ピッツバーグには興味深い建物が多いことに気が付きますが、古い教会や建物とモダンな建築物が隣り合って林立している風景は面白いです。テラコッタ・タイルで全面を覆われたイタリア・スタイルの建物Buhl Building。 築1913年。ちょっとヨーロッパ風なマーケット・スクエアの建物。 ここのスタバでのんびりするのは結構好き。マーケット・スクエアに隣接して異様な雰囲気を醸し出している建物がこのPPG Place。 2万枚近くのガラスで出来た40階建ての建物を含めた6つの建物の集合体。なんだかディズニーの悪い魔女の住んでいるお城のような雰囲気です。裁判所にくっ付いた、まるでヴェニスの”ため息橋”のようです。この近代的なビルの中でヨーロピアンな異色を放つこのゴシックな建物。 Union Trust Building。 1916年に完成したベルギー式ゴシック様式だそうで、屋根の部分はまるで教会です。Fort Pitt(ピット砦)。 1700年に入るとイギリスの植民地軍がどんどんとネイティブ・アメリカンの領土を奪うようになったのですが、その間フランスとの領土の奪い合いが始まり、それにインディアンたちが駆り出されるようになります。ここはちょうど2つの川が合流してオハイオ川になる起点にあるのですが、ここの砦も五稜郭と同じく5角形。 要塞にはペンタゴンなどをはじめこの5角形が多いですが、ウィキペディアによると”星型要塞=火砲に対応するために15世紀半ば以降のイタリアで発生した築城方式”だそうですね。どうやら死角がないそうです。
現在砦の壁などは無くなっていますが、後にはラインが引いてあって、その大きさが分かります。唯一残っている当時の建築物はこの”ブロックハウス”と呼ばれる建物で、もともとは大きな家の一部だったようです。 1764年に築で、西ペンシルバニアでは最古の白人の建築物と信じられているそうです。ここは当時の銃を外に向けた窓。 アメリカ独立戦争の際には、ここが西部戦線の本部として使用されたそうです。
最近は日本でもここのプロダクツが普及していると思いますが、世界中でケチャップやマスタードと言ったらやはりHEINZが一番普及しているのでは? 最近は使用しやすいプラスチック製の容器が一般的ですが、自分がアメリカに来て数年の間はまだこのビンしかありませんでした。 これがまた中身のケチャップが出てこない・・・。振っても揺らしても出てこない様子を見かねて友達が"Hit 57!"と言って出し方を教えてくれたのを思い出します。 この57をコツコツ叩くと楽に中身が出るんです。
そんなHEINZの本社がここピッツバーグにあって、野球場をはじめ、あちこちにこの名前が使用されています。 あと、全米に展開するアパレル"American Eagle Outfitters"もここに本社があって、今回自分たちの公演したアリーナにもその名前が使われています。 どうやら今年春には日本にも進出する様ですね。
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