極寒のウィニペグを離れて、オンタリオ州のロンドンへやって来ました。 ここも気温的には-10℃前後なのですが、先週から15℃以上暖かくなったので、そんなに寒さを感じないのが不思議。
もうここにも何度となくやって来ているので、何か新しくできることはないかなぁと思っていたところ、去年ここの美術館 "MUSEUM LONDON" が新しくなったと言うことだったので、入場料もタダと言うこともあって行って来てみました。そんなに作品の数があるわけではないのですが、見ていて楽しい作品もいくつかはあったので、お茶飲みがてら足を運ぶにはいい感じ。
一面ガラス張りの部屋から見えるのは”テムズ川”。
この街のロンドンという名前はもちろんイギリスのロンドンを由縁としていますが、川にもテムズ川と名付けたり、通りもオックスフォードなど、本家を彷彿とさせます。
ここの美術館での一番の売りはこの壁。
Lawren Harris "From the North Shore" 1927
Lawren Harris "Glaciers, Rockey Mountains"
Lauren Harris "Lake Agnes above Lake Louise" 1955
先日行ったトロントのオンタリオ美術館でもいくつかの彼の作品が並んでいましたが、最近価格が上昇していて、3年前には11億という値も付いたカナダを代表する画家ローレン・ハリス。
ハリウッドのコメディアンのスティーブ・マーティンもこの画家さんのファンで、この美術館にも見に来たんだとか。
色使いも素敵で、抽象的でありながらも遠くまで続くランドスケープがありありと描かれています。
ショーの会場の目の前にあるのがこのマーケットなのですが、ここも名前がコベント・ガーデンと、ロンドンと同じ。 もちろん本家とは比べられませんが。。
ここには素敵な陶磁器屋さんがあって、以前も一度足を運んだことがあったのですが、時間をかけてゆっくり見てみると、なかなか素敵な作家さんの作品も多く、2点購入。
これはRon Royと言う作家さんで、もうお年で作陶はされていないそうなのですが、 NYで開催された3000人近くのエントリーしたカップのコンペで4位に入ったこともあるんだとか。 バーナード・リーチに代表されるように、欧米の陶芸家の人達は日本のそれの流れが関係しているので、このマグも赤志野な感じ。
こちらはRuth McKinleyさんと言う、もう40年くらい前にお亡くなりになっている作家さんで、元々はジュリアードで学んだという音楽家。 思いがあって作陶を始めたそうなのですが、Royal Canadian Academy of Artsに陶芸家として初めて選ばれたという経歴の方。
大切に使わないとね。
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