ここも以前のブログで登場したお気に入りのカフェ"baked&wired"。 狭い店内はいつもお客さんでいっぱいです。
ジョージタウンから歩いて20分ほどのところにあるのがこのフィリップ・コレクション(The Phillips Collection)。 今までいつかは訪れようと思いつつ、いつも後回しになっていた美術館。 今回やっと来れました。
ここは1921年にアメリカ初の近代美術館としてオープンしました。 鉄鋼会社の資産家に生まれたダンカン・フィリップが、ほぼ時を同じくして亡くなった父と兄の遺志をついで開館しました。
建物は彼の育った家と別の建物を合体させてあって、彼の家には音楽ホールなどもそのまま残っています。
個人のコレクションが拡大したものですが、なかなか秀逸な作品が多いです。(モダン・アートに関しては理解が出来ませんが・・・)
題は"Necessary Sacrifices"(不可欠な犠牲)。 リンカーン大統領と黒人の奴隷解放運動家フレデリック・ダグラスが、どのように2人の共通点を見つけて南北戦争を終結に向かわせ黒人解放へと進めるのか・・・といった内容(なはず・・・英語が所々難しかったぁ・・・)。日本人なので、そこまで詳しく南北戦争の裏事情や、リンカーン大統領の思惑までは知りませんが、実際のところ、リンカーン大統領は白人と黒人が平等であるという考えは持っていなかった様ですね。 しかし、フレデリックは生前リンカーンは合衆国内で話をした人物の中では最も優れていたし、彼は自分に対して人間性や皮膚の色の違いを全く感じさせなかったと言っているそうです。
前半、後半と2時間にわたる長い劇ですが、二人の冗談も交えた熱演にお客さんも見入っていました。 まるで歴史の授業を生で受けているようで、二人とも本物そっくり・・・。 あまりに似すぎていて怖いくらい。夜の11時頃。 ちょっと空気も冷えて来た頃に散歩するのはとっても気持ちがいいです。 ホワイトハウスも人っ気がほとんどないし、豪勢な建物が立ち並ぶ中をひっそりと一人歩くのは異次元体験。
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