Wednesday, January 30, 2008

going to suomi by viking line








1ヶ月以上を過ごしたスウェーデンを後に、一路クルーズでフィンランドはヘルシンキへ!
LinkopingからStockholmまでバスで3時間ほど、しばらく町のカフェでお茶をした後大きなクルーズ船へ乗船。 4時45分出航で、あくる日の朝10時までかけてのバルト海横断の始まりです。 この船旅も今回で2度目、前回は"まだ"若かったので、夜中中寝ないでパーティーした覚えがあるけど、今回はごくのんびりと船旅を楽しみました。 船の中には免税店、バー、レストランやカフェ、ちょっとしたカジノまで付いていて、ステージでは踊りのエンターテイメントなんかもあったりします。 船内ではフィンランドのユーロもスウェーデンのクローネも使えるのですが、ATMは付いていないので、必要以上のお金を使わなくて済むのは助かります。 
ベッドにつくとゴトゴトと船の揺れるのも感じられますが、まぁ、寝てしまえば全然気にならなかったです。 9時にはスッキリと目覚めて、久し振りのフィンランドへ上陸!

ホテルへついた後は、記憶を頼りにメイン・ストリートへ出て、以前通っていた懐かしいカフェで、いつも飲んでいたボールに入ったカフェ・オレを注文。 実は4ユーロもしていたんだね・・・。 ユーロの値上がりした現在、これを注文するのは勇気が要りました。

ヘルシンキへ着いてまずやりたかったことは、陶器会社アラビアの工場へ行くこと。 ここには合併されたイッタラなどのファクトリー・ストアも併設されていて、市価の数割引で販売されてるとのこと。 今回は結構買い物をするつもりで行ったのですが・・・それがまぁ・・・そんなに安くなく、町でやってるセールや、他のアウトレットのほうが種類も多いし価格も安いし、結局何も買わないで帰ってきてしまいました。 ちょっと残念だったけど、まぁ、一度は工場に立ち寄ってみたかったし、往復の路面電車、支払方法が分からなくて無賃乗車したのでまぁいっか・・・。

町に戻って、最近日本でも有名になってきたMarimekko(マリメッコ)のお店へ。 日本のお店では、あの大胆な花柄の生活用品か、数種類の生地しか売っていないですが、ここには服のラインも揃っていて、インテリア用品、ベッド・カヴァーやそれとセットの食器類など、かなり種類も豊富で、生地に至っては各色ごとに数え切れないくらいのデザインがそろっています。  ここにいると"あぁ、家が欲しい"の一言しか出てこないのですが、頭の中に沢山の夢を描いて来ました。

夜は友達8人でフィンランドの郷土料理(ラップランド料理)を食べに行きました。 店内はトナカイの皮や角で出来たシャンデリア、熊の革や、様々な動物の剥製で飾られていて、雰囲気は満点! 今夜自分が食べたのは、日本では天然記念物の雷鳥(ライチョウ)と熊のミート・ボール。 世界中旅をしていると色々なものを食べるけど、多分雷鳥を食べるのはこの辺りだけではないでしょうか? さて、気になる味はというと、なんと雷鳥は赤身で、レバーのような感じ。臭みはなく、随分と美味しいので驚きました。普通のトリ肉のような淡白さはなく、しっかりとした味の肉です。 熊はというと、ちょっと味付けがしてあったのもあって、ビーフ・ジャーキーにちょっとレバーを混ぜたような味。基本的にはウシっぽいけど、後に残るほんのりとしたレバーのような苦味があって、付け合せのクランベリーと一緒に食べるとなかなか美味しかったです。 

1日目にしてヘルシンキを満喫しました。

Sunday, January 27, 2008

toothpaste


あんまり歯質の強くない自分・・・。 歯の問題には常に悩まされ続け、歯医者通いはいつものこと。 どんなに歯磨きを続けても悪化するのはなぜだろう? と言うことで、去年から全てフッ素配合の歯磨き粉に 変えて、しかも歯科用の、日本の最高基準含有量950ppmFのものを使用。 前回日本を発つ前の検診ではいい結果が出てました。
北欧はキシリトールやフッ素配合の歯磨きなど、歯のメンテナンスに関しては先進国なイメージがありますが、実際ここのお店で見てみると、ほぼ全ての歯磨き粉がフッ素1100ppmF以上の配合。日本では950ppmFのものは特定のお店でしか買えませんが、ここではスーパーで売ってるものも高含有量! 写真のメーカーは1450ppmFもの配合です。 確かにフッ素に関しては大量摂取に関しての問題が指摘されることがありますが、歯磨き粉のチューブ全て飲み込んでも平気らしいので、これを使って歯が守れるなら、そのほうが随分マシかな。
ちょっと多めに買い置きしておかないと!

Friday, January 25, 2008

nils


スウェーデンの物語といえば、昔大好きで、いつも再放送を願ってたNHKのアニメにもなった"ニルスのふしぎな旅”。 スウェーデンの女流作家セルマ・ラーゲルレーヴ(Selma Lagerlöf)が、100年も昔の1906年に執筆した子ども向けの物語で、ウィキペディアによると、原題は「ニルス・ホルゲションの素晴らしきスウェーデン旅行」とのことです。 彼女は女性で初めてノーベル文学賞を受賞していて、20クローネ紙幣にも印刷されています。
子供にスウェーデンの地理を理解させる為に書かれた物語だそうで、冒頭は下記のような感じです。

南スウェーデン、スコーネ地方の西ヴェンメンヘ ーイに住んでいたニルス少年はいたずら好きの怠け者でした。ある日、教会に行くのを免れたものの聖書を読んでおくように言いつけられてつまらない思いをしていたニルス少年は家の中で小さな妖精(トムテ)を見つけます。虫取りアミでトムテを捕まえたニルスはトムテに意地悪をして小さくされてしまいました。でも不思議な事に、小さくなってからは動物達の言葉がすっかり分かるのでした。 トムテを見つけだし、元の体に戻してもらおうと家を探し回っているとき、庭では雁の群れに誘われてそわそわしていた若い雄のガチョウ”モルテン”が飛び立とうとていました。モルテンが飛び立とうとしたその時、ニルスは『おい、飛んでいってはいけないよ!』とモルテンの体にしがみつき、モルテンを止めようとしましたが、今の彼の体では到底止められず、一緒に空へと舞い上がってしまいました。

毎週楽しみにこのアニメを見ていましたが、どうやら最近DVDにもなったらしい。。。
ここスウェーデンではどれだけ親しまれているのかと思って、それにまつわるものを探そうと思うのですが、どちらかと言うと"長靴下のピッピ”のほうが有名なようで、本屋に行っても、土産屋に行ってもピッピノ物ばかりで、残念ながらニルスに関するものはあまり目にする事がないです。
NHKのアニメも、その後世界各地で放映されたらしいのですが、ここスウェーデンでは放映されてないらしく、ちょっと寂しい気もします。 なかなかいい話だと思うんだけどなぁ・・・・

gotland sheep





ヤッタ!!
午前中昨日のお店に行ったら、おばちゃんニッコリして"売ってもいいってよっ"の一言! 手に入りました希少なゴットランド・シープの革のミトン手袋!! 光沢のあるカーリーな毛で、手にはめていると本当に温かく、今夜は風も強く寒かったのに、手だけ汗ばむほどでした。 しっかりとした手縫いの、星のステッチの付いたかわいいミトンです。 もったいないのであまり使いたくないけど、物は使って初めて価値が出るので、大切に使おうと思ってます。 ギャラリーに展示してあっただけあって、ホントに”いい感じ”でまさにpreciousです。 いいもの手に入ったなぁ!
昨日の話題に書いた、GotlandSheepの毛糸で編んだ手袋の写真も撮りました。 この手袋見た目より分厚く、お店の人曰く、これがあったら全然寒くないとのことです。 こっちも本当に気に入ったんだけど、2つもミトンは買えないので、これはあきらめました。 
帰りに、母親のお土産に毛糸を3束買いました。 あんまり在庫もなかったのですが、染めていない自然な毛色の2色を選びました。 楽しんで何か編んでもらえればいいかな。

Thursday, January 24, 2008

bang&olufsen





日本をはじめ、世界的に知名度の上がったフィンランドの高級電化製品ブランドB&OことBang&Olufsen。 北欧には点々とショップがあって、今日はそこを偵察。 やはりお店も高級感たっぷりで、シンプルでメタリックなTVや、有名になった連奏CDプレーヤー、ちょっとオシャレな若手実業家は持ってそうな電話BeoCom2など、時々ファッション・マガジンにお目見えする電化製品が並んでいました。 確かに価格はメチャメチャ高いものの、それでもBeoCom2はこっちの値段で13万円程度、日本で買うと20万円するので、こっちで買って税金返してもらったほうがお得なのは確か。 今宿泊しているホテルのTVもB&Oで、写真のリモコンもお店の値段で3万2千円。日本だとこのリモコンいくらなんだろう・・・。 持って帰ってオークションにでもかけようかなぁ。ww もしこっちで買って帰ってもらいたい人がいたらご連絡を!

ここの近くにGotlandと言う島があって、そこにはそこにしか生息していないGotlandSheepという、自然な灰色でつややかなカールを持った貴重な羊がいます。 ここにもそのGotlandSheepのセーターやファーを売る店があり、先日撮ったクッションもこの羊です。 夏と冬に毛を刈るらしく、シーズンによって食べるものが違うので、毛の質も変わるそうです。 北欧には独特のニット製品、セーター、手袋などがあるのですが、今日入ったお店には、目の細かいしっかりとした編み目の伝統的な手袋があり、話を聞くと1つ編むのに40時間かかるそうで、どこかのおばあちゃんが1つ1つ編んでいるそうです。 そんなに大量には作れないそうで、お店には同じ柄のものは1つとしてなく、はめてみると、とっても温かでした。 

今心魅かれているのはそのGotlandSheepの革のミトンで、内側が独特な灰色のカールした毛で、どこかの島に住んでいる女性が手作りしているとのこと。 その女性も時々しか製作はしないそうで、そのお店でも2点だけがギャラリーに展示してあって、2月中旬までは販売はしないとのこと・・・。 お店の人が今日作家さんに電話して、明日には売ってもいいかどうか分かるとのこと。 手に入るかなぁ・・・。

今日はもう1つ。
スウェーデンの老舗陶器メーカー"Gustafsberg"(グスタフスベリ)で、最近復刻されているspisa-ribb, bersa, adamなどは日本でもよく見かけるようになったものの、ここスウェーデンに来ると、見たことのないデザインのものも多く、値段的には日本とほとんど変わらないものの、めずらしい柄に出会えます。 せっかくだから思い出に1客とは思っても、日本と値段が変わらないなら買う意欲も出なかったのですが、今日偶然店じまいをしているところがあって、中に入ると有名な北欧ガラス製品や、なんとグスタフスベリも並んでいて、すべて値引き価格の半額!日本だと8000円のコーヒーカップも2000円程度。 迷わず1客お持ち帰りです。 プレートなども日本では考えられないくらいの安値で、自分が日本にセレクト・ショップでも持ってたら全部買ってただろうね。^^
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one of famous stylish danish audio products, TV sets and telephone designs and manufactures company is a "bang&olufsen" aka "B&O". i went to that store today to just see how expensive in here... all stuff they have was so cool and quality was excellent and ofcourse the price was really good too. lol but still it was a little bit cheaper than buying in japan though. i just won't pay US$300 for that remote controle the one this hotel has. ;p

Wednesday, January 23, 2008

glogg




ドイツなどでも有名ですが、北欧や、その他ロシアなどでもクリスマス時期に飲まれるスパイス入りの赤のホット・ワイン。 ここスゥエーデンではGloggと呼ばれ、国営の酒屋に行くといろんな種類が置いてあります。なんと白のGloggもあり、どんな味なのか興味あり。 アルコール度数は10%前後、温めて飲むのでもうちょっとアルコールは飛ぶのかな? それでも寒い時期に飲むこのホットワインは体の芯まで温まって、甘めのアルコールの嫌いな人はちょっと苦手かも知れないけど、とにかく絶品です。

休みとは言っても、特に出歩くところもないので、することと言えば雰囲気のいいカフェで本を読むくらい。 今日行った所は、街の中心にありながら、ちょっと丘になったところにある一軒家。 天井の低い3階建てのカフェは入り組んでいて、アンティークな家具や椅子、カウチが並んでいて、とてもいい感じの隠れ家風。 結構学生さんなんかも多く、狭い家の中は結構満員。 これでおじいちゃん、おばあちゃんばかりだと、全てがアンティークになるんだろうけど、そこが若い人たちで賑わってるだけで、結構モダンでいい感じに。 多分ここに住んでたらお気に入りの席とか作って通うんだろうね。
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if you go to a liquor shop, you can find many different kind of hot wine called "glogg" in here. percentage of alchole isn't high (around 10%) but its just so yummy. i guess people are drinking this for x'mas time but its really nice to drink in wintertime. i'm going to enjoy this tonight!

Tuesday, January 22, 2008

linkoping







日曜日、オスロでの3回ショーの後、夜中の7時間のドライブでスウェーデンのLinkopingへ到着。 Linkopingと書いてどう発音するかは結構様々なようで、どうやら”リンショーピン”というのが一般的?な感じです。

今日は朝からひどく雪が降り出し、途中雨っぽくなりつつも、ほぼ1日中ぐずついた天気でした。 散歩がてら歩くと、大体1時間もあればメインエリアは見尽くせてしまいそうなくらいな小さな地方都市で、どうして自分達がここで公演するのかは”?”です。 中心地には立派なカテドラルがあり、内部も簡素ながら随分と立派。 歴史も古いようで、建物が完成したのは1520年、その後部分的に増築されたらしいのですが、暗い石造りの壁と柱の上にクリーム色の天井が広がり、落ち着いた開放感のある造りになっていました。

教会を出て石畳の道を歩くと、両端にはクラフトやインテリア用品などを扱う、外から眺めるだけでも心温まるような店が並び、北欧のぬくもりを感じます。 
写真はその一部で、クッションは自然な色の羊の皮を縫い合わせて出来ていて、それを乗せてある手作りの椅子も、優しい手触りと素晴らしいつくりで、床に敷くマットも自然なぬくもりに溢れています。 気になる値段はと言うと、クッション1つだけで日本円で3万円以上もします。 写真だけ撮らせてもらって我慢しましたw

物価のことを言うと、今日のランチ。。。コーヒーとアーティチョークのサンドイッチで1500円! 休みに昼を作りたくなかったからカフェで食べたけど・・・ちょっと高すぎ! 
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after 7 hours bus ride, we arrived in Linkoping Sweden around 4am. this is just a small country town in sweden. if you have an hour, you can walk around whole city. there is an old cathedral builded in 1520. i was walking around the city in snow and stopping by at cute little shops. that lovely cushion is made by different color's sheep skins. it was very nice but that price was like US$300. lol i only took some pics..... even a lunch i ate was about US$15. i have no idea how swedish people can live like this.....

Saturday, January 19, 2008

goteborg





今日も1日中仕事なので、休み時間に思い出しながら先週いたGoteborgについて書きます。
普通に読めばゴートバーグですが、日本でも知られている現地読みの名前はヨーテボリ。 東インド会社の建物をはじめ、なかなか立派な建物の立ち並ぶ貿易で栄えたこの街は、スウェーデン第2の都市で、市街地は石畳で趣があり、通りのお店やカフェはどれもオシャレ。 中心地には大きなモールもあり、いつも人で溢れています。 
大きな町ではないものの、個人的にはストックホルムよりも落ち着いてる感じがあって好きかも。

ここでは、4年前にも行ったミシュランに推薦されたレストラン”TVAKANTEN”で、トナカイのステーキを食べることに。 トナカイの肉はシーズン物で、あんまり町の人は食べないらしい・・・。 まぁ、世界各地で色んな物を食べ歩いてる自分としては、やはりここは挑戦しておかなければ。 料理にもよるとは思うけど、シカ臭さはまったくなく、肉も柔らかく、キメの細かいいい肉でした。 トナカイさん。クリスマス後と言うことで許してください。。。 ごちそうさま。
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Goteborg is a place i was in last week. this is a 2nd biggest city in Sweden but since Stockholm isn't that big, Goteborg is just a nice and pretty small town.  dark cloudy weather, stone-paved street, old buildings, fancy cafes and beautiful and modern interior shops. i just loved that atmosphere. i personally liked it more than stockholm.
and that steak is a rain-deer. lol it was also beautiful.

Friday, January 18, 2008

stockholm








今日は仕事だけの1日で、特に観光もしていないので、年末にいたストックホルムについて少々。
2週間滞在していたのに、現地について次の日の1日しか休みがなかったので、あまり街に出ることもできませんでしたが、それでも丸1日はみっちり観光。
9時過ぎに太陽が出て3時には暗くなるので、歩き回れる時間も限られているので、明るい時間に色々まわろうと言うのは至難の業。
あまり知られていないものの、ここストックホルムはノーベル賞で有名な町。 ノーベル平和賞の授賞式はオスロの市庁舎で行われるものの、それ以外はここのコンサートホールで行われていて、残念ながらホールはコンサートの時以外の内部の見学は不可(チケット売り場の人しかいないので・・・)。 しかし、祝賀晩餐会の行われる市庁舎は見学可能(ツアーのみ)で、戦前にスウェーデンの建築家によって建てられたらしく、内部の建築様式は様々。 これといって特別な所はないけど、舞踏会の行われる黄金の間は1900万枚の金箔モザイクで飾られていて、確かにインパクト大。 しかし金の総使用量は10kg程度らしい・・・。 祝賀会以外は一般への貸し出しもしているそうで、パーティーなども度々開かれているらしく、そのうえ結婚式などは無料で出来るそうで、週末は毎週数十組が式を挙げるそうです。 なお予約は数ヶ月先までいっぱいで、式はスウェーデンの法律に則ってするとのこと。

お昼はデパートの地下にある、旅行ガイドにも出ているシーフードのお店へ。 食堂といった程度の所ながら、オススメのフィッシュ・スープは1杯で1500円程度・・・。 食べ放題のパンと白菜を切っただけのサラダを取りまくり、何とか元を取ろうとするのは貧乏根性丸出し! しかしスープは魚たっぷり、出汁でまくりで、これは一度試す価値あり。 隣に座った現地のおばちゃんがこっそり教えてくれたのは、スープが足りなかったら、お椀ごとレジに持って行ったら注ぎ足してくれるとのこと・・・。 パンを山盛り取ってくるだけで気が引けた自分には実行できず。  

ここで自分はちょっと買い物へ。 スウェーデンで有名なファッション・ブランドと言えば、FilippaK、最近注目度の上がり続けているAcneJeansがあるものの、やはり自分が好きなのはJLindebergで、最近押しも押されもしなくなった、イタリアのDieselを現在の地位に導いた立役者のヨハン・リンドバーグの立ち上げたブランドで、Dieselよりもシンプルかつラインの綺麗に出る服はオススメ。 北欧は物価が異様に高いので買い物には向かないものの、今はセールの真っ最中。 ほんの少しお土産買いました。

4時頃、もう夜も8時を過ぎようかというくらいの真っ暗な中、ダウンタウンから旧市街へ。 まだクリスマス・ツリーも点灯していて、古い町並みと黄色がかった街灯が美しく、王宮や教会の建つ細い道を歩き、立ち寄ったレストランの地下でホット・ワインを飲んで一休み。 
ストックホルムの短い1日の休みを満喫しました。

Thursday, January 17, 2008

viking









北欧と言って連想されるものは多いけど、勇壮なヴァイキングもその1つでしょう。
ここのVikingMuseumには、ノルウェーで発掘された2つの完全な船が展示してあって、1000年以上の時を経て、目の前で当時のままの姿を見る事ができます。
説明によると、死者を埋葬する時に船を陸に上げて、そのまま副葬品と共に地中に埋めるらしく、発見当時の写真を見ても、木製の船にもかかわらず、1000年間も地中にいながら随分と元の姿を保っていたようです。 オーク材を使っていたようで、特に驚いたのはその曲線の美しさ。 板を何枚も重ねて作ったその滑らかな曲線は、モダンと言ってもいい程で、ソリなどの船に積んでいた道具類も、その彫刻や装飾の美しさには驚きます。
今日はこっちに来て初めて太陽が出た1日で、出たとは言っても一番日が高いところで夕方前のような感じ・・・。 それでも気持ちがいいので、前回行かなかったVigelandsparkenという彫刻公園へ。
広い園内にはヴィラーゲンという人によるユニークな彫刻が212体、彫刻に刻まれた人間の数はなんと650体もあって、シンボルの17メートルの花崗岩の塔には121体もの老若男女が刻まれているそうです。 どれも不思議で意味深そうな彫刻ばかりなのですが、その中で一番有名なのがシンナターゲンと呼ばれる怒りん坊の像。 うっかりしてると見落とすような、橋の影にあって、他の像のインパクトのせいで、特に感心するようなものでもなかったけど、とりあえず有名なのでツーショット。
今日も観光に仕事に忙しい1日。
 
it was the first day i saw the sun when i woke up.
today was also the one show day so i took a bus and went to a viking museum. there is 2 big viking ship and they were builded around 800A.D. one of ship was for some queen and when she died, people put her body inside of the ship and put whole thing into the grave and it was there for over 1000 years. its really amazing to see a 1000 years old wooden ship and the shape of the ship is like an art. it wasn't a big museum and many things to see but still it was cool.
since there was a sun, i went to a famous sculpture park (Vigelandsparken). there is 212 sculptures and a main sclupture is a 17m high tower made by 121 of peoples sculptures. it is kinda freaky looking but very unique. last picture is the most famous statue in this park called "Sinnnatagen".

Wednesday, January 16, 2008

national gallery







今日も朝からずーっと雨。 北欧に来てからちゃんと太陽は見てないし、とにかく曇りか雨。しかも日照時間は6時間ほど・・・。 鬱になるほどじゃないけど、やはり時々は太陽を見たいかも。

今日の午前中はNationalGalleryへ。 ここへも4年前に来たけど、いまいちムンク以外の印象がなかったので、もう一度。
あまり広くない館内には、北欧の作家を中心に展示してあるものの、印象派、フランドル派、イタリア、スペインの有名画家の作品も並んでいて、なかなか作品のチョイスもよく、20世紀初頭の北欧画家の作品には、なかなか素晴らしいものが多かったです。 やはりその中でもノルウェーの代表作家ムンクの展示室は大きく、今はムンク美術館では見られない"叫び"や”マドンナ"も置いてあり、やはり一見の価値はあります。 (なお、"叫び"は4点製作されたうちの2点がムンク美術館、1点がここ国立美術館、もう1点は個人所蔵らしいです。)
いつも大きなギャラリーに行くと疲れてしまうのに、このくらいのサイズだと、結構1つ1つの作品に集中しながら歩けるのでいいです。

スウェーデンからここオスロに来て一番印象的なのは、まず多民族なこと。 意外にインド系、アジア系、黒人の割合が多く、スウェーデンではすれ違う人全てが雑誌から飛び出してきたような、真っ白な肌にブロンド、吸い込まれそうに綺麗な目の色の、典型的な北欧人が多いのに対し、ここはどちらかというごちゃ混ぜで、街の洗練された感じもなければ、ちょっと柄の悪いエリアもありそうな感じ・・・。 ノルウェー出身の作家イプセンがここを嫌っていたのはそのせい?!
もう1つ、日本にいる間、随分と気になっていたものの1つ"ケフィア"! CMで美味しそうにあの物体を食べるロシアの印象が強くて、いつかロシア人の友達に、本当に毎日あんなものを食べてるのか聞こうと思っていたら、なんとここにはありました! 朝食に出ていたので早速試食。 まぁ言ってみればプレーン・ヨーグルト。 でもちょっとした舌触りと後に残る苦味のようなものが違っていて、確かに体には良さそう。 毎日は続けたくないけど、しばらく持ち続けていた興味本位な疑問は解決。
 
its ranining all day almost everyday since i got in northen europe. i feel like i haven't seen the sun for a long time..... i don't feel depressed but still i wanna see the sun once in awhile. :)
i went to a national gallery this morning. since i can't see munch's "the screem" in munch museum, i had to come here. he painted 4 of "the screem" and 2 of them are in munch museum and 1 is in here. its not a big museum but still they have nice collections from all over europe such as manet, monet, cezanne, renoir, picasso, rubens....etc. but mostly norweigian paintings from the 1800's and 1900's. i didn't know any norweigian painter exept munch before but i was pretty impressed. i liked few paintings very much. and ofcourse its was really cool to see munch's "the screem" and "madonna". he has many different style's paintings but yes, still "the screem" is the most unique peinting in his work.

Tuesday, January 15, 2008

munch


今日は仕事が午後からなので、午前中に冷たい小雨の振る中を歩いて15分ほどのムンク美術館へ。
4年前にはあった”マドンナ”や”叫び”が、2004年に盗難に遭ったため、現在修復中で公開されてなくて、ちょっと残念。 ちょうど3月まで入場無料だったので、以前にはなかった厳重なセキュリティー・チェックと、厳重なグラスドアを抜けて中へ。 
彼の作品は、どちらかと言うとシュールな幽霊か幻想のような絵のイメージがあるものの、ここにはそれでも心を惹きつけられる風景画や人物画も多数あり、ムンクと言えば"叫び"ばかりが先行するイメージを随分と変えられます。
受付の人に後で聞くと、盗まれた作品はバスの中で発見されて、雨に濡れたりかなりダメージも激しかったらしいのですが、今年の夏までにはこの美術館に戻ってくるそうです。 
ここの美術館は、日本の出光の後援があると以前ここの人が話してくれたのですが、今回も出光から”早急に絵の修復が終わり、戻ってくることを願う”といったメッセージボードが出ていました。 日本もこういった協力が他の国に対して出来ると言うのは、ちょっと誇らしいです。

ところで、"叫び"は数作品残されているのですが、それに対してムンクはいくつかの散文を残しているので、ここで1つ紹介

二人の友人と外を歩いていると、太陽が沈み始めた。
見る見るうちに空が血のように赤く染まる。 
私は疲れを感じて立ち止まり、フェンスにもたれかかる。
青黒いフィヨルドと街の上空が血と炎で彩られる。
友人達は歩みを続ける。
私はそこに突っ立ったまま不安に身を震わせる。
自然をつんざく終わりのない叫びを感じて。

beginning






最近すっかりPCに向かう時間が増えて、日記帳をつける習慣がなくなったために、過去2,3年の記憶が随分と曖昧になってしまっているので、ここは友達への公開の意味も込めてブログを開始します。

07年の年末にスウェーデンのストックホルムからヨーロッパ・ツアーも始まり、現在3都市目のノルウェーのオスロ。 
今週唯一の休みの今日は、一人で気楽に街を散策、前回ここに来た時にはなかったHardRockCafeでピンも購入し、以前気に入ったノルウェーの民族衣装に付ける装飾品のデザインからヒントを得たジュエリー・ショップ”Juhl’s”へ立ち寄って、お土産を1つ購入。 以前に買ったリングとマッチしてなかなかいい感じ。 今日は特に美術館、博物館巡りはせず、インテリア・ショップを転々と散策。 街角でノルウェーの民族衣装やウール製品などを扱う店”HeimenHusflid”を発見。 中には良質の毛で編んだセーターや木工製品と並んで、色々と珍しいものもあり、凍った湖に行った時などに使うらしいトナカイの革のマット、上質なシープ・スキンや日本では10万円以上するトナカイのファーもここでは2万円ほど。 他のお店もチェックすると、1万5千円くらいでも買えるトナカイはあるものの、ここのものは毛並みも厚みもよく、以前オーストラリアで買ったシープ・スキンと並び、トナカイのファーも購入。 ちょっと大きいので持って買えるのは大変そうだけど、こんなお土産他じゃ買えないし、思い切って持ち運ぶことに。
ちなみにトナカイの毛は、年齢が大きくなるごとに色が濃くなり毛並みも悪くなるそうで、自分の買ったものはなかなかいい品定めが出来たと思う。

北欧は現在どこでもセールの真っ最中で、インテリア・ショップに行くと、日本ではなかなかセールに出ないIttalaや他のガラス製品、陶器類も30%、50%オフで、あれもこれも購入したい気持ちは高ぶるものの、荷物が持ち運べない境遇なら、これも諦めるしかなく、とりあえず目の保養だけ。

オスロはスウェーデンなどに比べると、そこまでモダンなハイ・センスな感じはないものの、それでもカフェでのんびりするのはいいもので、歩きつかれて街角のカフェでお茶をしていると友達に見つかり、しばらく話し込んでから帰宅。
1日中薄暗く、雨のパラパラする日だったものの、十分オスロ満喫です。