Friday, February 17, 2012

national portrait gallery

ショーとショーの合間にお隣の"National Portrait Gallery"へ。 ここへも毎回来ていますが、規模もそんなに大きくなくて、肖像画のみでなくアメリカの作家の作品も沢山展示してあります。建物自体の歴史も古く、ワシントンでも3番目に古い政府の建物だったそうで1836年と1867年に建築が行われています。 南北戦争の際には病院と使用され、1958年に国立アメリカン・アート美術館、1968年にポートレート・ギャラリーがオープンしたそうです。
Benjamin Franklin (1785) by Joseph Siffred Duplessis
アメリカのお札を知っている人はピンとくるかもしれませんが、そう$100札のベンジャミン・フランクリンです。 1995年に$100札のデザインにこの絵を使用することに決まったそうです。Pocahontas (1616) by Unidentified Artist
これが本物のポカホンタスです。 ジョン・スミスとイギリスに渡ったポカホンタスですが、これがオリジナルのポートレイトです。 見た目白人っぽいですね。My Children (1897) by Abbott Handerson ThayerAngel (1887) by Abbott Handerson ThayerどちらもAbbott Thayerの作品ですが、どの作品も”はっ”っと振り向いてしまうような空気を感じます。 この透き通った風が吹いてくるような雰囲気が好きです。Homecoming (1924) by Norman Rockwell
ノーマン・ロックウェルの嫌いな人はまずいないと思いますが、自分もこの微笑ましいスナップショットのような絵を描くノーマン・ロックウェルは大好きです。 一時期こっちの古本屋さんでオリジナルのPOSTマガジンを見付けては買っていたことがあります。
自分は何度もここに来てますが、彼の作品には気が付きませんでした。 どこの美術館にも彼のオリジナルの作品を見ることがないのですが、実は生涯に2000を超える作品を描いたものの、彼のスタジオで火災が起こった際に多くの作品が消失してしまったそうです。
こんなネイティブ・アメリカンの作品も多く展示してあります。
ここはコンテンポラリー・アートの階。 不思議なものが多いです。

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