今日も仕事の前に街の散策。 こんな銅像、フラメンコの街っぽいですね。
宮廷画家ベラスケスもここで生まれ、24までここの工房で働いていました。 ベラスケス広場など、彼に因んだ場所も多いです。
旧市街の西の端まで30分ほど歩くとローマ時代の城壁の残る場所に出るのですが、そこにあるのがこの"Basilica de la Macarena"。 セビリアをはじめ周辺の人達に敬愛されるマリア像があることで有名で、この“マカレナ”、ピンとくる人もあると思いますが、あの単純な振付と共に世界中で大ヒットした、ここの地元出身のロス・デル・リオの“恋のマカレナ”の“マカレナ”はここの事らしいです・・・。(ウワサでは・・・)
中はそんなに広いわけではないですが、経験をお祈りをする人達が後を絶ちません。 ビジネスマンっぽい人も、ちょっと立ち寄ってお祈りをしていくと言った感じです。
祭壇には"La Esperanza"(希望の聖母)と呼ばれる等身大のマリア像があり、その手前には両手を縛られたイエスが立っています。
ここにお祈りに来た人は、みんな祭壇の前まで回ってイエスの右足先に接吻をしていきます。 世界一マリア信仰が篤いと言われるセビリア、イエスの方が下の段に立っているんですね。 しかも十字架に磔されていないイエスの像が祭壇にあるのも珍しいですね。
普段はもっと豪勢な衣装を着せてもらっているそうなのですが、今日はちょっと質素ですね。
マリアの目からはいくすじもの涙が流れています。 優しく包容力のある女性というよりは、何か悲しみを訴えるような目をされてますね。
街のあちこちにこんなタイルの絵のマリアが描かれています。
ちなみに網の目のように延びる街の通りの名前は、これまたここの焼き物のタイルで出来ていて、なんともいい味出ています。
フラメンコの衣装や生地を売る店、色鮮やかな扇子を売る店など、いろんなお店が並んでいて街歩きも飽きません。
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