キャストは違いますが、METの舞台より。
恋人のトニオがハイCを連続する場面。 このトニオを演じたアメリカ人LawrenceBrownleeもしっかり会場を沸かせました。
そして、今回登場するだけで会場を盛り上げたのがかのKiriTeKanawa。 言わずと知れた伝説の名ソプラノ歌手ですが、そんな彼女ももう67歳。 2004年にオペラ界からは引退したらしいのですが、今回METに伯爵夫人の役で出ています。 もちろんそんなに歌うシーンはないのですが、それでも美声を会場に響かせてくれます。 67にしてあのオーラと声量は驚きます。
この劇場は1966年にオープンしたのですが、2008年にこのランドマーク的なスワロフスキーのクリスタルで出来たシャンデリアが取りかえられました。
古くなったシャンデリアは一部販売もされていたのですが、あまりに値が張るのでずーっと買わずにいました。 が、今回ショップを見ていたらすでに在庫も底をつき始めたらしく、残りが後ちょっととのこと・・・。で、買っちゃいました・・・。 ずっしりと重いクリスタルで、新しくなったシャンデリアは機械でカットしているらしいのですが、以前のものは全てハンド・カット。 オーストリアから贈られたものだそうです。 しかもそのクリスタルの入れてある袋はシルク製の、ずっと舞台に掛っていた緞帳で出来ているとのこと。 42年間のメトロポリタン劇場の歴史がぎっしり詰まっています。 長い時代に渡って全てのパフォーマンスを見つめてきたシャンデリアと緞帳。 いやぁ・・・無くなる前に買ってよかった。
No comments:
Post a Comment