brazil / sao paulo

欠員が出た為に、急遽ブラジルへ呼ばれることになり、３日で準備、バタバタとドイツ経由で地球の裏側へ。　１２時間＋１２時間のフライトでリオ・デジャネイロへ。　早朝に到着した後タクシーでホテルへ向かう最中、もう３度目のリオなので見覚えのある町並みなのですが、ほんの数日前まで来るとも思っていなかっただけに、ここにいることがとんでもなく不思議な気分。

ついた日はお休みをもらえたのですが、次の日からはショーの全てのナンバーに入りました。　２年前の日本公演でお手伝いをしていたショーなので、なんとなくは覚えていたのですが、さすがに全てのナンバーに入るのは大きな挑戦でしたが、会社も驚くほどの出来で欠員のスポットを埋めました。

と、大きな壁を越えてホットするのもつかの間、ピーターパンの主役の子が１週間アメリカへ行くことが決まって、次の週１週間１２回公演のほとんどを自分が滑ることに。。。　さすがに２年もブランクがあると詳細まで覚えていないし、ポルトガル語の台詞も勉強しないといけないし・・・　一難去ってまた一難。。。　さすがに主役を張るには覚悟が必要だし、胃が痛い・・・。　

サンパウロで６時間のバス移動。

お休みの１日はお馴染みのオスカー・フレイレへ。

 いつも立ち寄るハワイアナスですが、ここでお土産を調達。

 ここも来たらいつも立ち寄るカフェ。　ここのコーヒーは最高で、スーパーなどでも豆を購入できます。　ここでもコーヒーのお土産調達。

 スーパーのフルーツ・コーナーは最高で、マンゴーも超巨大で甘くて美味しいし、柿もかなりの大きさで甘いです。

 夜はもちろん日本人街へ。

 ここもお馴染みラーメン”あすか”。　いつも行列が出来ています。

 日本人的にはメニューの表記が大変面白いのですが、読めますか？

日本を出てから一週間も経っていないので、そこまでラーメンを食べたいわけではなかったのですが、やはり食べると美味しいね。

いつもの丸海スーパーで買い物。　今では”ちょうせんづけ”とか言わないよねぇ？

 サンパウロには何件もある”すき屋”。
ブラジル人がブラジル人のお客さんに”いらっしゃいませ””ありがとうございました”と日本語で話しかける姿は不思議極まりない光景なのですが、日本でも食べない牛丼、美味しく頂きました。

 ここも何度か来たことのあるカフェ。

 ここのコーヒーもなかなか美味しいのです。

店の奥では焙煎をしていて、ここで好みのコーヒーを挽いてくれます。　ここでもお土産購入。
で、怒涛の一週間が始まりましたが、何とか無事にピーターを滑りきることも出来て一安心・・・　したのもつかの間、ライオンキングのシンバの子供役の主役が怪我。。。　サンパウロ２週目は自分が代役をすることに・・・。　シンバもソロあり、ヌーに追われてお父さんが身代わりになってくれた後にハクナマタタと繋がる大切な役・・・。　２難去った後にもう１難。。。
自分のこと信頼してくれるのはありがたいけど、挑戦は終わらない・・・。　全体のリハーサルをする時間はないので、とにかく暇な時間はビデオを見ながらひたすら勉強。。
ともあれ、クタクタになった一週間の後なので、３連休のもらえた幸運、次の１２回ショーのことはなるべく考えずリラックス。

休みの初日の夜はこのショーのオープニング・パーティー。

ここの日本人キャスト。　このユニットには久し振りに一緒に働く人も多く、あまり離れ小島に来た感じはなく、どちらかというと古巣に戻った感じ。

以前うちのショーでピノキオの相方をしてくれていたケーコさんと、現在相方をしてくれているブラジル人の子。
さて、怒涛の２週目をヤング・シンバとしてこなしましたが、はじめの数回は緊張に負けそうになりながらこなしましたが、週末には様子も分かってきて、日曜日にショーを見た友達曰く、お父さんが自分の身代わりで死んでしまった後の演技で泣きそうになったとのこと。。。　せっかくこの役に入るなら、思いっ切りドラマティックに、客の数人は泣かせるくらいの演技をしようと思っていたので、この言葉は嬉しかったかな。
多分来週からは主役の子達も戻って来られるはずなので、多少の余裕も出来るかな？？
こちらに来てからアルゼンチンのビザまで取らされていたのですが、どうやらブラジルが終わったら帰国できそうです！　こうなったら楽しみ切らないと！！