Tuesday, October 26, 2010

notting hill / onegin


今日月曜日は今週唯一の休み。 朝からノッティンヒルへ行って来ました。
映画”ノッティンヒルの恋人”の舞台でもありますが、高級住宅地で、ヒッピー系やアンティークなお店やカフェなどが並んでいて、休日の午後を過ごすにはいいところです。


マーケットなども開かれていて人通りは多いです。


ここにはポール・スミスのウエストボーン店があって、ヴィクトリア朝の住宅一軒を店舗にしています。


3階にはテーラーもあって、お金のある人はここで一着仕立ててみて下さい。^^ 他にも他の店舗では見ることのない商品が沢山並んでいて、ちょっと立ち寄って見るだけでも楽しいお店です。


そこからハイド・パークを通ってケンジントン宮殿へ向かいます。


今日は天気も良く鳥たちも元気。




ここがケンジントン宮殿です。 ケンジントン宮殿と言って一番に思い出すのはダイアナさんですが、には7人のクイーンやプリンセスが住んでいたそうです。 中でも有名なのはアン女王、ヴィクトリア女王、プリンセス・ダイアナ(現在はDiana Princess of Walesと言うのが正式でしょうか?)と言ったところです。 


宮殿の裏庭。 緑の芝生が綺麗です。


こんな可愛らしい庭もあります。

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そして今日は昼食が遅くなってしまったので、折角だからとAfternoonTea。
実はいつもイギリスに来る度に一度はやろうと思いつつ機会がなくて、やっと今回初めて注文してみました。 これで2ん分ですが、紅茶と一緒に食べてると結構おなかはいっぱいになりました。
イギリスの紅茶の消費量、半端じゃないです。
そして今夜は楽しみにしていたTheRoyalBalletのチャイコフスキーの“オネーギン”!





オネーギンを観るのは初めてですが、話の筋は侯爵オネーギンと田舎娘タチアナを中心とした恋愛の物語。 プライドの高いオネーギンに一目惚れしたタチアナ、熱烈なラブレターを書きつつも相手にされず、田舎生活が面白くないオネーギンは友達レンスキーの婚約者オルガと舞踏会でダンスを踊り
そこでレンスキーの嫉妬を買います。 激怒したレンスキーにオネーギンは決闘を申し込まれるものの、レンスキーは決闘に負け18年の短い人生を終えます。 時は流れ国外に出ていたオネーギンはモスクワに戻り、パーティーで侯爵夫人となり、美しく変身したタチアナに出会います。 今度はオネーギンが後悔と共に切ない恋文を書きます。 タチアナは彼への想いと葛藤しつつオネーギンを拒絶し、オネーギンは悲嘆に暮れ、タチアナも苦しい思いのまま幕が下ります。
3幕構成なのですが、どの幕も30分程度と短く、話がどんどんと進んで行きます。 始めの2幕は淡々と進むのですが、最後の3幕、オネーギンとタチアナの心の葛藤の踊りの部分では、オーケストラの盛り上がりと共にその踊りでの表現に鳥肌が立ちました。 タチアナ役の演技がとても上手く、最後の最後に盛り上げました。 オネーギン役のJohanKobborgも大変上手で、憎い役ながら最後には自分に苦しみが回ってくる難しい役をぴったりとこなしていました。
ビデオはタチアナがラブレターを書くときに夢の中で出てきたオネーギンと踊るシーンです。 

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