Saturday, January 14, 2012

godspell

今日のマチネのショーは40年振りにリバイバルされた"Godspell(ゴスペル)"を観に行ってきました。 昨夜のFolliesとは違い、こちらは20代の若いキャストばかり。違った意味でどのような舞台になるのか興味津々。 ストーリーはキリストの生涯でのエピソードをジョークも含めて、どちらかと言ったらTeenager向けなポップな音楽と展開で十字架に磔になるまでを追います。
ここのシアターには以前にも行ったことがあったのですが、会場自体は大変狭くて円形、舞台はその中心で、お客さんはその周りを囲むように座ります。 自分はTKTSでチケットを買ったものの舞台の前で足も伸ばせない最前列。 自分の場合お客さんが近いと汗だくの顔見られるのが嫌だったり、ジャンプの際に鼻水飛んだらどうしよう・・・なんて心配する人なので、やっぱ舞台に立つ人の立場から言うと、こんな近くから2時間凝視されるのはどんなもんなんだろうね・・・。

Hunter Parrish。 映画"It's Complicated"や"17 Again"や、ドラマ・シリーズの"Weeds"でも人気の高い俳優ですが、彼のブロードウェイ初舞台"Spring Awakening"を観に行ったのはつい先日のようです。 ずば抜けたダンサーでもないし、超舞台俳優な歌唱力もないものの、独特な雰囲気があってお客さんを惹きつけます。 もちろんそのアイドル以上なルックスもTeenagerファンを惹きつけます。アメリカをはじめ絶大な人気でヒットを飛ばしたドラマ"Glee"でもおなじみTelly Leung。 このキャストの中では一番の歌唱曲。 インター・ミッションでもピアノを弾き語り。 とっても頑張っていました。舞台に洗礼のシーンの際の池が出来たり、トランポリンが現れたり、指揮者兼ピアニストも舞台から半分出ていて、その狭いステージを自由自在にシーンに合わせて変化させるのはいい演出でした。
まるで舞台の上に座って観ている感じだったので、そのエネルギーを感じるには十分すぎるほどでした。 あまりいいレヴューを聞かなかったショーですが、若さ爆発なエネルギッシュな舞台としてはとっても良かったです。
みんな汗だくで2時間ステージに上がりっぱなし。 昨日の往年のスターも、そして今日の若手スターもみんなその舞台を作り上げる情熱とエネルギーは半端じゃなくて、分野は違うものの、自分にもそのようにスポットライトを当ててもらえる仕事があること、情熱を傾けることが出来て、エネルギーを発散できる場があるのは本当に幸運なことだと改めて心から感じました。 自分に歌唱力と踊る力があったら絶対ブロードウェイを目指してるんだけどなぁ・・・。 ま、次の人生かな。^^

客席近いでしょ?

次の日バスで買える前に日本のスーパーで米買って、しばらく前に50thStreetに移転したお馴染みBOOKOFFによって、読み終わった本をごっそり売ってから新しい本も購入して、仕事場所のコネチカットへ帰りました。
実りの多い休みでした。 宿を提供してくれたブラッドありがとね!

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