ここオデンセからコペンハーゲンまでは、電車で約1時間半。運賃はUS$45と高いけど、ここの物価の高さからすれば普通なのかな? 普通あまり席の予約を入れなくても座れるのに、この区間はほぼどの席も予約が入っていたので、どうせ値段も変わらないので、帰りは予約をすることに。(ヨーロッパでは指定や自由車両の区別はなくどれも同じ。指定してある席だけ区間に応じて表示がしてあります。)
ここへ来るのは今回で2度目ですが、コペンハーゲンに着いて、まず駅を出た時に目に入るのが有名な遊園地”チボリ公園”です。(以前倉敷にもありましたが・・・) 冬期は乗り物などは休業しているようで(もちろんこんな寒い時期に遊園地なんて行けない・・・)未だ中に入ったことはないです。
今回ここに来た最大の目的は、ロイヤル・コペンハーゲンの工場へ行って、B級品を買いまくること!が、しかし!!! 工場は郊外へ移転したそうで、現在は街の目抜き通りにショップ兼博物館があって、そこでB級品の販売もしているとのこと。 とりあえずそこまで行くことに。
お店はジョージ・ジャンセンと並んで、一等地に建っていました。 中も随分とオシャレで、以前行った工場とは大違い・・・。
日本人団体観光客に占拠される直前、絵付けのデモンストレーションと説明をしてくれるおばちゃんが、試しに絵付けの体験をさせてくれました。 素焼きに絵付けをして釉薬をかけて焼くパターンと、これは釉薬をかけて焼きあがった皿に、元の花のスケッチ・ブックから皿に絵を書き写し、それから何度も焼きつつ色を塗り重ねていくパターンがありました。 この皿には更に金が塗られるのですが、全ての工程で8回も焼かれるそうです。 こんな手の込んだ絵皿、日本円で15万だそうです。
地上3階、地下1階の建物は1階と2階がショップになっていて、3階が博物館です。 ここにはロイヤル・コペンハーゲンの歴史や製作過程などが分かりやすく展示してあって、なかなか興味深かったです。
ロイヤル・コペンハーゲンは言わずと知れたデンマーク王室御用達の伝統ある陶工。 デザインパターンの”ブルーフルーテッド”などは日本をはじめ、世界中で大人気、”フローラ・ダニカ”は不朽の名作と言われています。
100人の絵付師が全ての工程を受け持っているそうで、日本人の男の人も30年近くここの絵付けに携わっているそうです。
日本人団体観光客に占拠される直前、絵付けのデモンストレーションと説明をしてくれるおばちゃんが、試しに絵付けの体験をさせてくれました。 素焼きに絵付けをして釉薬をかけて焼くパターンと、これは釉薬をかけて焼きあがった皿に、元の花のスケッチ・ブックから皿に絵を書き写し、それから何度も焼きつつ色を塗り重ねていくパターンがありました。 この皿には更に金が塗られるのですが、全ての工程で8回も焼かれるそうです。 こんな手の込んだ絵皿、日本円で15万だそうです。
かなり真剣に絵付けをしましたが、これは一度薄い色を塗って焼かれた上に濃い色を載せる作業。 絵の具は特殊なオイルで混ぜていて、意外に伸びがよく塗りやすかったです。
自分も結構絵心あったりして?
柔らかい色合いのフィギュリンなど自分も大好きですが、結構芸術の域に達した作品が並んでいて、無料の博物館にしてはかなりの充実です。
さて、ここのショップのB級品ですが、もうブティックと化していて、ぜーんぜん安さを感じなかったので何も購入せず。 これだけ日本人観光客が押し寄せてくるなら、わざわざ安くする必要ないもんね・・・。 ということで、今は閉鎖した工場で今もやっているB級品の販売店へ行くことに。
前回来た時は建物の裏にあって、あの高級品が無残にもプラスチックのボックスに入れられて、所狭しと並べてあったのですが、ここもリニューアルされていて、ちゃんとしたお店になっていました。
街なかのお店と違って種類も豊富で、B級品の値段から更に値引きしてあるものや、捨て値同然のものもありましたが、やはり以前とは比べ物にならないくらいの値上げ。 全く購買意欲が出ませんでした。 前回来た時にはあれもこれも買って日本に送ったのに、これだったらアメリカのEbayで買ったほうが全然安いや・・・。
大量に買う覚悟で来ていたのに、これではがっかり。。。 前回買ったのが随分価値が出そうです。 日本人観光客がいっぱい来るのも良いのか悪いのか・・・。
地下鉄で街まで戻って、母親に頼まれていたデンマーク刺繍のセットを買いに行き、その後は街の散策へ。 一通り以前観光はしてしまっていたので、ただプラプラと歩いて回りました。
城や宮殿などが街中にあり、とても高貴な感じのする町並みです。 これはクリスチャンボー城で、1167年に築かれて、その後再建が繰り返され、現在の建物は1928年のものです。 国会議事堂や女王の謁見の間として使用されているそうで、なかなか重厚で美しい建物です。
歩いていて目に留まるのがこの建物。 シルバーの獣の尾が絡まったデザインの塔、特徴的な三角屋根のこの建物は旧証券取引所です。
ここは有名な”ニューハウン”。 カラフルな建物が並び、シーフードなどのオシャレなレストランが軒を連ねています。 以前はここで食事をしたけど、もうここの物価に着いて行けれてないので今回は却下。
1 comment:
日本人にはヨーロッパが好きな人が多いですからねぇ。
この時期だと「卒業旅行」と称して、学生も結構多いかも。
でも学生は、もっと暖かい所か娯楽の多い所へ行くかな?
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