ドイツに来てから急に文化的な生活を送るようになり、昨日に引き続き今夜はハンブルグ国立歌劇へ。ここのオペラはドイツで最古の公共オペラ座で、今年で確か330年目を迎えるそうです。 オペラを観るのはこれで5回目。 しかも今回の演目が3度目の"LaBoheme"。 一度目がシドニーのオペラハウスで、2度目はあの映画"ムーランルージュ"の監督バズ・ルッハーマンが演出て話題を呼んだブロードウェイ・ヴァージョン。 さて今回は?まずはキャスト。 まず主役のミミはイメージからはかなりかけ離れた健康そのもののいい体格の40前後の女性。相手のロドルフォはこれまたいい体格の韓国人の歌手。 ロドルフォは歌唱力は抜群で、体格と見た目はかなりカヴァーされていました。1幕目でのロドルフォの歌う”Che gelida manina”は素晴らしかったです。 マルチェッロとムゼッタはイメージ通りで、見せ場の”ムゼッタのワルツ”はなかなかのものでした。 確かに劇場のサイズと予算のかけ方の関係もあって、オペラの売り物のセットの規模とダイナミックさには欠けるけど、それでもオーケストラもいいし、歌も十分聞かせてもらったので随分とリーズナブルでいい舞台だったと思います。たまにはネクタイ締めてドレスアップして、現地の人たちに混じってワインを飲みつつ観劇するのもいいものです。
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