フランスと名が付く食べ物は多いですが、毎日朝起きてはパン屋にバゲットを買いに行く生活。 ちょっとパリっ子ぽく生きてます。 このラ・フランスも有名ですが、これで1.5ユーロ位。 何でも高いパリでは安くて美味しい経済的な果物です。 毎日何個も食べてます。
フォンテーヌブロー宮殿。
フランスと言えばヴェルサイユ宮殿が有名ですが、ここフォンテーヌブローも大変美しい宮殿。 もともとは狩猟をする森が広がっていて、その為の館が建てられたのが初め、その各王がどんどんと建て増しをして行って現在の宮殿の形になったそうです。
ここはイタリアからルネッサンスの芸術家を招き、フランス・ルネッサンスを開花させた場所で、その人達はフォンテーヌブロー派と呼ばれます。 ルーヴル美術館にある多くのモナリザをはじめとする絵も、もともとはここに飾ってあったものです。
ここの入り口にあった建物を壊して、この鉄柵門を作ったのは皇帝ナポレオン。
門をくぐると広い庭になっているのですが、ナポレオンがエルバ島に流刑される時はこの庭から経ったので、それ以降”別れの中庭”と呼ばれているそうです。
セーブル焼きはフランス王家には欠かせない焼き物ですが、ここにも沢山のセーブル焼きが並びます。
ここにもセーブルのお皿が128枚並びます。 宮中での出来事や旅行先の様子が描かれています。
チェペルの上の階から。
この木の扉も17世紀のものです。
ここから先が有名なフランソワ1世の回廊。 彼の部屋からチャペルまで屋外を通らず行けるように作られたもので、彼はイタリアから多くの芸術家を招いてここを作ったのですが、それはフランス・ルネッサンスの始まりです。
この壁に彫られているのはフランソワ1世が紋章にした“サラマンダー”。 火の様に燃え盛る勇猛や豪胆を意味し、フランソワ1世は“我は育み、我は滅ぼす”と言う銘を持っていたそうです。
フランソワ1世の”F”。
全体木の壁の部分が多いので、あまり派手派手しくなく落ち着いた美しさを持った廊下です。
当時彼一人がここの鍵を持っていて、ローマ皇帝もここを訪ねた際にその美しさに驚いたそうです。
この豪華な暖炉はもともとあったいくつかの彫刻を組み合わせて作ったそうです。
どの部屋も大体天井画が描かれていたりするのですが、ここは梁に美しい装飾がされていてちょっと違った雰囲気です。
舞踏室。 今日は小学生の催しで中世の服を着た人達による喜劇が行われていたのですが、大変音響効果もよくて、昔の人達もこうして音楽や催しを楽しんでいたんだなぁと、当時の様子が目に浮かびました。
壁に描かれた絵が大変華やかで美しいです。
ここはもともと部屋だった所を階段にした部分。 沢山の人の彫刻が四隅を埋めています。
この地球儀はナポレオンが発注して造らせたもので、ナポレオン3世がここに持ってきたそうです。
ここは遊戯室。 みんなでカードゲームなどしたそうです。 もちろんマリー・アントワネットもそのうちの一人です。
王妃の寝室。 マリー・アントワネットのベッド。 この部屋の織物は再現したものだそうで、史実に基づいて製作される為に随分と歳月がかかったそうです。 このベッドの横には隠れたドアがあって、ここから王は入って来ていたそうです。
お付きの人達が王妃の寝ている間に座っていた椅子だそうですが、プライバシーのない生活と言うのも辛いですよね。
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