今日はセビリアから電車で1時間ほど離れた場所にあるヘレスへみんなで1日旅行。
セビリアもそうですが、あちこちにオレンジの花や実がなっていてとってもいい香り。
午前中はここにある“王立アンダルシア馬術学校”へ。
ここはスペインの伝統的な馬術などを教える学校だそうで、美しいアンダルシア種の馬たちが何年もの訓練を受けて華麗な技を見せてくれます。 確かにウィーンの王宮に行った時にも“スペイン馬術学校”があったのを思い出します。(これもハプスブルグ繋がりでしょうか)
中は大変広く綺麗な庭も広がっています。
自分は馬には全く詳しくありませんが、裏の敷地では馬がエクササイズをしていたり、こうやって馬術を練習したりしていました。
ここがショーの行われる建物。
ショーの最中は写真が撮れないのですが、約1時間半、一頭だけの技から何頭にもよるプレシジョン・ナンバーがあったり、馬車での演技もありました。 騎手の人も正装でなかなかかっこいいです。
ショーはこんな感じです。
シェリーはここで作られる強化ワインにのみ使用される名前で、自分はポルトガルのポート・ワインの様なものだとばかり思っていたのですが、シェリーにも色々な種類がありました。
ヘレスの街中に沢山のワイン・メーカーがあるのですが、今回はその中の1つ"SANDEMAN"の見学に行って来ました。
シェリーは寝かせている間に上部で空気を回して蒸発をさせるそうで、樽は屋根までの半分しか積みません。 しかも、出荷する樽は一番下のみで、下の樽から30%抜いたらその上の樽から30%足して、その抜いた樽にまた上から足して、一番上の樽にまた新しいお酒を仕込むと言うやり方らしいです。 と言うことで、一番下の樽は日本で言う“秘伝のたれ”の様に、常に継ぎ足し継ぎ足し味を替えないようにしているというわけです。
この周辺、コウノトリがたくさん飛んでいて、沢山巣が並んでいました。 日本でも頑張って繁殖させてますよね。
こんな感じで下の樽から出荷します。 熟成度やアルコール度によって種類が分かれるのですが、一番甘い“ヒメネス”はとろ~っとしていて、本当にポート・ワインのようで、冬場の食後のデザート・ワインにはぴったりです。
街自体も大変綺麗なところで、歴史的にも3000年前から人が住んでいたそうで、イスラム支配期には経済的にも軍事的にも重要な街だったそうです。 1300年くらいにはカスティーリャ帝国の支配下に入って、ちょうどイスラム教とキリスト教の境目だったそうです。
この角でみんなでランチ。 天気も良く気持ちがよかったです。 みんなと意見が共通したのはまるで中南米にいるような気分と言うこと。 中南米には開発されてない古いスペインの街並みが残されているのですが、ここも古い建物がそのまま並んでいて本当にいい雰囲気。 とっても住み着きたくなりました。
ヘレスの街中に沢山のワイン・メーカーがあるのですが、今回はその中の1つ"SANDEMAN"の見学に行って来ました。
シェリーは寝かせている間に上部で空気を回して蒸発をさせるそうで、樽は屋根までの半分しか積みません。 しかも、出荷する樽は一番下のみで、下の樽から30%抜いたらその上の樽から30%足して、その抜いた樽にまた上から足して、一番上の樽にまた新しいお酒を仕込むと言うやり方らしいです。 と言うことで、一番下の樽は日本で言う“秘伝のたれ”の様に、常に継ぎ足し継ぎ足し味を替えないようにしているというわけです。
この周辺、コウノトリがたくさん飛んでいて、沢山巣が並んでいました。 日本でも頑張って繁殖させてますよね。
こんな感じで下の樽から出荷します。 熟成度やアルコール度によって種類が分かれるのですが、一番甘い“ヒメネス”はとろ~っとしていて、本当にポート・ワインのようで、冬場の食後のデザート・ワインにはぴったりです。
街自体も大変綺麗なところで、歴史的にも3000年前から人が住んでいたそうで、イスラム支配期には経済的にも軍事的にも重要な街だったそうです。 1300年くらいにはカスティーリャ帝国の支配下に入って、ちょうどイスラム教とキリスト教の境目だったそうです。
この角でみんなでランチ。 天気も良く気持ちがよかったです。 みんなと意見が共通したのはまるで中南米にいるような気分と言うこと。 中南米には開発されてない古いスペインの街並みが残されているのですが、ここも古い建物がそのまま並んでいて本当にいい雰囲気。 とっても住み着きたくなりました。
1時間に1本しかない電車にタクシーが見つからず乗り遅れて、結局カフェでチュロスを食べつつ時間つぶし。 昼過ぎにはセビリアに帰ろうと思っていたのに1日仕事になってしまいました。
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