ちなみに昨日のショーには12,000を超えるお客さんが入りました。
仕事の前に時間があったので、朝から自然史博物館を巡り直し。 ここも以前のブログに登場しましたが、博物館自体広いので、今回はもっと詳しく、前にあるかなかった範囲まで詮索してみました。
これも今まで知りませんでしたが、裏の入口正面にはこんなモアイ像もあったんだね・・・。 今年また南米のチリへ行くけど、たぶんイースター島まで行く時間はないんだろうなぁ・・・。”人類の起源”コーナー。 ここには猿人や原人から新人に至るまでの進化を紹介してあります。 歴史で習う”アウストラロピテクス”など何種類もの化石が並んでいます。 これはアウストラロピテクス・アファレンシス。 約390万~約290万年前の化石で、現代の人に繋がっていると言われているそうですが、この時点で直立二足歩行をしていたかどうかは議論の最中だそうです。 (ちなみにこれは有名なルーシーの骨格標本。)
いろ~んな頭蓋骨標本が並んでいます。 脳の大きさを比べる展示な、なかなか興味深いです。これは鋳造骨格ですが、アウストラロピテクス・アフリカヌスの3歳の子供らしいのですが、ワシに襲われて食べられたそうです。 目にその時の傷があるらしく、人間がまだ野生の自然の一部だった時のことを感じます。”太古の海”のコーナーの三葉虫の展示。 この姿がよく知られた三葉虫ですが、意外に色々な姿をしていたんだなぁ・・・とちょっとエイリアンチックなものを紹介。主にモロッコ産でしたが、以前サハラ砂漠に行ったときに、あちこちで三葉虫やウミユリなどの化石を売っていたのを思い出します。”月の石”。 アポロ15号が月面から採集してきた月の石。 この時は月面から77キロもの試料を採取してきたそうです。 地球の火成岩とほとんど同じ感じですが、これが月面に転がっていたと思うと夢が広がります。こちらはアポロ17号が月面で採取した砂。 どちらかというと火山灰のようですね。トルマリンのコーナー。 ブラジルのミナス・ジェラスのものが多く、懐かしいです。こちらはトパーズ。 これもブラジルのミナス・ジェラスのものがほとんど。 色々現地で勉強済みなので、今までとは観察する場所も違います。これもブラジルのブログで登場したインペリアル・トパーズ。 オーロ・プレットで採取されたものです。これもミナス・ジェラスで採取されたエメラルド。同じくアクアマリン。 ただ大きさが半端じゃない。。。これは253.7カラットもあるダイヤなのですが、その大きさはもとより、研磨されないで生き残っていることが貴重だそうです。"Gachala Emerald"。858カラットもあるエメラルドの結晶。 これだけの色と大きさのものは珍しい様ですね。 いや、デカイ!
ミナス・ジェラスのアクアマリン。 15,256カラット。 ほぼインクルージョンがなく、このクオリティーでこのサイズも貴重なようです。 重量3.1キロ・・・。"Red Diamond"。 5.03カラットだそうで、一番貴重で高価なダイヤだそうです。これが多分公共の展示の中では一番深い赤色をしたレッド・ダイヤモンドだそうです。トパーズの数々。 これもやはりブラジルのものがほとんど。 そう考えると、ブラジルは世界の宝石産出国なんですね。今回もやはりこの写真は載せておきます。 世界で一番有名な宝石"Hope Diamond"。 この宝石の変遷についてはWikiを参考にどうぞ。 しかし、現在44.52カラット。 ルイ14世が購入した時点では112.50カラットもあったそうです。
3 comments:
入力ミスで削除しましたが、削除履歴が目立ちますね。ごめんなさい。
今とは全く違うであろう古代の生態系は、私の乏しい想像力を超えています。
かなり以前にテレビ番組で、カンブリア期~の生物の移り変わりのCG映像を見た事がありますが、あまりの異世界っぷりにカルチャーショックを受けました。
化石で見るのと、着色された動画で見るのとでは印象が大きく異なったので。
あと何百万年かしたら、地球上の生物や風景はどれほど変わるのでしょうか。
人類は存在するのか、存在するならどんな形態になっているのか、想像すると面白いですね。
岡山にも有名な化石の出るところは多くて、自分も小学校のころからスケートの忙しくなる中学後半までは、シダなどの生い茂る三畳紀の化石の採集に熱を燃やしていた時期があるんです。 多分スケートに出会ってなかったら地質学に進んでいたのは間違いないと思います。 見事な化石の並ぶスミソニアンなどに行くと、スケートそっちのけでのめり込みそうになるのを必死で押さえています。
数万年ですら人類がすさまじく進化しているし、ここ100年の急激な文明・文化レベルでの変化を考えると、のち100年の風景ですら想像できないです。
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