10年前に初めてイギリスに来た時から、一度はここBath(バース)に来たいと思っていたのですが、数日前にスケジュール的に来れることが分かって、一人でバスに乗ってやって来ました。
この”Bath”、お風呂と同じですが、それもその名の通り、ここにローマ時代から公衆浴場があったことからこの名前が付きました。 俗説ではこの町の名前から英語のお風呂”Bath”と言う単語が生まれたと言われていますが、実際は言葉の方が古く、ここにお風呂があったからその名が付いた方が正しいようです。
ローマ時代には温泉の街として発展して、その後一時期は廃れたものの18世紀になってロンドンの貴族や富裕層の保養地として再開発されたそうです。
市街地全体が世界遺産に登録されている美しい街です。
街の中心にあるのがこのバース大僧院。 なかなか壮麗な僧院です。
そしてその僧院の反対側にあるのが、町の観光のメイン”ローマン・バス”(左側の建物)です。
オーディオ・ガイドで見学していくのですが、展示の紹介方法がかなり画期的で、あちこちにTVモニターがあってガイドと映像を合わせて見ると、昔の様子を目の前で見ている如くに分かりやすく、壁に当時の風景をリアルに映写したり驚きます。
ご存知の通り、イギリスは大半をローマ帝国に侵略されていましたが、紀元前836年にはすでにこの温泉は発見されていて、その後ローマ人がこの温泉を女神ミネルヴァの泉として信仰、紀元60-70年に寺院が建設され、その後300年をかけて温泉総合施設となっていったそうです。
当時はこのように鮮やかな彩色がされていたそうで、そんな様子も映写機で再現してあります。 画期的な展示でしょ?
当時の貴婦人の頭部。 ここには色々な階級の人達が集まっていたそうです。
ローマと言えばモザイクですよね。
ここが当時の寺院の前の広場の様子。 ここにもモニターがあって、昔の様子をコンピューターグラフィックで上手に再現してあります。 生贄を捧げた台だの、寺院への階段、温泉への入り口など大変分かりやすく説明してあります。
ご存知の通り、イギリスは大半をローマ帝国に侵略されていましたが、紀元前836年にはすでにこの温泉は発見されていて、その後ローマ人がこの温泉を女神ミネルヴァの泉として信仰、紀元60-70年に寺院が建設され、その後300年をかけて温泉総合施設となっていったそうです。
ローマ時代のここの名前は”Aquae Sulis”(女神スリスの水)だったそうです。
この模型で言うと、奥が寺院、一番大きな建物が大浴場(現在は屋根はありませんが)、そのほかがサウナのような床の温まる施設であったり、水風呂であったり、色々な施設が周りにあります。
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当時はこのように鮮やかな彩色がされていたそうで、そんな様子も映写機で再現してあります。 画期的な展示でしょ?
当時の貴婦人の頭部。 ここには色々な階級の人達が集まっていたそうです。
ローマと言えばモザイクですよね。
ここが当時の寺院の前の広場の様子。 ここにもモニターがあって、昔の様子をコンピューターグラフィックで上手に再現してあります。 生贄を捧げた台だの、寺院への階段、温泉への入り口など大変分かりやすく説明してあります。
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