Friday, June 8, 2012

theatro municipal

急に決めてくることにしたテアトロ・ムニシパル。 外観もそうなのですが、中に入って息を飲みました・・・。 なんだこの美しさわぁぁぁぁ!!!まるでちょっと規模を小さくしたパリのオペラ座!と思ったら、やはりそれをモデルに建設された様です。 世界中の色々な劇場に足を運びましたが、こんなに美しい建物もそう多くないです。 建設は1905年に始まって1909年に完成。 その後も改装が繰り返され、最近では2010年に終わったそうです。大階段や手すりは大理石のみならず、なんとオニキスまでがふんだんに使われていてその華麗さたるや・・・。 ほ~っとため息ばかりが漏れます。 宝石箱の中に入り込んだようです。床も含めて、どこも大変手が込んでいます。 ブラジルにこんな建物があるなんて想像すらしてませんでした。劇場内の天井も大変美しく、派手さはないものの落ち着いた感じです。
さて、肝心の今夜の出し物は
"A Criacao de Joseph Haydn"
ハイドンの音楽をベースにしたコンテンポラリー・バレエなのですが、まずはオケ・ピットの中の人数にびっくり。管弦楽はもちろんコーラスが50人程度、それにソプラノ、テノール、バリトン。。 本格的だぁ・・・。
幕が空いて出だしはモダンな感じでスタート。 その後のステージはバックのスクリーンに映し出される絵以外はシンプル。 ダンサーは総勢で5,60人はいたかな。 特に目立っていたのがメール・ダンサーで、みんな平均して高い技術を持っていたことにまず驚き、パフォーマンス・レベルの高さにも大変感心しました。 振付もハイドンの音楽とも違和感がなく全く飽きさせない素晴らしい出来。 繰り広げられるフォーメーションのバリエーションの多さにも感心しました。 こんな所にこんなに素晴らしいバレエ団、管弦楽団がいたなんて、もっと世界に知られていいと思う。
火曜の平日とあってか席はガラガラだったのに、全く手抜きのない、空気の張り詰めた大変に素晴らしい演奏とパフォーマンスを見られて大変満足です。
いやぁ・・・Theatro Municipal最高でしたよ!(カナダの某団体とは大違い・・・)
大物演奏家もここでの公演をするようなのですが、是非リオに来る機会があったら、サンバやビーチだけではなくここの公演スケジュールもチェックして下さい!
http://www.theatromunicipal.rj.gov.br/

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