随分お得。 12個なんてあっという間に平らげてしまいます。
ピノ・グリと生ガキの組み合わせ・・・”あぁ。幸せ!”
う~ん。 美味! (台北で生ガキ食って救急車で運ばれた経験があってもこれだけはやめられません!)
う~ん。 美味! (台北で生ガキ食って救急車で運ばれた経験があってもこれだけはやめられません!)
自分は何度となくこの街に来ておきながら、まだ一度もこの有名なジャズの殿堂へ来たことがなかったのですが、この建物はニュー・オリンズ最古の建物の1つで、1750年の建造。何度も火災から逃れ、1812年の南北戦争時代には酒場として営業していたそうです。
自分たちは最前列に座って見たのですが、演奏中はなかなかの熱気。
演奏もデキシーランド・ジャズらしく笑いに溢れた楽しい和気あいあいとした感じ。 場所の狭さもあってお客さんと一体感になって盛り上がりました。
時間の関係で1セッションしかステイしませんでしたか、時間のある人はじっくり楽しめる場所だと思います。 南部の雰囲気に溢れた時間でした。
時間の関係で1セッションしかステイしませんでしたか、時間のある人はじっくり楽しめる場所だと思います。 南部の雰囲気に溢れた時間でした。
2 comments:
カフェドュモンド、一緒に行ったよね?
i miss isaoって感じよ〜!
自分もI do miss mamikoです。
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