Tuesday, January 10, 2012

kiehl's spa / faust

さて、ホリデーも終わって、ちょっと落ち着きを取り戻したNYに帰って来ました。
友達の家に荷物を置いたら、今日は随分と前から予約を入れておいたKiehl'sのSPAへ! スパとは言ってもマッサージ(普段マッサージなんか受けるような生活していないんだけどね・・・)に行ったのですが、このKiehl'sのスパは世界中でもここUpperEastSideに
一か所だけ。 キールズの製品を使ってのスパ・サービスが受けれるので、Kiehl'sフリークな自分としては試さずにはいられません。
70分の~んびりとマッサージを受けて遅お正月。 よかった~!
今夜は再びオペラに行くので、冬枯れたセントラル・パークを横切って西のリンカーン・センターへ。
今夜はグノーの"Faust"。 これはゲーテのファウストの第一部を題材に制作されたフランス語のオペラです。 オペラではなく、管弦楽などでも演奏されることの多い曲もあるので、曲を聴くと馴染みは深いものもあります。今夜公演予定だった主役のファウスト役JosephCallejaが病気で降板したため、次の日に今シーズンのMETのオープニングのToscaでカヴァラドッシに出演予定のRobertoAlagnaが演じました。
しかしファウストは3時間を超える演目、急にキャスティングされても大変だろうなぁ・・・。

サタンのメフィストフェレスに若返らされたファウストが、恋をしたマルゲリーテのいる村にやって来て、彼女の兄の出征の為に集まった群衆の前で人々に幻想などを見せるシーン。
メフィストフェレスの手引きでファウストがマルゲリーテを口説くシーン。 マルゲリーテ役のMarinaPoplavskaさんも熱演でした。
ストーリーは、勝手にファウストに愛されたマルゲリーテが兄まで失い、どんどんと不幸のどん底に落ちて行って、最後には狂気を起こして死んでしまうと言った感じで、彼女の立場に立つと振り回されただけ・・・。 舞台自体はかなりモダンな演出で、どちらかというとミュージカルチックな舞台。 お客さんの中にはあまり納得していない人たちもいたようですが、クラシックなヴァージョンをしたらい自分は十分に楽しむことが出来たした。
自分はあまりオペラや声楽については知識がありませんが、人の声って本当に美しいなぁとつくづく感じます。

2 comments:

Chiaki said...

人間の声って、本当に美しいですよね。
鍛え上げられた堂々たる声にも心震えますが、少年少女の合唱にもまた他には無い魅力を感じます。
声は楽器としても素晴らしいし、意思の伝達手段としても優れているし、個性の現れるものでもあるし、人体の中ではかなり好きな器官(?)です。

ISAO said...

もちろん劇場の音響の良さもあるのですが、マイクもなくあの巨大な空間に響きあたるソプラノやテノールの美しさには驚きを覚えます。 同じくミュージカルでも声や歌の力、年齢によって変化する声質と趣、そういうのを聞くのも大好きです。