さて、内容についてですが、ストーリーは映画のそれとはちょっと違っていて、個人的には映画の方がストーリー展開が好きでした。 しかし、基本の話は一緒なので、映画を見てから舞台を見たのは正解でした。
舞台はモダンな演劇のようなつくりで、至って簡素。 ど真ん中にスケッチブックを破いた形のスクリーンがあって、鉛筆でスケッチをするとそのスクリーンにも絵が現れたり、馬の走るシーンや戦争のシーン、場面などもそのスケッチで表現されています。
そしてこの舞台で一番の特徴はその人形。 子馬も馬も、ガチョウや小鳥も全て等身大の人形で表現されているのですが、そのどれもが人形とは思えない、まさに本物の動物のように見えるのですが、これは南アフリカの人形劇団のアイデアらしいです。 その細やかな動き、感情の動きに合わせて動物の表情も刻々と変化します。 驚きの人形さばきです。
映画もそうでしたが、舞台でも最後には涙が流れました。
ささやかな表現者のはしくれとして、このように心動かされる舞台を見るのは本当に嬉しいです。 キャストの人たちも素晴らしかったし、高い期待を裏切らない大変よい舞台でした。
ぜひ映画が公開になったら映画館に見に行ってください。
はぁ・・・ NY好きだなぁ。。。
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