今日は朝から旧市街の散策へ。 ここもガウディの建築“グエル邸”。 自分が前回来た頃から改装工事が始まったそうなのですが、工期2、3年のはずがすでに2011年・・・。 今年の4月にはオープンすると一応言っているそうなのですが、まだまだそんな風には見えません。
旧市街の中間どころにあるのがこの広場。 よく日の当たる中庭にはカフェや噴水があって、のんびりと時間を過ごす人達も多いです。 この北側の入り口にある可愛らしいカフェ・レストランで先日食べたけど、10ユーロ以下でたっぷりのグラス・ワインに大きなサラダとツナ・ステーキにデザート、どれも美味しくてなかなかよかったです。
この街灯もガウディ作だったはず・・・。
”サンタ・エウラリア大聖堂”。 現在のこの建物は1298年から150年間をかけて造られたもので、それ以前の西ゴート時代にも原始キリスト教の教会があったそうです。
隣には緑豊かな回廊があってとても気持ちのいい空間が広がっています。
この中庭には13羽の白いガンが飼育されているのですが、これはここに祭られているバルセロナの守護聖人、ディオクレティアヌス帝時代のキリスト教の大迫害の際に13歳で殉教した聖エウラリアにちなんでいるそうです。
隣には緑豊かな回廊があってとても気持ちのいい空間が広がっています。
この中庭には13羽の白いガンが飼育されているのですが、これはここに祭られているバルセロナの守護聖人、ディオクレティアヌス帝時代のキリスト教の大迫害の際に13歳で殉教した聖エウラリアにちなんでいるそうです。
内部は天井も高く、スペイン独特のエキゾチックな雰囲気のある教会です。
1600年代の木の彫刻の祭壇。 美しいです。
自分はどの教会に行っても真上の景色を見るのが好きで、この規則正しく並んだ柱に天井の装飾、石のブロックの並び。 どの教会も個性豊かで大好きです。
旧市街は道が迷路のように入り組んでいるのですが、ローカルな生活のにおいがぷんぷんする所と、観光色豊かな通り、ギャラリーやおしゃれな店などが点在している通りまでごちゃごちゃとなっているのですが、そういう所をちょっと道に迷いながらでも散策するのは大好きです。
この"CYDWOQ"という靴屋さん、会社自体はアメリカにあるらしいのですが、全て手作りで、しかもイタリアン・レザーに染料や接着剤は植物性と言ったナチュラルなもの。 何年も履いて、次第に味が出るのを楽しめるそうで、傷んだ部分はその都度修理してくれるそうです。
1600年代の木の彫刻の祭壇。 美しいです。
中央祭壇の下には聖エウラリアの遺骸が埋葬されています。 1700年も前に13歳の短命で亡くなったんですね・・・。 ここに十字を切る人達は絶えません。
小さなお墓です。
自分はどの教会に行っても真上の景色を見るのが好きで、この規則正しく並んだ柱に天井の装飾、石のブロックの並び。 どの教会も個性豊かで大好きです。
“王の広場”。 カテドラルのすぐ近くなのですが、正面が王宮で、バルセロナ伯爵の住まいとして使われていたそうで、広場の奥のこの階段は新大陸到達の航海から戻ったコロンブスがイザベル女王に謁見するために上ったそうで、なかなか歴史の深い一角です。
旧市街は道が迷路のように入り組んでいるのですが、ローカルな生活のにおいがぷんぷんする所と、観光色豊かな通り、ギャラリーやおしゃれな店などが点在している通りまでごちゃごちゃとなっているのですが、そういう所をちょっと道に迷いながらでも散策するのは大好きです。
そうやって歩いている時に見付けたのがこの靴のお店。 ヨーロッパにいる間に一足はいい靴を買いたいと思っていたのですが、比較的ベルギーはいい靴が多いななと思いつつもこれといったものがなく、ついにここに来てこのショーウィンドーに釘付けになりました。
この"CYDWOQ"という靴屋さん、会社自体はアメリカにあるらしいのですが、全て手作りで、しかもイタリアン・レザーに染料や接着剤は植物性と言ったナチュラルなもの。 何年も履いて、次第に味が出るのを楽しめるそうで、傷んだ部分はその都度修理してくれるそうです。
履いた感じはそのまま足にしっくりきて、しばらくはいたら自分の足の形になるそうで、店員さんの履いていた靴はもう2年経過していたのですが、とってもいい味でカッコ良くなっていたので、随分悩みはしたものの購入です!
ここの店長さん。 自分があまりにも気に行ってしまってここにショップをオープンしたんだとか、30分余りも店で色々な靴を試したのに、いやな顔1つしないで色々話をしてくれました。
いいものゲット!
次に向かったのがピカソ美術館。 ここはピカソの家族が寄贈した作品が母体となっています。
今週は彼の若い時代の作品は全て見学が出来ず、青の時代以降の物だけの見学でした。 メインはベラスケスのパロディーと言った感じでしたが、いくつもいくつものパターンで展開するパロディーは見ていても微笑ましいです。 前回来た時に感銘を受けた若い時代の作品が見れなかったのはちょっと残念でしたが、やはりバルセロナに着たらここには足を運ばないとね。
建物は古い修道院の様な感じです。
もちろんお昼もタパス・・・毎食タパス。。。 今日もイベリコ豚。 ぽかぽか陽気の石畳の小さな広場のパラソルの下でのんびり食べる昼食は、この仕事ならではの特権でしょうか。
ここは“カタルーニャ音楽堂”。 ここも世界遺産に登録されています。
1905年から1908年にかけてリュイス・ドメネク・イ・ムンタネーによって建てられた音楽堂です。 今夜はここでポルトガルのファドの歌手"MARIZA"のコンサートです。
近くにあるのがこのカフェ“四匹の猫”。 ここは18歳のピカソが足しげく通ったところだそうです。 一度閉まったものの、今も当時の内装を再現したまま営業しています。
さて、コンサートですがここが内部です。 タイルのモザイクがふんだんで、あちこちに胸像やら駆ける馬など像があってとっても3D。
自分達の席は舞台の上の方だったで、見た感じはこう。 客席もそんなに多くはないです。
コンサートはと言うと、ファドを聴いたのは初めてでしたが、どちらかと言うとフラメンコの歌のようで、とってもスパニッシュっぽかったです。 彼女の声も素晴らしく、たしかにマイナーな分野かもしれないけど、もっといろんな人に知ってもらいたいなと思いました。 言葉は分からなくても感情と情熱のほとばしる歌声には心も揺れます。