月曜から数カ月を過ごしたイギリスを後にフランスへ入っていますが、初めてまる3日の休みがもらえたので、ここリールから2泊3日のドライブ旅行に出て、昨夜遅くに戻って来ました。
沢山書くことがあるのですが、なんとか更新を急ぎます。
まず向かった先はEpernayと呼ばれる街。 ここはフランスでも個人所得が一番多いと言われているのですが、そんな馴染みのない名前の街の収入源は何かと言うと“シャンパン”!
このシャンパン、実はここシャンパーニュで作られたものしか“シャンパン”と呼びません。 その他は全てスパークリング・ワインと言った名前で呼ばれます。
ここシャンパーニュ地方の山のふもとには広大なブドウ畑が広がっていて、場所ごとに3種類のブドウ”シャルドネ(Chardonnay)””ピノ・ノワール(PinotNoir)””ピノ・ムニエ(PinoMeunie)”が栽培されています。
シャンパンはこの白ブドウ1種と赤ブドウ2種をブレンドして造られます。
街への入り口にはこんなシャンパーニュらしい表示があります。 この奥500メートルくらいにかけて有名なシャンパン・メーカーが軒を連ねています。
通りの名前もそのままシャンパン。
この両側にシャンパン・メーカーの豪華な建物が並んでいます。 昔からここの栄えていた様子が分かりますね。
あまりの扉の大きさに写真を撮ってしまいました。
ここのセーラーも見学する予定だったのですが、残念ながら見ることが出来ませんでした・・・。
http://www.perrier-jouet.com/
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さて、次に見学に来たのがこの"Castellane"。 ここのシャンパンはフランスでの消費が80%、そのほかのほとんどがベルギーとドイツ、北欧に出ているそうで、そのほかの国で飲むことはほとんどないそうです。 確かにフランスのレストランではこのマークをよく見ます。
この建物、張りぼてっぽく見えますが、ちゃんとした建築家の建物で、パリの駅なんかと同じ建築家だそうです。
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この大きな樽の入り口から地下のセーラーへのツアーが始まります。
セーラーは石灰岩質の地中を手掘りされていて、この直径がなんと1キロ、それが4本、計4キロに渡って延びています。 この中は年中常に一定の温度で8℃-10℃、湿度が80%だそうです。 壁を触ると湿気を感じます。
縦横に道が延びているので、その通りにはこのように名前が付いています。
まずはブドウを絞ってジュースを取り、その糖が発酵することによってアルコールに変化し、ベースのワインが出来上がります。 そこに炭酸を得るための2次発酵させる酵母と蔗糖を加え寝かします。 発酵が終わった酵母は瓶の下に溜まるのですが、これがうまみになる為そのまま寝かせます。 そのままでは透明なシャンパンにならないので、それを取り出す作業に入ります。 この写真の台を使うのですが、真横な状態から毎日1/8回転、左右に回転させながら倒立させていきます。 そして口に溜まった酵母を冷却して取り出し、目減りした分をワインやシロップで補充します。 その時のシロップやワインの量で甘口か辛口が決まるそうです。
う~ん。 ボトルだらけ!!
なんだか社会科見学のようで楽しいです。
ここのタンクに絞られた葡萄ジュースが入れられます。 巨大な葡萄ジュースの缶の様なものです。
ツアーの後は試飲! 車の運転があるので半分だけ^^; 普通シャンパンなんてお祝い事くらいでしか飲まない気がしますが、味わって飲むと意外に美味しいものです。
天気が良ければよかったのですが、奥の山沿いは全てブドウ畑です。
http://www.castellane.com/
シャンパンと言って一番有名な有名で高級なのは何でしょう? もちろん“ドンぺリ”こと”ドン・ペリニョン(DomPerignon)"でしょう。 このドンぺリを作っているのはあの”モエ・エ・シャンドン(Moet&Chandon)”です。 自分もここに来ることに決めるまで知りませんでした。
と言うことでモエ・エ・シャンドンの見学です。
この見学の待合から他のブランドとの格差を見せつけていますよね。
モエ・エ・シャンドンは1743年にクロード・モエによって創められ、シャンパンを愛したポンパドール夫人のよって普及、その孫ジャン・レミ・モエの時代には国際的なシャンパンメーカーになり、ナポレオン・ボナパルトなどの顧客を抱えていました。
ここのセーラーは4層になっていて、このエリアは手掘り、その他機械掘りの部分も含めて総距離24キロにも及ぶそうです。 このセーラー、この地域全体で100キロも続いているそうです。 ここにはナポレオンも案内しているそうで、同じ場所を歩くのは不思議な気がしますね。
う~ん。 ボトルだらけ!!
なんだか社会科見学のようで楽しいです。
ここのタンクに絞られた葡萄ジュースが入れられます。 巨大な葡萄ジュースの缶の様なものです。
ツアーの後は試飲! 車の運転があるので半分だけ^^; 普通シャンパンなんてお祝い事くらいでしか飲まない気がしますが、味わって飲むと意外に美味しいものです。
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天気が良ければよかったのですが、奥の山沿いは全てブドウ畑です。
http://www.castellane.com/
シャンパンと言って一番有名な有名で高級なのは何でしょう? もちろん“ドンぺリ”こと”ドン・ペリニョン(DomPerignon)"でしょう。 このドンぺリを作っているのはあの”モエ・エ・シャンドン(Moet&Chandon)”です。 自分もここに来ることに決めるまで知りませんでした。
そしてこの方がDomPerignonさんです。 このドンぺリさんは修道士なのですが、この人が醗酵中のワインを瓶詰めして放置しておいたら偶然シャンパンが出来上がったそうです。
と言うことでモエ・エ・シャンドンの見学です。
この見学の待合から他のブランドとの格差を見せつけていますよね。
モエ・エ・シャンドンは1743年にクロード・モエによって創められ、シャンパンを愛したポンパドール夫人のよって普及、その孫ジャン・レミ・モエの時代には国際的なシャンパンメーカーになり、ナポレオン・ボナパルトなどの顧客を抱えていました。
ここのセーラーは4層になっていて、このエリアは手掘り、その他機械掘りの部分も含めて総距離24キロにも及ぶそうです。 このセーラー、この地域全体で100キロも続いているそうです。 ここにはナポレオンも案内しているそうで、同じ場所を歩くのは不思議な気がしますね。
この札には秘密の暗号が書かれていて、ほんの数人にしか解読できないそうです。
こーんなに埃をかぶってるボトルも。。。
なぜこんな地下にマリア像があるかと言うと、昔はシャンパンは製造過程でそのボトル内の圧力で破裂することが多かったらしく、かなりのパーセンテージで無駄を出していたそうです。(現在はボトルの底にくぼみをつくることによって圧力を分散してそういう事故もないようです。) 確か説明ではデビル爆弾と呼ばれていたとか・・・。 と言うことでその破裂を納める為にマリア像を置いているそうです。
クロード・モエさん。
ナポレオン・ボナパルトがここの工場にモエ氏を訪ねているところ。
同じ木が今でもに間に生えています。
シャンパン・フルートで出来たシャンデリア。
今はアンディー・ウォーホールをテーマにしたボトルが出ているので、こんなにカラフル。 モエなのにモエのシャンパンには目がいかず、やはり気になるのはドンぺリ。
http://www.moet.com/
http://www.domperignon.com/
こーんなに埃をかぶってるボトルも。。。
普通のシャンパンは様々な年のワインをブレンドすることによって味を平均しているそうなのですが、ヴィンテージと呼ばれるものは葡萄のよかった年だけにつくられます。 その為値段の高いシャンパンはヴィンテージと言うことになります。 このドンぺリもヴィンテージのみで、7~8年熟成させないといけないので、現在一番新しいドンぺリは2002年の葡萄と言うことになります。
なおなぜピンクのドンぺリが高いかというと、製造が困難なわけでもなく、ただ生産をあまりしていないからだということです。
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なぜこんな地下にマリア像があるかと言うと、昔はシャンパンは製造過程でそのボトル内の圧力で破裂することが多かったらしく、かなりのパーセンテージで無駄を出していたそうです。(現在はボトルの底にくぼみをつくることによって圧力を分散してそういう事故もないようです。) 確か説明ではデビル爆弾と呼ばれていたとか・・・。 と言うことでその破裂を納める為にマリア像を置いているそうです。
クロード・モエさん。
ナポレオン・ボナパルトがここの工場にモエ氏を訪ねているところ。
同じ木が今でもに間に生えています。
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試飲タイム! さすがにドンぺリの試飲はないのですが3つのコースから選んで試飲をすることが出来ます。 もちろん自分は運転の為飲めないので一番安い一杯のみ。
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モエ・エ・シャンドンは工場と言うよりは史跡のようで、こんな華麗な建物が残っています。
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シャンパン・フルートで出来たシャンデリア。
今はアンディー・ウォーホールをテーマにしたボトルが出ているので、こんなにカラフル。 モエなのにモエのシャンパンには目がいかず、やはり気になるのはドンぺリ。
http://www.moet.com/
http://www.domperignon.com/
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