ここは世界遺産にも登録されている古都で、9世紀に砦が建てられ、運河の港として発展しましたが、15世紀には運河に土砂が溜まり始めたために衰退し、その為に中正そのままの町並みが残されることになったそうです。
駅を出て街に入ったとたんにタイムスリップしたようで、そこは言葉そのままの中世の町並みでした。 どの建物も大変美しく、石畳とギザギザの独特な屋根の建物が並び、所々素晴らしい教会がそびえています。
ヨーロッパで一番高いレンガでの建築物”聖母大聖堂”。 どうやってここまでの高さにレンガを積んだのか、全く想像を絶します。 (高さ122メートル)
ここにはなんと聖血(キリストの血)が納められていて、1000年も前に第一次十字軍がイスラエルから持ち帰ったそうです。 この教会は1日に1時間だけ公開されていて、内部は大変美しい壁画と木の天井で囲まれていて、小規模ながらため息の出るような場所です。 ブルージュを訪ねる人がいたら是非行ってみてください。
彼女が大切に持っているのが”聖血”。 金装のガラス器に納められていて、ちょっと湿った赤色の混ざった土のようでした。少なくとも運ばれてきてから1000年間は信仰を集めてきているわけですが、ここでは本物か偽物かは問題ではないでしょう。
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